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円乗院 (さいたま市)

埼玉県さいたま市中央区にある真言宗智山派の寺院 ウィキペディアから

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円乗院(えんじょういん)は、埼玉県さいたま市中央区にある真言宗智山派寺院

概要 円乗院, 所在地 ...

歴史

建久年間(1190年 - 1199年)、畠山重忠の開基である[1]

元々は武蔵国足立郡道場村(現・同市桜区道場)に位置していたが、慶長年間(1596年 - 1615年)に賢明により現在地に移転した[2]

1749年寛延6年)に「談林格」の寺格を得ており、当地における真言宗の中心寺院であった[1]

当寺の地蔵堂の中に「送り地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像がある。大宮宿で泥酔していた武士を見守っていたという地蔵で、武蔵国足立郡小村田村(現・同市中央区本町東)の在林寺に安置されていたが、明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり、後に当寺に移された。室町時代前期の作という[2]

境内

境内は写真撮影が禁止されていて、公式サイトのほか、その旨の看板が仁王門(入口)脇に設置されている。

  • 本堂 - 1926年落成
  • 多宝塔 - 1981年5月17日落慶
  • 五大尊
  • 仁王門 - 1992年建立
  • 二天門 - 1992年建立
  • 安養の館
  • 十三仏堂
  • 万霊塔 - 1992年改築
  • 大日堂
  • おとしより幸福観音・ぼけ封じ観音
  • 千代桜 - エドヒガンの変種(シダレザクラ)。

文化財

  • 圓乘院けまん(さいたま市指定有形文化財 昭和42年4月21日指定)[3]
  • 圓乘院朱印状(さいたま市指定有形文化財 昭和56年2月13日指定)[4]
  • 圓乘院の千代桜(さいたま市指定天然記念物 昭和39年1月13日指定)[5]

交通アクセス

脚注

参考文献

外部リンク

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