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国際スポーツ振興協会

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一般社団法人 国際スポーツ振興協会(こくさいスポーツしんこうきょうかい、International Sports Promotion Society、略称:ISPS)は、新宗教ワールドメイト教祖の半田晴久(深見東州)が会長を務める日本のスポーツ振興団体。賞金総額2億円以上のISPSハンダマッチプレー選手権など高額な大会スポンサー契約を多数締結しており、それらの活動資金についてはワールドメイトからの寄付金が多いとしながらも個人会員と企業・団体による支援も受けていると公式サイトに記載している[1]。しかし半田本人は、それらのISPS支持会員とワールドメイト会員の重複は多く、資金源の多くがワールドメイト関連のものであると認めている[2]。スポーツの社会貢献、特に障がい者スポーツの振興を標榜して設立され、ブラインドゴルフやシニアゴルフ、シニアスポーツインストラクターの育成等の国際的な支援・運営をしている[3]。また、いわゆるマイナー競技にもスポットを当てた支援を行うと標榜している[4]

概要 略称, 標語 ...
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歴史

2006年10月30日に「有限責任中間法人国際スポーツ振興協会」として設立登記される。「有限責任中間法人」の名称が廃止される法律改正[5]に伴い2008年12月1日から「一般社団法人国際スポーツ振興協会」に改称される。

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活動

要約
視点

ゴルフ

障害者ゴルフブラインドゴルフを推進し[10]、世界各国のゴルフ団体と協力して多くの大会で運営支援や資金支援を行っている。支援大会では、プロアマ戦にブラインドゴルファーを招待し、賞金の一部を福祉活動に寄付するフィランソロピー大会としている。これは、「チャリティーフィランソロピーは、ゴルフ文化の奥にある重要な要素である」という半田の考えによるものであり、また、パラリンピックに障害者ゴルフが採用されることを願って行っている[6]

冠大会として国際スポーツ振興協会の略称「ISPS」や会長の姓「HANDA」、「ISPS HANDA」を冠した大会名も多い。例えば、ゴルフのワールドカップ2013年は国際スポーツ振興協会が冠スポンサーとなり『ISPSハンダワールドカップゴルフ』という名称となっている[11][12][13]

ISPSが特別協賛をした「第6回PGA HANDA CUP フィランスロピーシニアトーナメント」(主催日本プロゴルフ協会)は、前年(2006年第5回PGAフィランスロピーリボーネストシニアオープン)と比べると賞金総額が5倍に増え、PGAシニアツアー初の「賞金総額1億円大会」となった。なお、この大会は2012年第11回よりISPS主催となり、2014年時点では「ISPS HANDA CUP フィランスロピーシニアトーナメント」として開催され、2020年までに44のシニアトーナメントをスポンサーしている。

2015年6月に創設した「ISPSハンダグローバルカップ日本ゴルフツアー機構(JGTO))」では、半田の意向により、日本プロゴルフ界のグローバル化を目指し、海外の5大ツアーからメジャー13選手と若手選手を招聘し、初の英語解説による海外でのゴルフ番組配信を行う。また、テレビ番組放映に加え、UstreamYoutubeでのライブ配信も行う。優勝者には、グリーンジャケットならぬ、「グリーン羽織」が進呈される。

2016年6月からパートナーシップを結んだISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジアでは、全ての主催大会がヨーロピアンツアーとの共同開催となる[7][14]

2019年にISPSが主催を予定していたISPSハンダマッチプレー選手権、新規大会として予定されていたISPSハンダ東京オープン、下部ツアーのISPS HANDAチャレンジカップは、開催中止となることが2018年12月20日にJGTOから発表された。「ISPSに対してJGTO側が非礼な態度をとったとしてISPS側が激怒したため」と報道されている。2020年以降の開催については、2018年12月20日時点では未定[15]

2020年以降、コロナ禍の影響を受けて、各国でのツアー中止や無観客試合が余儀なくされる中、2020年7月には公式戦として世界で初めて有観客でのツアー開催を行った他、「ISPS HANDA医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」(2020年8月3日〜4日・静岡県伊豆大仁CC)「ISPS HANDA医療従事者応援 ジャンボ尾崎 記念チャリティトーナメント」(2020年9月14日〜15日・GOLF5カントリー・オークビレッジ)の2大会を開催し、その賞金の一部を医療従事者への寄付に充てた。[16]

国別対抗戦

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プロトーナメント

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アマチュア・ジュニア・混合

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障害者ゴルフ(ブラインドゴルフ)

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ボウリング

ゴルフ同様にボウリング大会でも数多くの大会の支援を行っており、「HANDA CUP」の名を冠した冠大会も多い。

例えば、全日本プロボウリング選手権大会日本プロボウリング協会が主催で開催されていたが、2007年度大会から国際スポーツ振興協会が共催となり、「HANDA CUP 全日本プロボウリング選手権大会」、「HANDA CUP 全日本女子プロボウリング選手権大会」となっている。

国際スポーツ振興協会が単独主催した大会は無く、以下、共催した大会を記す。

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サッカー

2014年7月から、南アフリカ共和国プレミアサッカーリーグに加盟するムプマランガ・ブラック・エイシズFC(2016年解散)のスポンサーとなっていた[24]

2016年12月より、ニュージーランドフットボールのチャタムカップのスポンサーとなっている[8]

2017年と2018年、Jリーグ東京ヴェルディ1969の胸スポンサーとなっていた[9]

スポーツ平和サミット

2013年7月18日〜19日の二日間にわたって開催されたスポーツ平和サミット東京大会を主催した[25]。世界16か国からトップアスリートや研究者が集い、「スポーツは、人間の調和がとれた発育に役立つものであり、そして平和な社会を確立し、奨励するもの」をテーマに活発な討論を行った[26]

国連『文明の同盟』への支援

2014年5月22日-23日に、ニューヨーク国際連合本部ビルで開催された、第三回スポーツ平和サミット(平和と発展のためのスポーツサミット World Sports Values Summit for Peace and Development)[27]において、第三回大会の主催団体である国連『文明の同盟』に対する支援の合意が発表された[28]。国連『文明の同盟』は、スポーツの力を活用して平和と発展を推進するため、スポーツを通じたプラットフォームづくりと、国連《2015年後の開発目標》にスポーツを活用するための2つの共同プロジェクトに合意した[28]。これらの活動を推進するため、国際スポーツ振興協会から支援を受け、スポーツの力を異文化コミュニケーションを深める手段として開発していく[28]

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組織

役員
代表理事・会長
半田晴久(設立-)
副会長
半田脩時[29]
理事
前島英三郎栗本慎一郎(以上、2010年10月-[要出典])他
アンバサダー[30](スポンサー契約[31]
男子ゴルファー
尾崎将司ニック・ファルドアーニー・エルスコリン・モンゴメリーパドレイグ・ハリントン、他
女子ゴルファー
レクシー・トンプソンリディア・コ、ミンジー・リー、チャーリー・ハル、他
ゴルファー以外
リッチー・マコウダン・カーターフランソワ・ピナール、マイク・ティンダル、ザラ・ティンダルナイル・ホーラン、他
専属契約プロ[30]
ゴルファー
尾崎直道谷原英人飯合肇中山徹藤本佳則酒井美紀、他
ゴルファー以外
中山律子山本良介

テレビ放映

ゴルフ

ボウリング

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脚注

外部リンク

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