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信砂駅
かつて北海道増毛郡増毛町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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信砂駅(のぶしゃえき)は、北海道(留萌振興局)増毛郡増毛町大字舎熊村字信砂にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅(廃駅)である。電報略号はノフ。
隣の舎熊駅との駅間距離は0.8 kmで、2016年(平成28年)に留萌駅 - 増毛駅間が廃止されるまでは北海道内最短であった[新聞 1]。 また最終の留萌行き1本は当駅を通過していた。
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歴史

- 1963年(昭和38年)12月1日:日本国有鉄道留萠本線の礼受駅 - 舎熊駅間に信砂仮乗降場(局設定)として新設開業[1]。旅客のみ取り扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に承継。同時に旅客駅に昇格し、信砂駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)3月10日:営業キロ設定。
- 1993年(平成5年)2月2日:増毛方に42m移設[2][3]。
- 2016年(平成28年)12月5日:留萌駅 - 増毛駅間の廃止に伴い廃駅[報道 1][報道 2]。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「ヌプサペッ」(野を流れる川)[4]、また「ヌプ・サ」(原野・浜)の転訛した「ヌプシャ」など、由来には諸説ある。松浦武四郎の日記にも「ノブシャ」と記載されている地である[5]。
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駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北西側(増毛方面に向かって右手側)に存在した[5]。転轍機を持たない棒線駅となっていた[2]。
仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[6]で駅舎はないが、ホーム北側出入口附近に待合所を有した[5]。工事現場用のプレハブの建物で[5]、移設時に新築された[5]。トイレはない[5]。ホームは移設後も木製デッキ式であった[5]床面に黄色い誘導ブロックが貼られていた[5]。
1993年(平成5年)2月に附近の信砂川河川改修工事に伴い、42m増毛方に移設された[2]。移設前の駅は、ホームは線路の南東側(増毛方面に向かって左手側)に存在し、駅舎はなくホーム南側出入口附近に阿分駅と同型の待合所を有していた[2]。ホームは増毛方にスロープを有し[2]駅施設外に連絡していた。
- 駅全景(2004年6月)
- 駅名標(2016年10月)
利用状況
駅周辺
農村の集落がある。農耕地が広がっているが、民家や商店もある[5]。
- 国道231号(日本海オロロンライン)
- 北海道道94号増毛稲田線
- 信砂川
- 新信砂川
- 沿岸バス「彦部」停留所
駅跡
2017年6月ごろ、廃駅舎が解体され更地となっている。同時期に隣接していた踏切も撤去され道路へと改修された。
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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