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大西一史
日本の政治家 ウィキペディアから
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大西 一史(おおにし かずふみ、1967年(昭和42年)12月9日[1] - )は、日本の政治家。熊本県熊本市長(3期)。元熊本県議会議員(5期)。九州市長会会長。指定都市市長会副会長(危機管理担当)。全国市長会防災対策特別委員長。
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来歴
要約
視点
熊本県熊本市出身。父親は熊本県議会議員を4期務めた大西靖一[2]。熊本市立白川小学校、熊本市立白川中学校卒業。高橋幸宏の演奏に衝撃を受け、ドラマーを志す。1983年4月、熊本県立熊本北高等学校に進学。高校時代は多い時には10ぐらいのバンドと組んでいた。プロになることを目指して、3年生のときにSONYのオーディションを受けたところグランプリを受賞[3]。日本大学文理学部心理学科に進学し、大学でも音楽活動を続けるが「上には上がある」現実を目の当たりにし、ドラマーの道はあきらめる[3]。
1992年3月、大学を卒業。同年4月、日商岩井メカトロニクス株式会社(現双日マシナリー株式会社)に入社[4]。産業機械などの輸出入を担当する営業を務める。
1994年10月、日商岩井メカトロニクスを退職。同年11月、衆議院議員園田博之の秘書となる。園田が当時内閣官房副長官だったことから総理官邸などで勤務。
1997年12月に行われた熊本県議会議員熊本市選挙区補欠選挙において、無所属(新党さきがけ推薦・自由民主党支持)で立候補し初当選した。1998年、自由民主党に入党。熊本県連青年部長に就任[要出典]。
2002年11月に行われた熊本市長選挙において、自民党・公明党が推薦した現職の三角保之ではなく、自民党県議の幸山政史を支援。このため党より離党勧告を受け、幸山とともに離党した[5]。
2003年4月の熊本県議会議員選挙では、無所属での立候補となったものの県議会史上最多得票の21494票を獲得し3期目の熊本市選挙区でトップ当選。4期目も同選挙区で連続トップ当選した。無党派層を中心に圧倒的な支持を受け、市長就任まで連続5期当選を果たす。
2007年7月、ローカルマニフェスト推進地方議員連盟共同代表に就任。2008年5月、地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合(せんたく)「せんたく地方政府議員連合」事務局長に就任。同年6月、熊本県議会において会派「無所属改革クラブ」代表に就任。
2010年、九州大学大学院法学府修士課程公法・社会法学専攻修了。同年4月、保健医療経営大学非常勤講師(政策課程)に就任。2011年9月、熊本大学大学院法曹養成研究科非常勤講師(公共政策法務)に就任。2014年、九州大学大学院法学府博士後期課程法政理論専攻単位修得退学。
2014年11月16日に行われた熊本市長選挙に自民党・公明党の推薦を受けて立候補。候補者は大西のほか元会社役員の石原靖也、元市議の下川寛の3名。市長選は、市が中央区桜町地区に整備を予定している大型集客施設(MICE施設)計画の是非が争点となったが、計画に賛成の立場を取る大西に軍配が上がり、初当選した[6]。12月3日、市長に就任。
2018年11月、自民・公明推薦を受けて市長選に立候補。共産党推薦の新人を破り再選[7][8]。
2022年11月、自民・公明・連合の推薦を受けて市長選に立候補。元共産党の市議ら2人を破り3選[9]。

2023年5月、九州市長会会長に就任。
2023年6月、全国市長会副会長に就任。
2024年4月、指定都市市長会副会長に就任。
2024年5月、九州市長会会長に再任。
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選挙結果
2014年 熊本市長選挙※当日有権者数:583,332人 最終投票率:40.32%(前回比:+4.14pts)
2018年 熊本市長選挙
※当日有権者数:598,698人 最終投票率:31.68%(前回比:-8.94pts)
2022年 熊本市長選挙
※当日有権者数:599,568人 最終投票率:28.26%(前回比:-3.12pts)
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市政
人物
- 「聞くシセイ・話すシセイ・動かす市政」をモットーに、「市民が私のシンクタンク」として市民との対話を重視。2014年に出馬表明をした直後から、市民との直接対話の場として「政策立案会議」を各地で開催。52日間で30回、延べ千数百人の市民から直接話を聞き議論をした。そこで出された要求や意見を元にマニフェストを作成し130項目の政策にまとめた[13]。市長初当選後は「市長とドンドン語ろう!」を開催し直接市民との対話を継続している[14]。
- 1998年12月にウェブサイトを立ち上げ熊本県内の政治家では初めてホームページで情報発信を始めた。「今日のひとりごと」という名物コーナーが存在したが現在は存在せず、市長就任後は主にTwitterを中心に情報発信をしており、フォロワーは16万人を超えている[15]。
- 市長就任後もゲストとしてドラムを披露することがあり、共演した主なアーティストは、浜崎貴司・斉藤和義・吉井和哉・藤原さくら・トータス松本・奥田民生・スガシカオ・田島貴男・YO-KING・のん・伴都美子(Do As Infinity)・Char・小島良喜・今野多久郎(KUWATABAND)など。
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役職
著書
論文
- 『マニフェスト選挙と地方自治(1〜7)』(自治研究 86(8)〜/第一法規/2010年8月〜2011年8月連載)
共著(紀要論文)
- (篠原新)『武村正義オーラル・ヒストリー』(政治研究 (59):2012.3 p.21-42/九州大学政治研究会)
脚注
関連項目
外部リンク
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