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箱根 駒ヶ岳ロープウェー

神奈川県箱根町にある索道 ウィキペディアから

箱根 駒ヶ岳ロープウェーmap
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箱根 駒ヶ岳ロープウェー(はこね こまがたけロープウェー)は、神奈川県足柄下郡箱根町箱根駒ヶ岳を登る、西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する全長1,783 m索道である。2016年1月までは、伊豆箱根鉄道駒ヶ岳索道線(こまがたけさくどうせん)として運営されていた。

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箱根 駒ヶ岳ロープウェー

同索道は箱根火山中央火口丘である標高1,327 mの駒ヶ岳の頂上部と、芦ノ湖畔の箱根園と結び、山頂部は箱根周辺の市街地や富士山などを見渡せるなど展望に優れ多くの観光客が訪れる。また、箱根神社元宮(もとつみや)[1]などもある。

2005年には、同じ伊豆箱根鉄道が運営した駒ヶ岳ケーブルカーが廃止され[2]、駒ヶ岳山頂への唯一の交通手段となった。

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運転方式

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箱根駒ヶ岳ロープウェーの比高断面図
  • 箱根園駅 - 駒ヶ岳頂上駅間で運転している。15 - 20分ごとの運行で所要時間7分。
    • 三線交走式
    • 搬器(ゴンドラ)は定員101名の大型で、「駒ヶ岳」「芦ノ湖」の2台。塗装は長らく3色帯のライオンズカラーであったが、プリンスホテル移管後の2016年4月より、富士山などのイラストとともに箱根園のキャラクター「縁結びのエンチャン」(「駒ヶ岳」)、箱根ジオパークのマスコット「はこジ郎」(「芦ノ湖」)をあしらった新デザインに変更している[3]。なお座席は少なく基本的に立席。

歴史

  • 1962年昭和37年)3月8日:事業許可。
  • 1963年(昭和38年)4月27日:箱根駒ヶ岳ロープウェー開業[4]
  • 1986年(昭和61年)10月:搬器を更新。
  • 2016年平成28年)2月1日伊豆箱根鉄道からプリンスホテルへ事業移管。
  • 2020年令和2年)10月5日:駒ヶ岳頂上駅での運転室部品破損のため上下線のゴンドラが出発直後に停止。乗客はスタッフの誘導により非常ドアからロープを使って1人ずつ降下した[5]。翌日より運休となったが、10月28日より運転再開[6]
  • 2022年(令和4年)4月1日:プリンスホテル(現法人:西武不動産)から西武・プリンスホテルズワールドワイドへ事業移管。
  • 2023年(令和5年)6月25日:年次点検実施中に部品交換が必要なことが判明したため運休[7]。9月20日運転再開。

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箱根園駅
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駒ヶ岳頂上駅

備考

ギャラリー

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写真中央左が駒ヶ岳。山頂に駒ヶ岳頂上駅が見える。箱根園駅は駒ヶ岳の左下の芦ノ湖湖畔にある。
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駒ヶ岳頂上駅の脇から南西方向の眺め。

脚注

外部リンク

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