トップQs
タイムライン
チャット
視点
国立台湾大学
台湾の国立研究大学 ウィキペディアから
Remove ads
国立台湾大学(こくりつたいわんだいがく、英語: National Taiwan University、公用語表記: 國立臺灣大學)は、台湾台北市大安区羅斯福路四段1号に本部を置く中華民国の国立大学。1928年創立、1928年大学設置。大学の略称は台湾大学、台大、NTU。
日本統治時代に創設された旧帝国大学の一つ。国立台湾大学システムおよび台湾EUセンター7大学連盟の一校。
Remove ads
概観
大学全体
国立台湾大学は、日本統治時代の1928年に台北帝国大学(旧字体:臺北帝國大學)として設立され、第二次世界大戦終結後の1945年に現在の名前に変更された。前身として台湾総督府医学校などがある。国共内戦後中華民国随一の最高学府との位置づけがなされ国立中央大学は、国立台湾大学に置き換えられた。2002年、指定国立研究大学7校(現在6校)の一つに指定される[1]。さらに、日本台湾交流協会は台大を台湾の7名門大学の1校に紹介している[2]。
現在は11学院(学部及び研究科)・54学系(学科)・96研究所(専攻)・33研究中心(研究所)と夜間部を擁し、3万人を越える学生が通うマンモス校である。
著名な卒業生にはノーベル化学賞受賞者である李遠哲、チューリング賞受賞者である姚期智、ウルフ賞受賞者である楊祥發(農業部門)、翁啓恵(化学部門)らをはじめ、百名を超える国立科学アカデミー(中央研究院)のフェロー(院士)、李登輝・陳水扁・馬英九・蔡英文・頼清徳ら5人の中華民国総統、連戦・呂秀蓮・呉敦義・陳建仁・頼清徳ら5人の中華民国副総統そのほか、台湾はもとより、世界各国の政・財・官・学の各界で活躍する人材を多数輩出している。
大学出版局として「国立台湾大学出版中心」(台大出版中心)がある。
建学の精神
第二次世界大戦後、傅斯年元北京大学学長が台湾大学の新学長に就任し、台大の自由主義校風を打ち立てた。台湾の白色テロ時代に、台大のキャンパスは全国唯一の学生運動が許可されたところであり、台大教員・学生と出身者が発動した社会運動は台湾民主化の重要な推進力となった。
Remove ads
沿革
台北帝国大学
→詳細は「台北帝国大学」を参照


国立台湾大学の起源は、日本統治時代の1928年(昭和3年)3月16日に、台湾台北州台北市富田町で 7番目の帝国大学として設立される。大学設立の準備段階では当初「台湾大学」との名称が用いられ、その後、「台湾帝国大学」が用いられたが、「台湾帝国大学」では台湾帝国の大学との誤解が生じるとの理由から1927年に「台北帝国大学」に名称が決まった[3]。
日本内地の帝国大学が文部省の管轄であったのに対し、台北帝国大学は台湾総督府の管轄であった。当初は文政学部と理農学部の二学部が設置され、1928年4月より開講した。さらに1941年(昭和16年)には予科(豫科)も作られた。1945年(昭和20年)度時点での学部構成は、文政学部、理学部、農学部、医学部、工学部であった。
国立台湾大学は、旧帝国大学としての連続性を有しつつ現在に至るため、台北帝国大学を前身として位置づけている。一方、ソウル大学校は京城(帝国)大学(京城帝国大学)の廃校後に新設された経緯があるため、同大学校は京城帝国大学を前身とは位置付けていない。
国立台北大学
国立台湾大学
1945年12月15日に「国立台湾大学」と改称、現在に至る。
Remove ads
ランキング
非欧米圏では有数の研究大学として、とくに工学分野はアジア有数と評価されている[4]。ただしTHE世界大学ランキングでは施設の更新の遅れなどを理由に、近年20ポイント以上ランクを低下させている[4]。
- QS世界大学ランキング:68位(2025年)[5]
- THE世界大学ランキング:172位(2025年)[6]
- USニューズ:ベストグローバル大学:233位(2024年)[7]
キャンパス
- 台北キャンパス
- 校本部(10617台北市大安区羅斯福路四段1号)
- 水源キャンパス(10087台北市中正区思源街18号)
- 城中キャンパス(10055台北市中正区徐州路21号)
- 竹北キャンパス(30264新竹県竹北市荘敬一路88号)
- 雲林キャンパス(63247雲林県虎尾鎮学府路95号)
- 山地実験農場(54641南投県仁愛郷仁和路215号)
- 演習林(55750南投県竹山鎮前山路一段12号)
組織
→詳細は「国立台湾大学の系所一覧」を参照
12の学院(学部・大学院研究科)と3の専業学院(専門教育を行う学院、専門職大学院)を置く。
Remove ads
学生
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
教員
歴代学長
Remove ads
スポーツ・サークル・伝統
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
サークル
主な出身者
要約
視点
政治
- 頼清徳 - 中華民国総統(第16代)、元中華民国副総統 (第15代)、元台南市長、民主進歩党主席
- 蔡英文 - 元中華民国総統(第14代、第15代)、元民主進歩党主席
- 馬英九 - 元中華民国総統(第12代、第13代)、元国民党主席
- 陳水扁 - 元中華民国総統(第10代、第11代)、元民主進歩党主席
- 李登輝 - 元中華民国総統(第7代継任、第8代、第9代)、元国民党主席
- 陳建仁 - 中華民国行政院長、元中華民国副総統 (第14代)
- 呉敦義 - 元中華民国副総統(第13代)、元行政院院長
- 呂秀蓮 - 元中華民国副総統(第10代、第11代)、元桃園県長
- 連戦 - 元中華民国副総統(第9代)、元国民党主席
- 謝長廷 - 中華民国駐日代表、元行政院院長、元高雄市長
- 柯文哲 - 元台北市長
- 朱立倫 - 元新北市長、元国民党主席
- 林佳龍 - 元台中市長
- 涂醒哲 - 元嘉義市長
- 鄭文燦 - 桃園市長
- 黄国昌 - 元時代力量主席
- 蘇貞昌 - 元行政院長、元民主進歩党主席、元台北県長
- 陳唐山 - 元中華民国外交部長
- 杜正勝 - 元中華民国教育部長、元国立故宮博物院長
- 羅福全 - 元中華民国駐日代表
- 許世楷 - 元中華民国駐日代表
- 陳文茜 - 評論家、元立法委員、元民主進歩党文化宣伝部主任
- 高嘉瑜(PTT管理人、台北市議、民主進歩党立法委員)
- 鄭麗君 - 民主進歩党立法委員、文化部部長
- 黄偉哲 - 農学・公衆衛生学者、民主進歩党立法委員、第3代台南市長
- 野崎孝男 - 中華民国行政院政務顧問、練馬区議会議員
学術
経済界
- 羅祥安(トニー・ロー) - 元ジャイアント・マニュファクチャリングCEO
文学
音楽
芸能
- 蘇有朋(アレック・スー) - 俳優、アイドル ※中退
IT
その他
交流のある学校
|
|
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads