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大宮運転区

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大宮運転区(おおみやうんてんく)は、かつて存在した東日本旅客鉄道(JR東日本)大宮支社運転士が所属する組織[1]2024年3月15日限りで廃止し現在は大宮統括センター乗務ユニット。旧称の大宮機関区を含めると100年以上の歴史がある。 構内には機関区時代のモニュメントや記念碑が点在する。

概要

  • 大宮駅の南方、東北新幹線の高架の西側に位置し、JR東日本大宮支社ビル建設[2]後は構内に20本程の留置線が存在した。
  • 名称は「大宮」だが、所在地は旧与野市にあり、旧大宮市ではない。ただし、電話局は大宮局(旧与野エリアは浦和局)である。
  • 構内には留置線があり、昭和時代は貨物や機関車の入れ替え、平成になってからは廃車の一時留置などに利用されていたが、現在は時々乗務員訓練や駅などの合同訓練時に使用される程度で、留置線自体も全盛期の3分の1程度に減っている。
  • 構内南端からは東北貨物線下り線の下をくぐって大宮操車場の中1番線と線路でつながっていたほか、大宮支社ビル脇の線路からは大宮総合車両センターにも通じていた。

歴史

  • 1894年ごろ(明治29年ごろ)- 大宮機関区設置(公式資料なし)
  • 1901年(明治34年)- 第三代区長就任(三代目区長就任日以降は公式資料あり)
  • 1903年(明治36年) - 大宮駅南側に移転
  • 1952年昭和27年) - 鉄道設立80周年記念式典開催
  • 1957年(昭和32年) - 安全の鐘設立
  • 1969年(昭和44年) - 国鉄D51形蒸気機関車の業務終了
  • 1979年(昭和54年) - 現庁舎完成
  • 1985年(昭和60年) - 埼京線開通、川越線電化。電車業務が中心となる。
  • 1987年(昭和62年) - 大宮運転区に改称
  • 1987年(昭和62年) - 東京地域本社の管轄となる
  • 1994年平成6年) - 平成採用の運転士養成開始
  • 1998年(平成10年) - 東京支社発足により同支社の管轄となる。
  • 2000年(平成11年) - 大宮支社建設で用地供給の為、留置線が激減する。
  • 2001年(平成13年) - 大宮支社発足により同支社の管轄となる。
  • 2019年(平成31年) - 東北新幹線高架付近と大宮支社ビル付近の線路が撤去される。
  • 2024年(令和6年) - 大宮営業統括センターに、大宮運転区、大宮車掌区を統合して大宮統括センター発足。埼京線の一部行路を新設した埼京運輸区に移管する。大宮営業統括センター、大宮運転区、大宮車掌区を廃止する。
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脚注

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