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君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦による日本の連載漫画 ウィキペディアから

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君と宇宙を歩くために』(きみとうちゅうをあるくために、英語: Spacewalking with You)は、泥ノ田犬彦による日本の漫画。『&Sofa』(講談社)において、2023年6月26日から連載中。生きづらさを抱える2人の高校生が、困難に直面しつつも楽しく生きるために奮闘する友情物語である。

概要 君と宇宙を歩くために, ジャンル ...

本作は泥ノ田の初連載作品である。人の心が動く話として制作され、ストーリーやキャラクター設定には泥ノ田自身の体験が多く反映されている。複数の評論家は、この世界を生き抜くための勇気を与えてくれる心温まる物語だと評している。「マンガ大賞2024」では大賞を受賞した。「このマンガがすごい!2025」オトコ編では1位に選出された。

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あらすじ

ヤンキー風の高校生・小林大和は、勉強に身が入らず、アルバイトでは失敗を繰り返す日々を送っていた[1]。ある日、小林のクラスに風変わりな高校生・宇野啓介が転校してくる[2]。小林は先輩から怪しいアルバイトに誘われているところを助けられたことをきっかけに、宇野と仲良くなる[3]。小林は、生きづらさを抱える宇野が、日々のルーティーンや困ったときのルールなどをびっしり書き留めたノートを「テザー」[注 1]と呼び、生きる支えにしていることを知る[4]。宇野が困難を前向きに乗り越えようとする姿に感化された小林は、自身も不得意なことと真摯に向き合い、克服しようとする[1]。小林は宇宙が好きな宇野とともに廃部寸前の天文部に入部し[2]、コミュニケーションが苦手な部長を交えた学校生活を送っていく[5]

登場人物

声はボイスコミックにおける声優。

小林 大和(こばやし やまと)
声 - 江口拓也[6]
主人公の1人[7]。高校2年生[1]。無気力に日々を送っており[2]、周囲からはヤンキー扱いされている[8]。物覚えが悪く[5]、勉強には身が入らない[9]。アルバイトではミスを重ねて注意され、居心地が悪くなり辞めてしまうことを何度も繰り返していた[5]。他人が簡単にこなすことができない理由や、自分が何に向いているのかが分からず悩んでいる[9]
宇野 啓介(うの けいすけ)
声 - 村瀬歩[6]
主人公の1人[7]。小林のクラスに転校してきた高校生[10]。人と同じように生活するために工夫が必要で[11]、周囲からは変わり者扱いされている[12]。マルチタスクや大きな音が苦手であり[13]、日常のルーティーンや困ったときのルールなどをびっしり書き留めた「テザー」と呼ぶノートを持ち歩いている[4]。記憶力に優れ[14]、宇宙に詳しい[2]
美川 昴(みかわ すばる)
天文部の部長[15]。高校3年生[16]。ネガティブな性格[17]。コミュニケーションを苦手としており[1]、つい不用意な発言をしてしまい後悔することが多い[18]
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作風とテーマ

要約
視点

『君と宇宙を歩くために』は、ヤンキーの高校生・小林と変わり者の転校生・宇野を描いた友情物語である[19]。正反対の生き方をしている2人が互いに影響を与え合い[20]、困難に直面しつつも楽しく生きるため奮闘する様子が描かれる[21]。自らを卑下していた小林が成功体験を重ねて少しずつ視野を広げていく展開や[22]、孤立しがちだった宇野が小林との友情を通して周囲の人に頼る安心感を知り視野を広げていく展開が特徴である[23]。作中では小林と宇野の日常を中心に、天文部での出来事や、その過程で出会う個性的な人々も描かれている[24]

