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和泉市消防本部
大阪府和泉市の消防部局 ウィキペディアから
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和泉市消防本部(いずみししょうぼうほんぶ)は、大阪府和泉市の消防部局(消防本部)。管轄区域は和泉市全域。
概要
- 消防本部:和泉市府中町4-10-16
- 消防庁舎:鉄筋コンクリート構造、一部鉄骨構造 3階建[2]
- 管内面積:84.98 km2
- 管轄区域[3]
- 和泉消防署:都市計画道路泉州山手線西側以北(室堂町の一部を除く)及び池田下町の一部
- 中央消防署:都市計画道路泉州山手線西側以南(池田下町の一部を除く)及び室堂町の一部
- 職員定数:170人[1]
- 消防署2カ所、分署2カ所[3]
- 主力機械(2010年4月1日現在)[4]
- 水槽付CDI型消防ポンプ自動車:2
- 救助工作消防ポンプ自動車:4
- 化学消防ポンプ自動車II型:1
- はしご付消防自動車(40m級):1
- はしご水槽付消防ポンプ自動車:(15m級):1
- はしご付消防ポンプ自動車(10m級):1
- 小型動力ポンプ付水槽車I型:1
- 救助工作車II型:1
- 指揮車・調査車:2
- 高規格救急自動車:5
- その他の消防自動車
- 広報車:3
- 資材搬送車:1
- 軽四資材搬送車(四駆):1
- 救急啓発車:1
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沿革
略歴
和泉市消防本部・和泉消防署の旧庁舎は、1973年(昭和48年)に竣工して以来50年以上が経過し、老朽化が進んでいた。このため、2024年(令和6年)12月に和泉市立病院跡地に新庁舎が新築され、移転が行われた。
新庁舎は国道480号および市道和泉中央線に接しており、市全域への出場時間の短縮に寄与している。また、火災や救急の発生件数が多い地域に近接したことで、現場到着時間の短縮と早期対応が可能となった。さらに、市役所や総合病院が近く、災害時の迅速な連携・協力体制の構築にもつながっている[5]。
年表
昭和
- 1947年 3月 - 和泉町消防本部・和泉町消防署を設置する。
- 1955年 7月 - 消防本部・消防署庁舎が竣工する。
- 1956年 9月 - 市制施行に伴い、和泉市消防本部・和泉市消防署に改称する。
- 1961年 9月 - 松尾連絡所を開設する。
- 1961年12月 - 池田連絡所を開設する。
- 1963年12月 - 救急業務を開始する。
- 1965年12月 - 連絡所を出張所に改称する。
- 1969年 8月 - 屈折はしご付消防自動車(いすゞ・TX)を配備する。
- 1970年 4月 - 救急自動車のサイレンを電子音(ピーポーサイレン)に取り替える。
- 1973年 2月 - 消防本部・消防署新庁舎(一条院町庁舎)が竣工する。府中出張所を開設する。
- 1973年 7月 - 旭出張所を開設する。
- 1973年12月 - 40m級はしご付消防自動車(三菱ふそう・K201)を配備する。
- 1978年 3月 - 化学消防自動車(三菱ふそう・FK)を配備する。
- 1978年10月 - 救助工作車(三菱ふそう・FK)を配備する。
- 1985年 3月 - 屈折はしご付消防自動車(三菱ふそう・ザ・グレート)を更新する。
平成
- 1990年 4月 - 池田出張所が分署に昇格。池田分署で救急業務を開始。救助工作車(いすゞ・エルフ)も配備する。
- 1995年 2月 - 高規格救急自動車(トヨタ・ハイメディック)を本署に配備する。
- 1995年 3月 - 40m級はしご付き消防自動車(三菱ふそう・ザ・グレート)を更新する。
- 1996年 3月 - 救助工作車(三菱ふそう・ファイター)を更新する。
- 1997年 4月 - 高規格救急自動車(トヨタ・ハイメディック)を池田分署に配備する。
- 1998年 3月 - 水槽車(三菱ふそう・ファイター)を配備する。
- 2000年 4月 - 消防本部公式Webサイトを開設する。
- 2007年 3月 - 屈折はしご付消防自動車を15m級はしご付消防自動車(三菱ふそう・ファイター)に更新する。水槽付CDI型消防ポンプ自動車を松尾出張所に更新配置する。
- 2009年 3月 - 水槽付CDI型消防ポンプ自動車を旭出張所に更新配置する。
- 2012年 3月 - 救助工作車(日野・レンジャー)を更新する。
- 2012年11月 - 北部地域の消防・救急体制を強化するため、旭出張所を分署に格上げして北分署とし、建て替えを実施[6][7]。府中出張所は閉庁し、跡地は第1分団器具庫として再整備された[8]。
- 2013年12月 - 南部地域の火災・救急・救助体制の充実強化を図るため、南分署を新築・開署[9][7]。
令和
- 2020年 4月 - 老朽化した池田分署と松尾出張所を統合し、中南部地域の消防防災拠点として、はつが野一丁目に「和泉市中央消防署」を新築・開署[10][11]。池田分署と松尾出張所は、のちに除却工事が行われた[12]。
- 2024年 8月 - 千葉県で開催された「第52回全国消防救助技術大会」の「ほふく救出」種目で2位入賞[13]。
- 2024年12月 - 和泉市立病院跡地に、和泉市消防本部・和泉消防署の新庁舎が完成し移転[5]。堺市消防局への消防指令業務を委託[14]。
- ※出典が個別に示されていない記述は、『消防年報』の沿革に基づく[15]。
跡地利用
旧和泉市消防本部・和泉消防署(一条院町)の跡地は、2024年1月に発生した能登半島地震を受け、大規模災害時のプッシュ型支援物資の受け入れ拠点を確保するため、一部を除却したうえで大規模改修を行い、「(仮称)防災備蓄倉庫」として新築整備される予定である[16]。
また、芦部保育園は令和8年度に跡地内へ新築移転し、認定こども園として民営化される計画であり[17]、国府第二保育園との統合も検討されている[18]。
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組織
- 消防本部[19]
- 総務課 - 企画庶務係、経理管財係、消防団係
- 警備課 - 警備係、救急係
- 予防課 - 危険物保安係、設備査察係
- 和泉消防署 - 警防第一課・警防第二課 - 本署・北分署 - 警防係、救急係
- 中央消防署 - 警防第一課・警防第二課 - 本署・南分署 - 警防係、救急係
消防署
- 和泉市消防本部・和泉消防署
- 中央消防署
- 北分署
- 南分署
- 解体・改修中の旧庁舎(2025年8月)
- 解体・改修中の旧庁舎(2025年8月)
消防団
脚注
参考文献
外部リンク
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