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天塩中川駅

北海道中川郡中川町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

天塩中川駅map
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天塩中川駅(てしおなかがわえき)は、北海道上川総合振興局中川郡中川町字中川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。電報略号テナ事務管理コードは▲121834[2][3]駅番号W64特急「宗谷」「サロベツ」含む全列車が停車する。

概要 天塩中川駅, 所在地 ...
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歴史

要約
視点
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1977年の天塩中川駅と周囲約500m範囲の状況。上が稚内方面。相対式ホームと貨物用副本線。駅裏にかなり大きな貨物ストックヤード。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

旧駅名の「誉平(ぽんぴら)」は、アイヌ語で「ポンピラ(pon-pira)」(小さい・崖)と呼ばれた市街の西方の川崖からの地名で[17][16][18]、現在も天塩川を挟んで対岸の「誉(ほまれ)」の地名やぽんぴら温泉などに名残がある。

しかし「(引用注:誉平を)『ヨウヒラ』と呼べても『ポンピラ』とは呼べない[8]」「地名と異なり不便である[8]」として、1942年(昭和17年)9月8日の中川村(当時)議会に当駅と宇戸内駅(→歌内駅)の改名について関係庁への申請提案が提出、同日可決されている[8]

その後、1951年(昭和26年)7月20日に駅名を改称することとなったが、すでに奥羽本線中川駅が存在したため旧国名天塩」を冠することになった[5][17][16]

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駅構造

稚内方に向かって左手に駅舎を配置する相対式ホーム2面2線の列車交換可能な地上駅無人駅)で、互いのホーム南端を構内踏切で結んでいる[16]

駅舎対向の2番線は上り列車のみ発着可能であるが、駅舎側の1番線は上下列車とも使用可能である[16]

そのほか1993年(平成5年)3月時点では2番線の旭川方から分岐した、南側への行き止りの側線を1線、その途中から北側に分岐した行き止りの側線を1線有していた[16]。また、1983年(昭和58年)4月時点では対向側ホーム外側への副本線を1線有し[19]、また1番線の稚内方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線とその途中から分岐した側線を2線有していた[19]。これらの側線は1993年(平成5年)3月までには撤去された[16]

駅舎は構内の西側に位置し1番線ホーム中央部分に接している[16]。現在の駅舎は1953年(昭和28年)に落成し、2014年(平成26年)に中川町がJR北海道から譲り受けた上で、地元産のトドマツを用いた改修工事を実施し、落成当初の雰囲気を再現している。待合室横の旧駅事務室を改装し、町のイベントスペース「中川町交流プラザ」を開所。身障者用トイレも設置した[20]。床面積は110平方メートルで、改修工費は5070万円であった[新聞 1]。またこの改修工事にあわせ、町によって無料公衆Wi-fiスポットが設置されている。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
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利用状況

乗車人員の推移は以下の通り。1970年(昭和45年)度までの1日平均乗車人員は年間の値から日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員(人) ...

駅周辺

天塩川右岸に形成された中川町の中心部に位置し、駅前通りには商店や民家が並んでいる[15]

天塩川右岸側(駅周辺)

天塩川左岸側

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
「宗谷」「サロベツ」停車駅
普通
佐久駅 (W63) - *琴平駅 - 天塩中川駅 (W64) - *下中川駅 - *歌内駅 (W65) - 問寒別駅 (W66)
*打消線は廃駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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