本作はコミカルな展開を交えつつ、様々な特性をもつ人々の悩みを描いている[12]。小林と宇野は共に、他人が普通にできていることができないという「生きづらさ」を抱えた人物として描かれている[25]。2人の周囲にはそのような生きづらさの原因となる人物も登場しているが、泥ノ田は可能な限り読んだ人が嫌な思いをしないように描写することを意識している[5]。単に生きづらさを抱えた人物を一方的に描くのではなく、人々の認識が変わる瞬間を描いているという点が本作の特徴である[9]。泥ノ田は生きづらさを主なテーマにした作品を制作したいという意図があったのではなく、自分が想像するキャラクターを描写した際に、結果としてそういう要素が強く出てきたと話している[26]

作中では思春期の若者の行動を縛る「恥ずかしい」という感情を乗り越えることが、一歩を踏み出すための重要なテーマとして描かれている[1]。また、自身の努力だけではなく、手順書や先輩の助言など外部の力を借りる重要性が表現されている[3]。悩みに対する解決策には、高校時代への後悔や大人への要望といった泥ノ田やその身近な人による体験が反映されている[27]。最終的にうまくいかなかったというシーンもあるが、その中でも「一つ行動は起こせた」という前進が表現されている[27]

単行本第1巻のあとがきには、「『君と宇宙を歩くために』はテーマの一部を言語化せずにストーリーを進める部分があります」と記されている[28]。小林は境界知能に、宇野は発達障害に該当すると思わせる描写があるものの[2][29]、「フラットな気持ちで見つめてほしい」との意図から、作中に診断名は登場しない[13]。泥ノ田はその理由について、日常生活で人の内面が全て見えることはないため、現実の視点で読んでもらうのが最も自然になると話している[30]。2人の苦悩は同様の悩みを抱える人には共感を、そうでない人にも理解を得やすい形で描かれている[24]。たとえば、宇野が大きな音や他人の怒声によって精神的な負担を感じているシーンでは、輪郭をぼやけさせて描くことによって、宇野の感じ方が読者に伝わりやすく表現されている[24][31]。泥ノ田はこのような宇野の感じ方について、焦ったり緊張したりして普段できていたことができなくなってしまうという多くの人が共感しやすい体験をもとに、それがより頻繁かつ強く表れた場合を意識して描写したと話している[31]。小林の苦悩は宇野ほど極端には描かれていないが、集中力や記憶力の不足によって苦しむ様子が明確に示されている[24]。2人に普通であることを強いることなく、それぞれのペースで試行錯誤しながら前へ進む様子を描いている点も本作の特徴である[29]。漫画研究者のヤマダトモコは、「思考や行動に一定の傾向がある」人やその周囲の人々について綿密な調査をしたうえで、創作として「やさしい世界を作る方法」を描こうとしているのだと分析している[32]

本作の時代設定は平成である[27]。泥ノ田はインターネットの普及に伴い、他者に名前や属性を軽々しく当てはめて解決したような気になったり、それをSNSで広く発信したりできてしまう現状を否定的に捉えていた[33]。泥ノ田は平成の学生時代を過ごした自身の体験をもとに当時の悩みや感覚を丁寧に描きたいと思い、平成を舞台に設定した[34]。ライターのアダム・ウェスコットは、この時代には生きづらさに関する問題の教育は主流ではなかったため、登場人物たちが発達障害について理解していなくても不自然ではないようにする効果があると述べている[35]

制作

要約
視点

構想

作者の泥ノ田は元々同人誌即売会COMITIAにサークル参加していた[36]。納得のいく漫画が描けず創作から離れていた時期やコロナ禍での中止期間を経て、久々にサークル参加した泥ノ田は『月刊アフタヌーン』(講談社)の編集者に声をかけられ、『月刊アフタヌーン』が主催する漫画新人賞のアフタヌーン四季賞を目標に読切漫画『東京人魚』(トーキョー・マーメイド)を制作することになった[36][注 2]

『東京人魚』を描き終えてアフタヌーン四季賞の結果が出るまでの間、泥ノ田は担当編集からの提案で連載用の案をいくつか出したものの、自身がそれまでに描いてきた人が死ぬ話では連載に向いていないと思い、読切漫画を考案することになった[38]。泥ノ田は当初サスペンスを描こうとしていたが、担当編集から「感動する話ではなくてもいいので、人の心が動くお話を描くことはできますか?」と言われ、自身にとって心が動くものを考えた結果、本作の土台が生まれた[39]

泥ノ田によると、本作のベースとなったのは自身が体験した感情や出来事であり[39]、宇野のようなキャラクターが何かを成し遂げたりするわけではなくても日常を歩み続けるという漫画を読みたいと思ったことや、小林が第1話で感じた感情を漫画の形に落とし込みたいと思ったことを制作のきっかけに挙げている[34]

タイトル

タイトルに含まれる「宇宙」は宇宙空間ではなく、目の前に広がる普通の世界のことを指している[4][12]。作中では、宇野の心情が宇宙にたとえて表現されている[26]。泥ノ田は、宇宙にはロマンがあって面白いポジティブな面と、膨大でわからないことが多いネガティブな面があると述べており[27]、このような宇宙を用いた表現については「キレイだけど怖さもある感じにしたかった」と語っている[26]。泥ノ田は自身の体験をもとに、ネガティブな気持ちになり支えを失ったようなときは「宇宙に放り出されてるような感覚」になると表現しており[34]、そのような感覚になっても生きていかなければならないというときに、ネガティブな部分をポジティブに変換するためにはどうすればいいか考えて、タイトルに「歩く」という言葉を入れることにしたと説明している[40]

泥ノ田は第1話を読んだ後に「あぁ、なるほど」と思ってほしいという思いを込めたタイトルであり、自分でもお気に入りのタイトルだと話している[41]。制作途中には、『宇宙兄弟』(講談社)のような宇宙漫画だと誤解される可能性を考えて『青宇宙テザー』(あおぞらテザー)というタイトルにする案も存在していた[41]

キャラクター設定

主人公の1人であるである小林は、「派手で身体も大きくて、人生に困ってなさそうと思われるような子」という設定で制作された[7]。泥ノ田は、実際は悩みを抱えているにもかかわらず、悩みがなさそうでいいと言われ衝撃を受けた自身の体験をもとに、その気持ちを小林の設定に組み込んだ[7]。泥ノ田によると、小林はヤンキーではなくギャル男であり、ファッション雑誌の『MEN'S KNUCKLE』(ミリオン出版)などを参考にしながらデザインしたという[8]。泥ノ田は、小林の外見には見た目の印象から本当の姿を知る前に距離を置いてしまうという自身の偏見が反映されており、内面には理想と現実の差に苦しみ、できない自分を受け入れられず悩んだ自身の体験が反映されていると述べている[42]

もう1人の主人公である宇野については、泥ノ田が大好きで描いてみたいと思った特定の人物がモデルとなっている[7]。宇野は「記憶することが得意」という設定であることから、日常で役に立つものではないが熱中できるような趣味をもたせたいと考えられ、恐竜・海棲生物・宇宙の候補の中から最終的に宇宙が選ばれた[8]。泥ノ田は、作中の宇宙を用いた表現と宇野の宇宙関連の趣味は「それぞれ別々にあった要素が結びついた感じ」であり、どちらかがもう一方から派生して生まれたというわけではないと説明している[8]

泥ノ田は同じような悩みを抱える2人が互いにリスペクトし合える関係が素敵だと思ったため、どちらか片方が完璧な人間という設定にはしなかったと話している[39]。また、制作過程については「像としては宇野が先に、感情としては小林が先に」完成したと語っている[39]。両者とも傑出した才能があるわけではない普通の高校生として描かれており、泥ノ田は「だからこそ主人公にしたいと思って登場させた」と述べている[43]。2人の関係は支え合うというよりも、自然と影響され合い成長していくものとして描かれており[15]、こういう関係もあるということを読者に示したいという意図が込められている[42]

