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古川真人

日本の小説家 ウィキペディアから

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古川 真人(ふるかわ まこと、1988年7月29日[1] - )は、福岡県福岡市出身[2]神奈川県横浜市在住の小説家[2]

概要 古川 真人(ふるかわ まこと), ペンネーム ...

略歴

第一薬科大学付属高等学校卒業、國學院大學文学部中退[2]

2016年、「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞し[3][2]、同作で第156回芥川龍之介賞候補[4]

2017年、「四時過ぎの船」で第157回芥川龍之介賞候補[5]2018年、『四時過ぎの船』で第31回三島由紀夫賞候補[6]

2019年、「ラッコの家」で第161回芥川龍之介賞候補[7]2020年、「背高泡立草」で第162回芥川龍之介賞受賞[8]

作風

母親が長崎県平戸市的山大島出身ということもあり、作品中では同島の方言である大島弁の会話が頻出している[9]

作品

単行本

  • 『縫わんばならん』(新潮社、2017年1月、ISBN 978-4103507413
    • 初出:『新潮』2016年11月号
  • 『四時過ぎの船』(新潮社、2017年7月、ISBN 978-4103507420
    • 初出:『新潮』2017年6月号
  • 『ラッコの家』(文藝春秋、2019年7月、ISBN 978-4163910864
    • 「ラッコの家」 - 『文學界』2019年1月号
    • 「窓」 - 『新潮』2018年7月号
  • 『背高泡立草』(集英社、2020年1月、ISBN 978-4087717105 / 集英社文庫、2023年3月、ISBN 978-4087444964
    • 「背高泡立草」 - 『すばる』2019年10月号
    • 「即日帰郷」(文庫版のみ) - 書き下ろし
  • 『ギフトライフ』(新潮社、2023年3月、ISBN 978-4103507437
    • 初出:『新潮』2022年7月号
  • 『港たち』(集英社、2025年1月、ISBN 978-4087718898
    • 「港たち」 - 『すばる』2023年7月号
    • 「シャンシャンパナ案内」 - 『すばる』2023年12月号
    • 「明け暮れの顔」 - 『すばる』2022年4月号
    • 「鳶」 - 『すばる』2024年2月号
    • 「間違えてばかり」 - 『すばる』2024年7月号

アンソロジー収録

  • 「タイマイ異聞」 - 『文学2020』(日本文藝家協会編、講談社、2020年5月)
    • 初出:『新潮』2019年7月号
  • 「あぶない、落ちるぞ!」 - 『ベスト・エッセイ2023』(日本文藝家協会編、光村図書出版、2023年6月)
    • 初出:『文學界』2022年1月号

単行本未収録作品

小説

  • 「生活は座らない」 - 『群像』2020年3月号
  • 「宿酔島日記」 - 『文學界』2020年7月号
  • 「揚子江の大きなヒラメ」 - 『文學界』2021年2月号
  • 「おさななじみ」 - 『新潮』2023年1月号
  • 「フィードバック」 - 『新潮』2023年2月号
  • 「昇り降り」 - 『新潮』2024年6月号
  • 「風呂の順番」 - 『文學界』2024年7月号
  • 「夜と踵」 - 『新潮』2025年3月号
  • 「どうせ焼肉――九州男尊女卑考」 - 『文學界』2025年3月号
  • 「豚の泳ぐ日」 - 『すばる』2025年9月号
  • 「近づくと遠ざかる船」 - 『文學界』9月号

エッセイ・書評・その他

  • 「『正解』とは違う場所」 - 『すばる』2017年7月号
  • 「時代の声変わり」(橋本治『草薙の剣』書評) - 『すばる』2018年6月号
  • 「紙片から顔を上げて」 - 『文學界』2020年3月号
  • 「長崎三冊」 - 『群像』2018年4月号
  • 「こんなことしてていいのか日記」 - 『すばる』2020年7月号 - 9月号
  • 「接種の感想 久栖博季さんのデビュー作に託けて」 - 『新潮』2022年2月号
  • せなを照らす」(宇佐見りん『くるまの娘』書評) - 『新潮』2022年7月号
  • 「読書日録」 - 『すばる』2023年1月号 - 3月号
  • 「支配の核を射抜く目」(中西智佐乃『狭間の者たちへ』書評)[10] - 『』2023年7月号
  • 「生と死の不可解を探る」(小池水音『息』書評) - 『新潮』2023年8月号
  • 「テロと戦時下の2022-2023日記リレー」八月二十六日(金) - 九月一日(木) - 『新潮』2023年9月号
  • 「私の書棚の現在地」(書評連載)
    • 「忘却と記憶」(小山田浩子『かえるはかえる パイプの中のかえる2』) - 『新潮』2024年2月号
    • 「感情は統制できたか」(柏木新『戦争と演芸――“笑い”は嫌われ、“泣き”も止められ』) - 『新潮』2024年5月号
    • 「声の翻訳」(レイチェル・カーソン森田真生『センス・オブ・ワンダー』) - 『新潮』2024年9月号
    • 「一切は台所に向かう」(エマヌエーレ・コッチャ『家の哲学 家空間と幸福』) - 『新潮』2024年12月号
    • 「あくまでも生のために」(三浦耕吉郎『自然死(老衰)で逝くということ――グループホーム「わたしの家」で父を看取る』) - 『新潮』2025年3月号
    • 「文字と杖」(毎日新聞社点字毎日編集部編『点字新聞が伝えた視覚障害者の100年 自立・社会参加・文化の近現代史』) - 『新潮』2025年6月号
  • 「生活の泳ぎ方」(三浦哲哉『自炊者になるための26週』書評) - 『新潮』2024年3月号
  • 「身体を記す 兄とおれの腕のあいだ」 - 『文學界』2024年12月号
  • 「覗きこんで、飛びこむ」(久栖博季『ウミガメを砕く』書評) - 『新潮』2025年1月号
  • (神田三亀男編『原爆に夫を奪われて一ー広島の農婦たちのと証言』(岩波新書)書評) - 『新潮』9月号

脚注

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