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全日本紙飛行機選手権大会
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全日本紙飛行機選手権大会(ぜんにほんかみひこうきせんしゅけんたいかい)は、日本紙飛行機協会が主催する紙飛行機の全国大会である。
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※ローカルな会が主催で行うJapan Cup(ジャパンカップ)と呼称する紙飛行機の競技会があるが、全日本紙飛行機選手権大会とは別の競技会である。
大会概略
開催時期
毎年3月下旬 - 9月上旬にかけて地区予選が行われ、10月下旬 - 11月上旬に決勝大会が行われる。決勝大会開催地は歴代優勝者の項目を参照。
競技種目
紙飛行機は組立式の紙飛行機を用いる。折り紙式の紙飛行機は使用しない。
競技種目は、滑空競技・ジャンボ機競技・デザイン機競技がある。
- 滑空競技は、紙飛行機の滑空時間を競う競技で1試合につき計測を5回行いその合計タイムを競うが、気象条件などにより1回での計測記録が有利にならない様に1回での計測時間に上限60秒の制限を設けている、従って5回計測の最高記録は300秒となる。
- 滑空競技は、自由ゴム(参加者の自由設計した紙飛行機で、パチンコ式のゴムで発進する)、自由手投げ(参加者の自由設計した紙飛行機で、手で投げて発進する)、規定種目(その時の大会の規定するキット等で競技し発進方法はパチンコ式のゴム又は手投げで発進する)の各種目にカテゴリ分けされている。
- ジャンボ機競技は、オールペーパーで主翼幅が1m以上の紙飛行機の大きさやその飛行性を総合的に競技するものであったが、第17回以降の大会からは競技種目として採用されていない。地方予選が無く決勝大会からエントリー可能であった。
- デザイン機競技は、紙飛行機のデザイン性やその飛行性能を総合的に競技するものであったが、第17回以降の大会からは競技種目として採用されていない。地方予選が無く決勝大会からエントリー可能であった。
競技クラス
- 各競技ともA・J (B)のクラスがある、J (B) クラスは年齢制限があり第17回大会より参加資格が小学生以下となっている。第11回大会からL(レディース)クラスが設けられたが、参加者人数不足等により第15回大会を最後に行われていない。
- 第18回大会よりBクラスの呼称がJクラスに変更された。
敗者復活競技
- 決勝大会前日には予選会競技で決勝進出出来なかった競技への復活競技が行われている。
- 第9回大会では会場の関係で敗者復活競技が行われなかった。
- 第20回大会からは予選会に1回以上参加している事が敗者復活競技への参加条件とされた。
後援・協賛
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歴史
要約
視点
- 1993年11月 - 第1回ジャパンカップ・全日本紙飛行機選手権大会として開催(毎日新聞社共催)した。以降開催しない年度もあったが、ほぼ毎年開催している。
- 1994年11月 - 第2回大会が大阪府・万博記念公園にて開催された。
- 1995年11月 - 第3回大会が大阪府・万博記念公園にて開催された。
- 1996年11月 - 第4回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 1997年11月 - 第5回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 1999年11月 - 第6回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2000年11月 - 第7回大会が大阪府・万博記念公園にて開催された。
- 2001年11月 - 第8回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2002年11月 - 第9回大会が愛知県・ナゴヤドームにて開催された。
- 2003年11月 - 第10回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2004年09月 - 第11回大会が北海道・赤井川村キロロリゾートにて開催された。
- 2005年11月 - 第12回大会が石川県・かほく市にて開催された。
- 2006年10月 - 第13回大会が青森県・三沢市にて開催された。
- 2007年11月 - 第14回大会が福岡県・海の中道海浜公園にて開催された。
- 2008年11月 - 第15回大会が東京都・大島小松川公園にて開催された。
- 2009年11月 - 第16回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2011年11月 - 第17回大会(東京都・武蔵野中央公園開催)より、呼称をジャパンカップから「二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会」と呼称変更した。
- 2012年11月 - 第18回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2013年11月 - 第19回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2014年11月 - 第20回大会が記念大会として東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2015年11月 - 第21回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2016年11月 - 第22回大会が東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2017年11月 - 第23回大会が宮城県・霞目飛行場(陸上自衛隊霞目駐屯地内)にて開催された。
- 2018年11月 - 第24回大会が岐阜県・各務原市総合運動公園にて開催された。
- 2019年11月 - 第25回大会を東京都・武蔵野中央公園にて開催された。
- 2020年11月 - 第26回大会を東京都・武蔵野中央公園にて開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から翌年へ延期となった。
- 2021年09月 - 日本紙飛行機協会主催としての開催は第26回大会にて終了することが発表された。
- 2022年02月 - 第26回大会の延期を受けて同開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった。
- 2022年03月 - 第27回大会以降は同大会名にて愛好家による自主運営の開催が発表となり、その歴史に一旦幕を閉じる。
歴代優勝者
- クラスは F:フリークラス(クラス分け無)、L:レディースクラス、☆は優勝者以外からの文部科学大臣賞の受賞者
エキシビション競技
各大会では、プロフィール紙飛行機等を用いて大会公式競技の他にエキシビション競技を行う事がある。
- 第19回大会では、プロフィール紙飛行機三菱零戦を用いた滑空競技が行われ、特別賞として入賞者(1位~6位)には宝田明より宝田明賞が贈られた。
- 第20回大会では、スチレン機(α・ジェット)を用いた滑空競技が行われた。
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関連項目
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