キャラクター制作においては、全く共感できない状態で描くことは難しいということを理由に、泥ノ田自身の体験や感情が投影されている[44]。たとえば、泥ノ田は美川について、長身の男子高校生という点で自身とはかけ離れたキャラクターであるが、自身の要素であるネガティブな性格を取り入れたと話している[17]。泥ノ田は自身が共感できない部分を描く際には、自分の要素を加えたうえで矛盾が起こらないようにすることを心がけている[31]。また、登場人物は身近な存在だと思ってもらえるように、現実的な要素と漫画的な要素を半々に織り交ぜて描くことが心がけられている[34]

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発表

通常の読切漫画のページ数は多くが50ページ前後であるが、本作は様々な要素が付け加えられていった結果、最初に提出されたネームは約70ページのものとなった[41]。泥ノ田は作品を読んでもらえるか不安に感じていたが、担当編集は描きたいことが表現しきれていないと感じ、特にキャラクターの心情をより丁寧に描いた方がいいと考えて、ページ数をさらに増やすことを提案した[41]。『月刊アフタヌーン』ではページ数の制限がないこともあり、最終的にネームは90ページにまで増えた[45]。その後ネームが通ったことを知らされると同時に、講談社のウェブコミック配信サイト&Sofa』で連載することを持ちかけられ[28][注 3]、このネームを第1話として同サイトで連載されることが決定した[26]。本作は泥ノ田の初連載作品である[47]

2023年6月23日発売の『月刊アフタヌーン』2023年8月号で第1話が出張掲載された[48]。2023年6月26日に『&Sofa』で連載が開始した[9]

2025年4月23日には、単行本第4巻の発売を記念して第1話のボイスコミックが公開された[6]

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評価

要約
視点

評論

漫画ライターの瀬川隆芽は、誰もが自身に対するネガティブな感情を抱いている世の中で、様々な工夫を凝らして前へ進んでいこうと努力する姿は、読者の苦悩を認め、勇気を与えてくれると評している[4]。漫画ライターのちゃんめいは、一歩を踏み出そうとする姿はどういう形であれとても眩しいものであり、「新しい光を掴んだような気持ちになる作品だ」と評している[29]。ライターのタニグチリウイチは、うまくいかないことも多い世界を生き抜くために頑張るというストーリーは、同様に日々生きる中で居心地の悪さを感じている人にとって勇気を与えてくれると評している[5]。ライターの岡本敦史は、本作は成長のドラマでありながら、2人が弱点と付き合って生きていく過程を描いている点が現代的で誠実だと評している[1]。また、岡本は2人の姿に周囲の人々も感化されていく様子も感動的であり、「フィクションにおける『感動の真髄』を改めて意識させてくれる作品」だと称賛している[1]。岡本は、本作は多くの読者が自分の物語だと思える普遍性を有しており、読者にも「宇宙の歩き方」を教えてくれるテザーのような漫画だと評している[1]。漫画解説者の南信長は、「今の時代に読まれるべき物語」だと評している[49]

漫画編集者のササキバラ・ゴウは、自分なりの方法で生きていこうとする姿は一見変わって見えるが、次第にむしろ力強いものに思えてくると評している[12]。ササキバラは、「普通」との境界というのは明瞭ではなく、誰しも他人事ではないため、宇野とともに歩み出そうとする小林の姿が感動的に思えるのだと評している[12]。漫画編集者の斎藤宣彦は、小林が宇野と関わることによって自分の生きづらさについて深く認識していくという描き方や、「関係性を包含」している詩的なタイトルを称賛している[22]。斎藤は、登場人物のコミュニケーションの問題がはっきり描かれている点や、何かの正解に行き着くストーリーではないという点において、城戸志保の漫画『どくだみの花咲くころ』(講談社)との共通性があるとしつつ、こうした特徴をもつこれらの作品が高く評価されている現状は好ましいことだと語っている[32]。漫画ライターのもり氏は、主人公が生きづらさを抱えている点や、それを理解し共に歩んでくれる存在がいるという点において、「マンガ大賞2025」で大賞を受賞した売野機子の漫画『ありす、宇宙までも』(小学館)との共通性があると言及している[50]

