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宇津木村

日本の東京都にあった村 ウィキペディアから

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宇津木村(うつきむら)とは、東京都八丈支庁管内の八丈小島にかつて存在したである。

概要 うつきむら 宇津木村, 廃止日 ...

現在の八丈町の一部で、大字として「宇津木」が現存するが、1969年1月から始まった「全島民完全移住」により現在は島自体が無人島となっている。

地理

伊豆諸島八丈島のすぐ西に浮かぶ八丈小島に2つあった村のうちの1つで、おおむね南東側半分に相当する。

歴史

村名の由来は、源為朝ウツギを折って差したところに根付いたことから[1]

前史

江戸時代は、幕府領地[2]

村史

変遷表

さらに見る 昭和22年 5月2日まで, 昭和22年 5月3日 ...

廃止後

  • 1968年八丈小島のバク病が退治される。
  • 1969年(昭和44年)1月 - 「全島民完全移住」により離島を開始する[6]
    • 3月 - 宇津木小学校および宇津木中学校が廃校となる。離島が完了する[6]
  • 1999年平成11年)6月10日 - 宇津木漁港の、第1種漁港指定が取り消される[11]
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特殊な地方自治制度

人口が50人程度であった本村では、地方自治法が施行される1947年まで島嶼町村制も施行されず、例外的に名主制度が存続していた[5]

その後、1951年に宇津木村議会を廃止し、地方自治法第94条および第95条による町村総会が、村が合併により消滅する1955年までの4年間にわたって設置された[5]。いわば直接民主制が実施された、地方制度史上極めて稀な事例である。

人口

総数 [単位: 人]

1887年(明治10年) 222
1935年(昭和10年) 50

脚注

関連項目

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