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天塩川温泉駅
北海道中川郡音威子府村にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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天塩川温泉駅(てしおがわおんせんえき)は、北海道中川郡音威子府村字咲来にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW59。
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歴史
当駅が所在する咲来南部・止若内(やむわかない)の両地区は大正初期ごろの入植以来、鉄道利用にあたって40年余り咲来駅まで4 km の道を歩く不便を強いられていた[1]。
このため宗谷本線への気動車列車投入にあたって当地住民から旭川鉄道管理局に乗降場設置の陳情が重ねられ、1956年(昭和31年)に南咲来(みなみさっくる)の名称で仮乗降場として設置された[1]。

年表
- 1956年(昭和31年)7月1日:日本国有鉄道の南咲来仮乗降場として開業。旅客のみ取扱い[2][3][4]。認可自体は同年6月1日であったとも[1]。
- 1981年(昭和56年)7月1日:天塩川温泉仮乗降場へと改称[2][3][4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。同時に仮乗降場から駅へ昇格。
- 1990年(平成2年)3月10日:営業キロ設定。
- 2020年(令和2年)12月9日:JR北海道が、2021年度より地元自治体(音威子府村)による維持管理に移行することを発表[JR北 1]。
- 2021年(令和3年)4月:音威子府村による維持管理に移行[新聞 1]。
- 2023年(令和5年)3月10日:老朽化により待合室に傾斜が発生したため、同日より待合室を一時閉鎖し、同年6月2日まで音威子府村へのふるさと納税を原資とした改修工事を実施[5][新聞 2][6]。
駅名の由来
→旧仮乗降場名「南咲来」の「咲来」部分については「咲来駅 § 駅名の由来」を参照
もともと咲来駅の南にあるため「南咲来」と命名されたが[3]、1973年(昭和48年)に村営天塩川温泉が当仮乗降場の付近に開湯し、「利用客の利便を図る」などの理由で音威子府村から改称の請願があり、現在の名称に改称された[2][4]。
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駅構造
稚内方面に向かって左側に、簡易型の単式ホーム1面1線を有する地上駅。側に小さい待合室がある。音威子府村管理の無人駅。
- ホーム(2017年10月)
- 駅名標(2017年10月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
畑地などが広がる。駅から天塩川を渡り、およそ700mの所に天塩川温泉がある。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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