朝日新聞』記者の小原篤は、小林と宇野が「泥の中をもがくように」自分なりの生き方を見つけていく姿が感動的だと評している[30]。文学研究者の岩川ありさは、2人の周囲にいる「普通」だと思っている側の人々も変わっていくところを描いているという点がこの漫画の新しさだと述べ、我々がこの宇宙を自分で、あるいは他人と生きていくための知恵がこの漫画に詰まっていると評している[9]。俳優の谷原章介は『好書好日』(朝日新聞社)のコラム「谷原書店」において、本作は宇野のような個性の存在を知り、理解していくための入口となるように丁寧に描かれていると評している[2]

ライターのクープ・ビックネルは、ストーリー・美術・総合評価の全てにA評価を下した[51]。ビックネルは、宇野がパニック状態に陥って感情がコントロールできなくなっているときの感覚が迫力のある作画で描かれていると評している[51]。ビックネルは、ニューロダイバーシティの観点から人生について「揺るぎない正直さと思いやり」をもって描いていることを称賛すると同時に、一部の読者はやや身につまされるかもしれないと述べている[51]。ライターのアダム・ウェスコットは、美川も含めた全く異なる3人が、容易ではない世界で生き抜くために戦略を共有していく様子は心温まるものだと称賛する一方で、登場人物の動きを伴うシーンはうまく描写できていないと評している[35]。ライターのデメルザは、多くの人が体験する葛藤を前向きかつ現実的に描いた心温まる奥深い物語であり、誰もが読むべき漫画だと称賛している[24]

受賞

マンガ大賞2024」では大賞を受賞した[52]。単行本第1巻の発売から半年以内での受賞であり[34]、初連載作品が第1巻しか発売されていない段階で大賞を受賞するのは同賞では初めてとなる[53]。選考委員からは、できない自分を受け入れる難しさをひとつひとつ丁寧に描いた優しい漫画だという評価や、2人の世界が重なっていく描写が読者の記憶や考え方と響き合い、優しく導かれるような温かな感情を与えてくれるという評価を受けた[34]。授賞式では「マンガ大賞2023」の大賞を『これ描いて死ね』(小学館)で受賞したとよ田みのるが登壇し、本作は生きづらさを抱えた人に励ますように寄り添う温かい作品だとコメントした[7]

このマンガがすごい!2025」オトコ編では1位に選出された[54]。『このマンガがすごい!』編集部の和智永妙は、変わり続ける社会で息苦しさを感じる人に、恐れず支え合いながら進む勇気を与える作品だと評している[55]

CREA夜ふかしマンガ大賞2024」では6位に選出された[56]。『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)の特集「BOOK OF THE YEAR 2024」コミック部門では3位に選出された[57]。「THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!」では4位に選出された[58]。「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」では3位に選出された[59]。「第49回講談社漫画賞」では総合部門にノミネートされた[60]。「第4回マガデミー賞」では感銘賞に選出された[43]。「第2回アメリカン・マンガ・アワード」ではBest New Mangaにノミネートされた[61]

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反響

本作は連載開始直後からSNSで大きな話題となり[25][39]、「号泣した」「共感できる」といった声が寄せられた[62]。泥ノ田は、連載開始時点では宇野や小林を丁寧に描写できるか、そして読者に受け入れてもらえるか不安に感じていたことから[7]、共感の声が多かったことは嬉しかったと語っている[42]

2025年4月時点で累計部数は65万部を突破している[9]

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書誌情報

  • 泥ノ田犬彦『君と宇宙を歩くために』講談社アフタヌーンKC〉、既刊4巻(2025年4月23日現在)
    1. 2023年11月22日発売[63]ISBN 978-4-06-533487-4
    2. 2024年5月22日発売[64]ISBN 978-4-06-535388-2
    3. 2024年10月22日発売[65]ISBN 978-4-06-537200-5
    4. 2025年4月23日発売[66]ISBN 978-4-06-539152-5

脚注

参考文献

外部リンク

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