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三沢市
青森県の市 ウィキペディアから
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三沢市(みさわし)は、青森県の東部にある市。在日米軍三沢基地が所在し、そこに所属の軍人・軍属とその家族で約1万人も住む。基地所属部隊はアメリカ各軍(主に空軍)および航空自衛隊。
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地理
要約
視点

人口
三沢市の外国人登録人口は全人口の1%程度だが、アメリカ軍の三沢基地に関連して約1万人のアメリカ人が住んでいるため人口の20%程度がアメリカ人であるといえる(2007年7月末)[1]。
- 人口 : 39,122人
- アメリカ人・軍属およびその家族 : 約10,000人
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三沢市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三沢市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 三沢市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
三沢市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
令和2年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、2.6%減の39,152人であり、増減率は県下40市町村中4位。
三沢都市圏
都市雇用圏(10 % 通勤圏)の人口は2015年時点で約4万人であり、三沢市も単独で三沢都市圏を形成している。
- 都市雇用圏(10 % 通勤圏)の変遷[2]
- 10 % 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
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気候
要約
視点
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。
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歴史



- 1896年(明治29年)6月15日 - 三陸津波襲来。
- 1931年(昭和 6年)10月4日 - 太平洋無着陸横断飛行を挑むミス・ビードル号、淋代海岸より午前7時1分発進。
- 1933年(昭和 8年)3月3日 - 三陸津波襲来。
- 1948年(昭和23年)2月11日 - 上北郡三沢村と六戸村・下田村・浦野館村の3村の一部が合併し、大三沢町(おおみさわちょう)が発足。
- 1952年(昭和27年)1月11日 - 三沢空港開設、日本航空により千歳、東京便就航。
- 1958年(昭和33年)5月25日 - 大雨のため古間木新町で防空壕が崩壊。中で遊んでいた小学生6人が死亡[4]。
- 1961年(昭和36年)3月20日 - 東北本線古間木駅を三沢駅に改称。
- 1965年(昭和40年)3月31日 - 三沢空港閉鎖。
- 1966年(昭和41年)1月11日 - 三沢大火発生。市中心部の商店街など10.8haを焼き尽くす。
- 1968年(昭和43年)5月16日 - 十勝沖地震発生。震度5の強震が襲う。
- 1969年(昭和44年)8月19日 - 第51回全国高等学校野球選手権大会で三沢高校が準優勝。
- 1975年(昭和50年)5月10日 - 三沢空港運用再開。
- 1980年(昭和55年)9月2日 - 三沢漁港、一部供用開始。
- 1981年(昭和56年)10月4日 - ウェナッチ市と姉妹都市締結。
- 1987年(昭和62年)2月1日 - 鈴木重令市長就任。
- 1994年(平成 6年)12月28日 - 三陸はるか沖地震発生。震度5の強震。
- 1996年(平成 8年)2月4日 - 三沢アイスアリーナオープン。
- 1996年(平成3月15日 - 関西国際空港便就航。 8年)
- 1996年(平成7月4日 - ビードルプラザ・ダイエーとうてつ三沢店オープン。 8年)
- 1996年(平成12月1日 - 三沢市屋内温水プールオープン。 8年)
- 1997年(平成 9年)4月1日 - 三沢市ケーブルテレビジョン(MCTV)開局。
- 1997年(平成7月27日 - 寺山修司記念館オープン。 9年)
- 2000年(平成12年)1月29日 - 第55回国民体育大会冬季大会が開催。
