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危険な女たち
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『危険な女たち』(きけんなおんなたち)は、1985年に松竹が製作した日本映画[1]。大竹しのぶ主演・野村芳太郎監督[2][3]。
アガサ・クリスティ原作『ホロー荘の殺人』の映画化[1][2][4]。舞台を南紀・白浜に置き換え[5][6]、別荘でおきた殺人事件をもとに、女の愛憎のドラマを描く[1][2]。 野村芳太郎監督は、本作の撮了後20年、没するまで一本も映画を撮ることがなかった。結果的に本作が遺作となった。
キャスト
スタッフ
- 監督 : 野村芳太郎
- 製作 : 野村芳太郎・野村芳樹
- 脚本 : 竹内銃一郎・古田求
- 原作 : アガサ・クリスティー 『ホロー荘の殺人』
- 撮影 : 川又昂
- イメージフォト : 立木義浩
- 録音 : 原田真一・松本隆司
- 照明 : 小林松太郎
- 編集 : 太田和夫
- 美術 : 森田郷平
- 監督助手 : 松原信吾
- 音楽デザイン : 杉田一夫
- 主題歌 : 安野ともこ「ミステリユ」(キャニオン・レコード)
製作
アガサ・クリスティー原作『ホロー荘の殺人』の映画化に当たり、アメリカ、イギリス、西ドイツ、オーストラリアと日本の松竹5ヶ国で激しい版権争いが起こり、松竹が日本映画としては破格の30万ポンド(当時の日本円で約9000万円)で映画化権を勝ち取った[4]。それまでの海外小説の映画化権料は1000万円前後が相場で、高くても2~3000万円だったため、破格の高額権料として話題を呼んだ[4]。アガサ・クリスティーの小説の映画化は当時で全世界で23本、うち10本が日本でも公開されていた[4]。当初のクランクインは1984年6月の予定だったが、映画化権を巡るゴタゴタがあり、松竹はたまたま主演の大竹しのぶが妊娠したため、それを理由として製作延期を発表し、公開は約一年遅れた[4]。
BS松竹東急の作品紹介に書かれた「ひとりの男性をめぐる4人の女性の…」の説明は[6]、大竹しのぶ、藤真利子、和由布子、池上季実子を指すが、このうち和由布子は三田村邦彦に恋するため「ひとりの男性(寺尾聰)をめぐる3人の女性」が正しい。美人女優が競演するため、衣装協力として30社程度のDCブランド等がエンドクレジットで表記される。
ロケ地
脚注
外部リンク
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