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南観光交通
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南観光交通株式会社(みなみかんこうこうつう)は、東京都日野市に本社を置く日本のタクシー・バス事業者である[1]。多摩地域を基盤に、福祉バスや福祉タクシーなど福祉輸送に力を入れている。
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概要
1964年にタクシー事業者として創業し、1990年に特定バス事業を開始してバス事業に参入した[2]。タクシー課ではタクシー・ハイヤー・福祉タクシー・観光タクシー事業、バス課では特定バス・貸切バス・乗合バス事業を行う[1]。日本バス協会傘下の東京バス協会会員にはなっていない[3]。
2003年4月からは、日野市からコミュニティバスの運行委託を受け、「日野市丘陵地ワゴンタクシー かわせみGO」[4][5]を運行している[2][6]。
事業所
沿革
- 1964年(昭和39年)10月 - 東京都日野市に創業、タクシー事業を開始[2]。
- 1973年(昭和48年)3月 - 地域の青少年育成を目的に、剣道場「東京至誠館道場」を設立[2]。
- 1988年(昭和63年)5月 - 福祉タクシーを運行開始[2]。
- 1989年(平成元年)3月 - 観光タクシーを運行開始[2]。
- 1990年(平成2年)5月 - 特定バス事業を開始、バス事業に参入[2]。
- 1998年(平成10年)7月 - 貸切バス事業を開始[2]。
- 2003年(平成15年)4月 - スクールバス運行受託開始[2]。日野市コミュニティバス「丘陵地ワゴンタクシー かわせみGO」[4][5]運行受託開始[2]。
- 2008年(平成20年)4月 - 病院送迎バスを運行開始。
- 2013年(平成25年)12月20日 - 長年にわたり福祉輸送に携わった功績を称えられ、日野市内では初の受賞となる「東京都福祉のまちづくり」功労者として東京都知事より感謝状が贈呈される[7]。
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日野市丘陵地ワゴンタクシー かわせみGO
日野市からコミュニティバスの運行を受託し「丘陵地ワゴンタクシー かわせみGO」を運行している[4]。愛称は日野市の鳥・カワセミ[8]から。
2003年4月より運行開始[2]。京王電鉄バスの路線バスやコミュニティバス「日野市ミニバス」が通らない丘陵地の狭隘路に、乗合タクシー方式のコミュニティバスとして運行している。経路と時刻表を定めた定時定路線であり、デマンドバス方式ではない。
平日のみ運行(土休日・年末年始は運休)[4]。運賃は大人200円、小児100円均一(未就学児は無料)[4]。支払い方法は現金のみで、PASMO・Suicaなどの交通系ICカードや、東京都シルバーパスは利用できない[4]。
専用車両は日産・キャラバン、日産・NV350キャラバン[5]。南観光交通カラーに「かわせみGO」の青いロゴが入る[5]。車椅子用リフトは装備していないため車椅子での乗車はできない[4]。
路線
明星ルート
平山ルート
車両
車両のカラーリングは基本的にバス・タクシー共通で、白地に青系グラデーションのストライプと「MINAMI」のロゴが入る。
貸切バス車両は日野自動車製を中心に、日野・セレガ(9mショートボディ含む)、日野・メルファ、日野・ブルーリボンII、日野・リエッセIIなどを導入している。各車種に車椅子用リフト付きバスも揃えている。また特定バス車両として、国士舘大学スクールバス専用車の日野・ブルーリボンシティと日野・セレガも在籍する。
タクシー車両はトヨタ自動車製を中心に、トヨタ・シエンタ(ハイブリッド車)、ジャンボタクシーとしてトヨタ・ハイエースなどを導入している。福祉タクシーとして車椅子用リフト付き車両もある。
日野市コミュニティバス「丘陵地ワゴンタクシー かわせみゴー」専用車両は、日産自動車製のワンボックスカーである日産・キャラバン、日産・NV350キャラバン(車椅子用リフト無し)を採用している。
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剣道場「東京至誠館道場」
1973年3月、剣道場「東京至誠館道場」を創設し、当初は南観光交通が直営で運営していた。所在地も本社と同一敷地内であったが、老朽化のため2019年に多摩都市モノレール甲州街道駅近くに移転し、一般社団法人東京至誠館を設立して運営も移管した。
脚注
関連項目
外部リンク
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