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佐多岬灯台
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佐多岬灯台(さたみさきとうだい)は、鹿児島県大隅半島の先端にある佐多岬の沖、大輪島の断崖上に立つ、白亜の大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。また、この岬は九州の最南端にあり、日本本土最南端と記した標柱も立てられ、周辺は、霧島錦江湾国立公園に含まれ、太平洋を望む景勝地。
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歴史
- 1866年(慶応2年)5月 - アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「改税条約」(別名、江戸条約)によって建設することを約束した8ヶ所の灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬)の一つ。これらを条約灯台とも呼ぶ。
- 1871年11月30日(明治4年10月18日) - 完成、初点灯[1]。日本の「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計・指導した鉄造灯台だった。
- 1945年(昭和20年)3月18日 - 太平洋戦争の攻撃で破壊される。
- 1950年(昭和25年)5月 - コンクリート造で、再建された。
- 1952年(昭和27年)1月23日 - 電化される。
- 1954年(昭和29年)、日本各地で核実験由来の放射性物質を含む降雨。飲料水を天水に頼っていた灯台関係者に放射線障害が出る[2]。
- 1980年(昭和55年)4月24日 - 無線方位信号所(レーマークビーコン)が設置される。
- 1985年(昭和60年)2月21日 - 無人化される。
- 2008年(平成8年)4月10日 - 無線方位信号所(レーマークビーコン)廃止[3]。

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周辺施設
- 佐多岬展望公園
- 御崎神社
脚注
関連項目
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