トップQs
タイムライン
チャット
視点
宇津木村
日本の東京都にあった村 ウィキペディアから
Remove ads
宇津木村(うつきむら)とは、東京都八丈支庁管内の八丈小島にかつて存在した村である。
現在の八丈町の一部で、大字として「宇津木」が現存するが、1969年1月から始まった「全島民完全移住」により現在は島自体が無人島となっている。
地理
歴史
村名の由来は、源為朝がウツギを折って差したところに根付いたことから[1]。
前史
村史
- 1947年(昭和22年)5月3日 - 地方自治法の施行により、八丈小島に鳥打村および宇津木村を設置。地方公共団体として執行機関の宇津木村役場と議決機関の宇津木村議会を置き、名主制度を廃する[5]。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 「宇津木村村民総会定例会条例」により、宇津木村議会を廃止し、村民総会(町村総会)で審議処理をする[5]。
- 1952年(昭和27年)7月29日 - 宇津木漁港が、第1種漁港に指定される[7]。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 大賀郷村とともに八丈村へ編入され、村を廃する[8][9]。村民総会を廃する[5]。
変遷表
廃止後
Remove ads
特殊な地方自治制度
人口が50人程度であった本村では、地方自治法が施行される1947年まで島嶼町村制も施行されず、例外的に名主制度が存続していた[5]。
その後、1951年に宇津木村議会を廃止し、地方自治法第94条および第95条による町村総会が、村が合併により消滅する1955年までの4年間にわたって設置された[5]。いわば直接民主制が実施された、地方制度史上極めて稀な事例である。
人口
総数 [単位: 人]
1887年(明治10年) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
1935年(昭和10年) | ![]() |
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads