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大縣神社

愛知県犬山市にある神社 ウィキペディアから

大縣神社map
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大縣神社(おおあがたじんじゃ)は、愛知県犬山市にある神社である。旧社格は、式内社名神大社)・尾張国二宮・旧国幣中社別表神社

概要 大縣神社, 所在地 ...
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鳥居

新字体で「大県神社(読みは同じ)」と表記する場合もある。

歴史

概史

さらに見る 年, 真清田神 ...

社伝によれば「垂仁天皇27年に、本宮山の山頂から現在地に移転した」とある。

神階

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祭神

祭神は、大縣大神(おおあがたのおおかみ)としている。大縣大神は、国狭槌尊とする説、天津彦根命(大縣主の祖神)とする説、少彦名命とする説、大荒田命日本武尊の三世孫で迩波縣君の祖)とする説、武恵賀前命神八井耳命の孫で迩波縣君の祖)とする説などがあり、はっきりしない。いずれにしても、「大縣大神は、尾張国開拓の祖神である」とされている。

境内

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姫の宮と梅園
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斜面を利用して作られた梅園。
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姫石

境内には、いくつかの境内社がある。かつては別宮二社、末社52社があったとされる。その中の一つの摂社の姫の宮には、玉姫命が祀られている(倉稲魂神とする説もある)。ここは古来より安産祈願や子授など女性の守護神として崇敬されており、女陰をかたどった石などが奉納されている。これは小牧市田縣神社男根に対応するものである。本宮山の山頂には、大縣大神の荒魂を祀る本宮社がある。

社殿は「大縣造」と称されるもので、寛文元年(1661年)に尾張藩2代目藩主である徳川光友によって造営されたものである[1]

また同神社は、愛知県で二番目に大きい前方後円墳である茶臼山古墳(青塚古墳)も管理している。付近には、円墳などの古墳群が点在する。

境内の裏手のある山の斜面には、約300本のしだれ梅の梅園がある。

祭事

豊年祭

別名「於祖々祭(おそそ祭)」とも言う。毎年3月15日直前の日曜日に行なわれる祭事。女陰をかたどった山車などが練り歩く。この祭りと対になっているのが、田縣(たがた)神社の豊年祭で、こちらでは男根をかたどった神輿が練り歩く。

梅まつり

毎年3月、梅の花が咲く時期に行なわれる祭。俳句大会なども行なわれる。

文化財

重要文化財
  • 大縣神社 2棟
    • 本殿[2] 附透塀1棟、古図1枚、棟札12枚
    • 祭文殿及び東西回廊(1棟)[2] 附棟札1枚

国指定史跡

施設

  • 総合結婚式場大縣神社
  • 梅園
  • 楽田神社
  • 大国恵比須神社

所在地

交通アクセス

周辺

施設

その他

脚注

参考文献

関連図書

関連項目

外部リンク

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