- 2000年(平成12年)7月20日 - 三沢ビードルビーチ、オープン。
- 2000年(平成12年)10月1日 - 道の駅みさわ斗南藩記念観光村オープン。
- 2001年(平成13年)8月23日 - 東ウエナッチ市と姉妹都市締結。
- 2002年(平成14年)7月25日 - よこまちストア三沢店、オープン
- 2003年(平成15年)2月 - 青森冬季アジア大会の一部競技が三沢アイスアリーナにて開催。
- 2003年(平成15年)8月8日 - 青森県立三沢航空科学館がオープン。
- 2004年(平成16年)4月27日 - おおぞら広場オープン。
- 2004年(平成16年)6月20日 - 2004MISAWA MXビードルカップ開催。
- 2005年(平成17年)4月13日 - 三沢堀口ショッピングセンター、オープン。
- 2005年(平成17年)11月8日 - 仏沼がラムサール条約に登録される。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 三沢市立おおぞら小学校開校。
- 2009年(平成21年)12月19日 - アメリカ村がオープン。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震で震度4を観測。地震と津波による、三沢市の被害額が78億(内訳:三沢漁港の被害額が45億)[7]、住家被害(全壊22棟、半壊19棟、一部破損40棟)、非住家被害102棟。[8]
- 2012年(平成24年)4月1日 - 十和田観光電鉄十和田観光電鉄線廃線。
- 2020年(令和2年)4月4日 - 三沢駅西口に三沢駅前交流プラザみーくるがオープン。
行政
- 市長:小桧山吉紀(こひやま よしのり、2019年6月17日 - 、2期目)
- 市議会:定数18人(現在の議員の任期は2024年3月19日まで)
歴代市長
産業
アメリカ軍および航空自衛隊三沢基地に大きく依存する。商業活動が主体である。
- 産業構成比率
- 第一次産業:8.3%
- 第二次産業:25.2%
- 第三次産業:66.3%
漁業
- 三沢漁港
- 三沢市漁業協同組合
農業
郵便
直営郵便局
- 三沢郵便局〔集配局〕(84081)〔幸町3丁目〕
- 三沢大津郵便局〔84030)〔大津1丁目〕
- 淋代郵便局(84203)〔淋代3丁目〕
- 三沢平畑郵便局(84234)〔平畑1丁目〕
- 三沢駅前郵便局(84242)〔本町2丁目〕
- 三沢大町郵便局(84274)〔大町2丁目〕
簡易郵便局
- 谷地頭簡易郵便局(84799)〔谷地頭2丁目〕(2022年3月1日より一時閉鎖)
姉妹都市・提携都市
海外
三沢空港
→詳細は「三沢飛行場」を参照
三沢空港の歴史は、1941年(昭和16年)に旧日本海軍が三沢地区に三沢飛行場を開設したことで始まる。1942年(昭和17年)には三沢海軍航空隊が創設された。終戦直後、アメリカ軍が空港を接収し拡張を行った。現代では、第35戦闘航空団が駐留している。航空自衛隊に至っては、1958年(昭和33年)には北部航空方面隊司令部が発足した。アメリカ軍および航空自衛隊の所属航空機はF-16、F-2、F-35A、E-2C、P-3C、CH-47などがある。 民間航空については、最初の旅客機就航は1952年(昭和27年)、日本航空による三沢-東京、三沢-千歳線であった。途中、約10年もの間就航が中止された時期もあったが、1975年(昭和50年)に東亜国内航空によって就航が再開された。現在は日本航空(JAL)[注釈 1]が羽田空港、伊丹空港、丘珠空港への直行便を運航している。
アメリカ軍・自衛隊・民間航空の三者が共同使用する空港は、日本では2012年12月に山口県岩国市の岩国飛行場で民間定期便が再開されるまで三沢空港が唯一であった[9]。
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地域
所轄警察署
所轄消防署
教育
高等学校
県立
中学校
市立
※以下は廃校。
- 天ヶ森中学校〔大字天ケ森字天ケ森〕(2002年・第二中学校へ統合)
小学校
市立
- 木崎野小学校〔東町4丁目〕
- 岡三沢小学校〔岡三沢3丁目〕
- 上久保小学校〔大町3丁目〕
- 古間木小学校〔古間木1丁目〕
- 三沢小学校〔大字三沢字園沢〕
- 三川目小学校〔鹿中2丁目〕
- おおぞら小学校 〔大字三沢字庭構〕
※以下は廃校。
- 根井小学校〔根井1丁目〕(2006年・おおぞら小学校を統合新設)
- 六川目小学校〔六川目2丁目〕(同上)
- 織笠小学校〔織笠4丁目〕(同上)
- 谷地頭小学校〔谷地頭1丁目〕(同上)
- 天ヶ森小学校〔大字天ケ森字天ケ森〕(2002年・織笠小学校へ統合)
- 淋代小学校〔淋代3丁目〕(2010年・三沢小学校へ統合)
幼稚園
- カトリック幼稚園
