トップQs
タイムライン
チャット
視点

箱根園

神奈川県箱根町にあるリゾート施設 ウィキペディアから

箱根園map
Remove ads

箱根園(はこねえん)は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根芦ノ湖湖畔東側と神奈川県道75号線沿いにある、コテージ植物園水族館ショッピングモールなどの複合リゾート施設である。関係施設と併せて、芦ノ湖周辺の観光エリアの一つを形成している。

Thumb
箱根園
Thumb
箱根園内の駒ヶ岳ロープウェイ

箱根における西武グループ(旧コクド西武鉄道伊豆箱根鉄道)の開発拠点であり、経営は2006年3月の西武ホールディングス再編まではコクド・西武鉄道、それ以降は西武・プリンスホテルズワールドワイドが担当している。

箱根園の芦ノ湖湖畔からも富士山を展望できる。

運営施設

要約
視点

箱根園水族館

1979年に開業した、標高723メートルに位置する水族館である。日本で一番高い場所にある水族館は標高1,750メートルの蓼科アミューズメント水族館だが、淡水専門の水族館であるため、海水水槽のある水族館としては当館が日本で一番高い場所となる。

魚類・爬虫類・コツメカワウソゴマフアザラシや、キングペンギンジェンツーペンギンマカロニペンギンケープペンギンを飼育・展示する海水館・淡水館とで構成され、450種類32,000点の生物が飼育・展示されている。2003年には「バイカルアザラシ広場」が設置され、2009年に「温泉アザラシ」が知られるようになった。

2013年12月から海水館の大水槽でハナゴンドウの展示も行い、一般公募の中から「結」(ユイ)と名付けられたが、2015年5月31日に死亡し、現在は展示されていない。

園内で使用される海水は、西武グループ系列の伊豆・三津シーパラダイス施設内(沼津市内浦湾)で取水され、タンクローリーで毎日輸送されている。

箱根園コテージ&アネックス

1976年に箱根プリンスホテル(現:ザ・プリンス箱根)の付属施設として、「プリンスコテージ」と「キャンピングコテージ」として開業した。宿泊コテージ・キャンプ場(炊事場)・浴場で構成されている。1986年にはプリンスホテルの別館として「レイクサイドアネックス」が開業した。

2010年よりこれら施設が箱根園に移管され、「箱根園コテージ&アネックス」となった。プリンスコテージは「箱根園コテージ ウエスト」、キャンピングコテージは季節営業の「箱根園コテージ キャンピング」に改称した。

ゴルフ場

富士芦ノ湖パノラマパーク

旧称「箱根ピクニックガーデン」(2008年頃改称)。ザ・プリンス箱根から離れた、県道75号沿いに所在する緑地施設でドッグランがある。敷地面積は8ヘクタールを超える。

施設内にゆり園埼玉県所沢市、旧ユネスコ村)の姉妹施設として整備される「ゆり園」(夏季のみ営業・有料)があったが、2010年に営業を終了した。

箱根九頭龍の森

富士芦ノ湖パノラマパークの向かい・湖畔側にある緑地施設。入場料あり、営業時間あり。

九頭龍神社本宮が鎮座している。

キッズランド&ハムスターランド

1996年に「箱根園バーチャルシアター」(ユネスコ村 大恐竜探検館に設置されたものと同じくインタミン製)として開業。2008年8月1日にフジテレビショップを設置し「フジテレビショップ&シアター」として、施設改装する形で新たに開業した。

2012年「キッズランド&ハムスターランド」に施設名称変更。それに伴い、シアターの稼動は終了している。

過去の上映作品

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪パニックアドベンチャー
2007年度の「お台場冒険王」で上映されたものを編集を加えて上映。オリジナル妖怪「芦ノ湖入道」も登場した。
チャギントン
日本未公開のシナリオを上映していた。上映期間中、伊豆箱根バスによるラッピング車両も運行していた。
Remove ads

関係施設

以下の施設は当園エリア内に位置しているが、当園直轄の施設ではない。

運輸機関
宿泊施設
  • ザ・プリンス箱根(旧:箱根プリンスホテル)本館・新館
  • 龍宮殿旅館)本館・別館
    • 本館は日帰り温泉施設。別館のみ宿泊可能。  

年表

  • 1956年(昭和31年)6月 - 箱根園営業開始[1]
  • 1975年(昭和50年)6月 - 箱根園コテージ営業開始[1]
  • 1979年(昭和54年)7月 - 箱根園水族館営業開始[1]
  • 1986年(昭和61年)4月 - 箱根プリンスホテルにおいて世界30か国の首相・大統領経験者らで構成する「OBサミット第4回総会」(通称:OBサミット箱根会議)が日本で初めて開催[2]

アクセス

元箱根港 → 箱根園港(→ 湖尻港箱根園港)→ 箱根関所跡港
※湖尻港は一部便のみ経由。

フリーパス商品の扱い

かつて勃発した箱根山戦争の名残によって[要出典]、伊豆箱根鉄道の「箱根旅助け」と小田急電鉄の「箱根フリーパス」では利用範囲が異なる。

箱根旅助け/バスフリー

「箱根旅助け」では、伊豆箱根バスの箱根地区 - 小田原駅・湯河原駅・熱海駅間の指定路線と伊豆箱根鉄道の芦ノ湖遊覧船・駒ヶ岳ロープウェー十国峠ケーブルカーが利用可能であり、当園水族館の入園が無料となっている。「箱根バスフリー」は、「箱根旅助け」の交通機関フリーパスを単体化した商品であり、当園(水族館含む)施設は優待料金での利用となる。

箱根フリーパス

「箱根フリーパス」では伊豆箱根バス・芦ノ湖遊覧船は利用対象外であり、当園に乗り入れる利用対象路線は小田急ハイウェイバスの新宿 -(箱根園経由)- 小田急山のホテル間の路線と、御殿場駅 - 元箱根港、桃源台 - 元箱根港の路線(山内シャトル便)がある。フリーパス提示により、当園運営施設関係施設の料金優待が受けられる。

Remove ads

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads