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南千住浄水場

東京都荒川区にあった浄水場 ウィキペディアから

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南千住浄水場(みなみせんじゅじょうすいじょう、英称 Minami-Senju Purification Plant)は、東京都荒川区にあった東京都水道局浄水場である。

概要 南千住浄水場, 所在地 ...

概要

荒川区は、下水道局三河島処理場の処理水を、隣接する千住製紙工場に供給する契約を1955年に結んでいたが、さらにこの水を江東地区の工業用水として送水するため、1962年に南千住浄水場の建設に着手した[1][2]

江東地区の工業用水道の浄水場として1964年(昭和39年)8月15日に竣工[3]。原水は東京都下水道局三河島水再生センターの下水処理水であり、急速ろ過のうえ、ろ過水は江東区墨田区荒川区の全部、足立区江戸川区の一部に送水していた。施設解体後、跡地には荒川給水管理所が建設された。

沿革

  • 1964年8月15日 - 通水[4]。三河島処理場の処理水7,000立方メートル/日を供給される[4]

特徴

導水ポンプ

高速凝集沈でん池

円形スラリー循環型が4池あり、1池当たりの処理能力は標準で39,600m³/日から最大で47,500m³/日であり、1池当たりの池内容積は3,008m³、分離面積は505m²、上昇流速55~65mm/分である。

急速ろ過池

重力開放型ホイラー式で12池あり、1池内法長9.2m、幅12.0m、深さ4.6m、1池当たりのろ過面積は96m²、ろ過速度は150m/日、洗浄方式は逆洗浄(逆洗)及び回転式表面洗浄(表洗)装置であった。これら12池のろ過池は、管廊を挟み6池ずつ両側に並列配置としていた。

配水池

配水ポンプ

汚泥濃縮槽

アクセス方法

周辺情報

脚注

関連項目

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