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僕と幽霊が家族になった件
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『僕と幽霊が家族になった件』(ぼくとゆうれいがかぞくになったけん、原題:《關於我和鬼變成家人的那件事》、英題: Marry My Dead Body)は、2023年台湾の映画。
「冥婚」と「同性婚」を題材にしたコメディ[1]・アクション[1]・サスペンス[1]・ブロマンス[2]・ヒューマンドラマ[3]。
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あらすじ
舞台は台北。異性愛者の独身刑事ウー・ミンハンは、道端で赤い封筒を拾ったことで、ゲイの青年の幽霊マオマオと「冥婚」することになってしまう。
当初は反発しあう二人だったが、 マオマオの死の裏側に凶悪事件があることが判明、協力して捜査することになる。しかし事態は予想外の展開を迎える。
登場人物・キャスト



日本語吹替は無い。
- 主人公。失敗続きで交番勤務になった男性刑事。異性愛者[1]。ゲイに偏見を抱いている。
- 毛邦羽(マオ・バンユー)/ 林柏宏(リン・ボーホン)[2]
- 林子晴(リン・ズーチン) / 王浄(ワン・ジン)[2]
- ミンハンの同僚の女性刑事。周りから「職場の花」扱いされている[2]。
- マオマオの祖母 / 王満嬌
- マオマオの同性愛を支持しており、道端に赤い封筒を置き、拾う男性が現れるのを待っていた。
- マオマオの父 / 庹宗華
- マオマオの同性愛を支持せず、死の直前にケンカしていた。
- マオマオの生前の恋人。
- 林孝遠(リン・シャオユエン)/ 蔡振南
- マフィアのボス。
- 張永康(チャン・ヨンカン) / 馬念先[2]
- ミンハンの上司。
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製作・公開
台湾における同性婚は、2019年に合法化されており、本作もそれを踏まえている[5]。
本作は、2018年に開催された企画公募コンペティション「野草計畫」に応募された短編作品を原案とする[1][5]。製作の過程で、LGBTQ+の当事者団体への相談も行われた[1]。本作のテーマの一つが「価値観の対立」であるため、古い価値観やステレオタイプの描写もあえて取り入れられた[1]。
監督の程偉豪(チェン・ウェイハオ)は、キャリア初期に短編コメディを手掛けた後、『紅い服の少女』(2015年)、『目撃者 闇の中の瞳』(2017年)、『The Soul 繋がれる魂』(2021年)など、長編ホラーやサスペンスでヒットメーカーとなった[1]。本作は初の長編コメディとなる[1]。
2022年11月、第59回金馬奨のクロージング作品として先行上映した後、2023年2月10日、春節に合わせて台湾で公開[5]。その後、香港・韓国・東南アジアでも公開[5]。日本では2023年8月2日から公開[5][6]。2023年8月10日からは、Netflixで全世界に配信している[5]。
反響
台湾で大ヒットし、台湾映画として年間1位・歴代7位の興行収入を達成した[4]。
第60回金馬奨最優秀脚本賞受賞など、複数の受賞・ノミネートがある。
台湾文化部により、第96回米アカデミー賞国際長編映画賞台湾代表作品にも選ばれたが[7]、ノミネートはしなかった。
スピンオフドラマ『正港署』
2024年8月22日から、Netflixでスピンオフドラマ『正港署』(原題: 正港分局)が配信されている[8][2]。こちらには日本語吹替がある。
日本語吹替
ほか。
脚注
外部リンク
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