- 松園幼稚園
- いちい幼稚園
学校教育以外の施設
保育所
- 三沢市立中央保育所
- 三沢乳児保育所
- 松園保育園
- 美野原保育園
- 光華保育園
認定こども園
- 春日台保育園
- ふるまぎの森
- 愛子こども園
- チャリティー第一保育園
- チャリティー第二保育園
- 岡三沢こども園
- 平畑こども園
- 浜三沢保育所
- おおつ保育園
- 三川目保育園
- 鹿中保育園
- 淋代保育園
- 三沢第一幼稚園
金融機関
国の機関
在日米軍
- 在日米空軍三沢基地
マスメディア
エリア放送
三沢市は、エリア放送地上一般放送局の免許を取得し [10]、 ワンセグ放送を実施している。
詳細は三沢市ケーブルテレビ#エリア放送を参照されたい。
隣接する自治体
交通
鉄道
路線バス
道路
- 一般国道
※高速道路は市内を通っていない。最寄り高速道路インターチェンジは第二みちのく有料道路三沢十和田下田IC、もしくは上北自動車道六戸三沢IC。
空港
港湾
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
祭事・催事
開催日程順
観光スポット・名所・旧跡
- 斗南藩記念観光村(道の駅みさわ併設)〔谷地頭4丁目〕
- 寺山修司記念館〔三沢字淋代平〕
- 青森県立三沢航空科学館 〔三沢字北山〕 - YS-11
- 淋代海岸 (太平洋無着陸横断飛行記念碑)
- 古牧温泉
- 三沢ビードルビーチ〔三沢字浜通〕
- 歴史民俗資料館〔三沢字淋代平〕
- 先人記念館〔谷地頭4丁目〕 - 会津虎徹(旧斗南藩士広澤家所蔵の太刀)
- 渋沢文化会館〔古間木山〕
- 三沢市国際交流スポーツセンター
著名な出身者
- あしべゆうほ - 漫画家
- 新谷姫加 - タレント・アイドル
- 今井陽子 - 女優
- ELLY - 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・ダンサー
- 太田幸司 - 元プロ野球選手
- 大野果奈 - 元バレーボール選手、元全日本代表選手
- 大野果歩 - 元バレーボール選手
- 沖澤のどか - 指揮者
- 奥山かずさ - 女優・モデル
- かいしのぶ - 元グラビアアイドル
- 和興 - 俳優、モデル
- 柿崎幸男 - 元プロ野球選手
- 鹿原徳夫 - 元茨城放送アナウンサー
- 北向珠夕 - 女優・グラビアアイドル
- 北村正哉 - 元青森県知事
- 木村登勇 - 元プロボクサー
- 杏真理子 - 歌手
- 小林孝志 - ゲームクリエイター
- 小比類巻かほる - ミュージシャン
- 小比類巻貴之 - キックボクサー、元K-1選手
- 小比類巻富雄 - 三沢市長(在任中に死去)、元大三沢町長、元青森県議会議員
- 桜沢菜々子 - 元AV女優
- 佐々木明義 - 元プロ野球選手
- 沢居寛也 - ラグビー選手
- 澤岸隆幸 - NHKアナウンサー
- 沢田教一 - 写真家
- 杉本康雄 - 青森県立美術館館長、元みちのく銀行頭取
- 鈴木重令 - 三沢市長(在任中に死去)
- 李KPA - イラストレータ
- SWALLOW - 3人組バンド
- 貴ノ浪貞博 - 元大相撲力士(大関)19代年寄・音羽山
- 田中義三 - 新左翼活動家
- 種市篤暉 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
- 種市一正 - 元三沢市長、元JA全農会長
- 寺山修司 - 詩人
- 冨田開 - プロアイスホッケー選手(横浜GRITS)
- 中村優花 - バスケットボール選手
- バイロン・ハワード - 映画監督
- 橋本康成 - 元青森放送プロデューサー・ディレクター・アナウンサー
- 広沢安任 - 近代畜産の父
- 二又一成[11] - 声優
- MASSAN - MC
- 水谷ケイ - 女優・モデル
- 紫りら - 宝塚歌劇団星組
- モモ - シンガーソングライター
- 森本千絵 - アートディレクター
- 八重沢憲一 - 元プロ野球選手
- 安川結花 - 女優・プロレスラー
- 谷地恵美子 - 漫画家
- 山田美花 - 元バレーボール選手
- 山本希望 - 声優
- LIKIYA - THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・ダンサー
- ひめか - 元プロレスラー
- 駒沢颯 - プロバスケ選手
その他
- 日本の音風景100選:小川原湖畔の野鳥
- ラムサール条約:小川原湖近くの「仏沼」が指定。絶滅が危惧されているオオセッカなどが生息。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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