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千島列島沖地震 (2007年)

2007年1月13日に千島列島付近で発生した地震 ウィキペディアから

千島列島沖地震 (2007年)
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2007年千島列島沖地震(2007ねんちしまれっとうおきじしん)は、日本時間で2007年平成19年)1月13日午後1時23分頃に、千島海溝(新知島沖)付近で発生したモーメントマグニチュード(Mw)8.1[1]USGS気象庁発表はMj8.2、Mw8.1[2][3]太平洋津波警報センター発表はM8.4)の地震

概要 本震, 発生日 ...

破壊継続時間約50秒。2006年に発生した千島列島沖地震の震源は海溝の大陸プレート側における海溝型地震(プレート境界型地震)であったが、この地震は大きな海溝型地震の後に発生することのある、海溝に沈み込む前の海洋プレート(太平洋プレート)における正断層型のアウターライズ地震(海洋プレート内地震の一種)で、2006年に発生した地震の誘発地震である[4]

震源地は千島列島の新知島(シムシル島)東方沖の太平洋で、震源の深さは30km[3]。この地震の影響で気象庁は午後1時36分、日本では北海道から和歌山県の太平洋沿岸部、伊豆諸島の沿岸部に津波警報津波注意報を発表した[3]。なお、この地震の名称は報道機関が便宜上付けた名称である。

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地震

日本国内では、北海道・青森県・岩手県・宮城県で最大震度3を観測したほか、山形県・秋田県・福島県・長野県・栃木県・神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・兵庫県でも震度1~2を観測した[3]

津波

津波警報・津波注意報

  • 日本の気象庁は、この地震で北海道太平洋沿岸東部、オホーツク海沿岸地域に津波警報を、北海道の日本海沿岸、東日本の太平洋沿岸と、伊豆諸島に津波注意報を発表した[3]。津波警報が発表されたオホーツク海沿岸では津波の高さが1mと予想された。津波注意報が解除された後、鹿児島県十島村で40cm、奄美市で20cmの津波が観測された[5]
  • 日本以外では、千島列島全域やアメリカ西海岸、ハワイフィリピン台湾でも津波発生の恐れがあるとして警戒が行われた。
  • その他、13時37分から緊急警報放送も合わせて実施した[6]

避難指示・避難勧告

今回の津波警報・注意報に伴い、避難の指示勧告が行われた。

避難勧告

脚注

関連項目

外部リンク

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