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国の所得格差順リスト

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国の所得格差順リスト
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国の所得格差リスト(くにのしょとくかくさリスト)では、世界の国や地域の所得格差を、世帯間の所得格差の代表的指標であるジニ係数(0に近づくほど格差が小さい)で一覧表にした。

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国ごとのジニ係数の地図(1992年から2020年までの最新年)。
同地図において、一国の高水準なジニ指数は国民の所得格差が大きいことを示している。パーセンテージで表現され、100のジニ指数は完全なる所得不均衡を示す[1]
なお、ほとんどの国は世界銀行からのデータであるが、グリーンランド・サウジアラビア・カンボジア・シンガポール・ガイアナはCIAのデータ、ニュージーランド・オマーン・台湾は自国・地域の統計データ、キューバはロイター通信の記事[2]からのデータである。
  •   ジニ指数50.0以上
  •   ジニ指数45.0-49.9
  •   ジニ指数40.0-44.9
  •   ジニ指数35.0-39.9
  •   ジニ指数30.0-34.9
  •   ジニ指数30未満
  •   データなし

国の順序は、指標の値などで見やすいように並べ替えられる。なお表の数値は見易さのため、ジニ係数をパーセント表示したジニ指数になっている。ジニ係数は調査年度や調査機関、世帯人数、所得の計算方法など違いなどにより単純比較は行えない。特に、 当初所得再配分所得等価所得 を元にして算出された値は互いに全く異なる値になり、比較には注意が必要(所得再分配調査を参照)。

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国連と世銀、CIAの調査

要約
視点

以下に7つの指数を示す。なお国連のデータは、2010-2022年の間の最新年のデータである。また、世界銀行のジンバブエのジニ係数と貧富比の統計年は、前者は2019年で後者は2017年で異なっているため、空欄としている。

  • 国連 ジニ指数: 国連のデータに基づいたジニ指数[3]
  • 国連 パルマ比(上位10%/下位40%): 全世帯を所得の大きさで10階級に分類したとき、最富裕層と下位層40%の所得比[3]
  • 世界銀行 ジニ指数: 世界銀行のデータに基づいたジニ指数[1]
  • 世界銀行 貧富比(両端10%): 全世帯を所得の大きさで10階級に分類したとき、最富裕層と最貧困層の所得比[4][5]
  • 世界銀行 貧富比(両端20%): 全世帯を所得の大きさで5階級に分類したとき、最富裕層と最貧困層の所得比[6][7]
  • CIA 貧富比(両端10%): 全世帯を所得の大きさで10階級に分類したとき、最富裕層と最貧困層の所得比[8]
  • CIA ジニ指数: 米国CIAのデータに基づいたジニ指数[9]
  • GPI ジニ係数: 経済平和研究所が発表してる世界平和度指数のスコア算出の際に2015年まで使用されたジニ係数。使用したジニ係数は国際連合の数値を使用したため、国際連合のジニ係数に数値が載っている国は空欄になっている。また、この数値は、リンク先より国際連合の人間開発指数2007-2008年の数値を最新の数値としており、数値が古いことに注意する。
さらに見る 国名, 国連ジニ 指数 (%) ...
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OECDの調査

要約
視点

以下の表は、OECD2017-2022年の間(2017年はアイスランド、2018年は日本、2019年はデンマーク、それ以外の国は2020-2022年の間。但し、日本のジニ係数に関しては2021年。)での状況について調べたもの[12][13][14][15]

  • ジニ係数: (パーセント表示)
  • 貧富比(両端10%):最も高い収入を持つ上位10%と最も低い収入である下位10%のそれぞれの層の上限値に対する比(倍 表示)。
  • パルマ比(上位10%/下位40%):可処分所得が高い上位10%と低い収入である下位40%のそれぞれの層で受け取った全ての収入に対する比(倍 表示)。
  • 相対貧困率: 全世帯の中で所得中央値の世帯に対して半分以下の所得しかない世帯の割合(パーセント表示)。
  • 貧困格差:全世帯の中で所得平均値の世帯に対して半分以下の所得しかない世帯の割合(パーセント表示)。
さらに見る 国名, ジニ係数 ...
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脚注

関連項目

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