トップQs
タイムライン
チャット
視点

宝塚映画祭

ウィキペディアから

宝塚映画祭
Remove ads

宝塚映画祭(たからづかえいがさい、英語: Takarazuka Film Festival)は、毎年秋に兵庫県宝塚市で開催される市民映画祭である。会場は宝塚市唯一の映画館である宝塚シネ・ピピア

概要 宝塚映画祭 Takarazuka Film Festival, イベントの種類 ...

歴史

かつて宝塚市には宝塚映画製作所があり、また最盛期には7館の映画館があったことから、宝塚市は「映画の街」とも呼ばれた[1]。1969年(昭和44年)頃からの30年間は映画館が存在しなかったが、「宝塚シネクラブ」などが中心となって映画館の設立を求める運動が行われ、1999年(平成11年)には公設民営方式宝塚シネ・ピピアが開館した[2]

2000年(平成12年)には「すみれ座」(「宝塚シネクラブ」から改称)などを中心に宝塚映画祭実行委員会が結成され、同年11月にはシネ・ピピアをメイン会場として第1回宝塚映画祭が開催された[3]

特色

毎年11月頃に実行委員会形式で開催されている。かつて宝塚に存在した宝塚映画製作所で制作された作品を軸に、それら作品に関わった監督やスタッフ、出演者などのトークなども多く行われる。

2012年(平成24年)から定期的に宝塚在住のゲストを招き、トークサロンなど小規模なイベントを開催しており、より地域密着の映画祭の色を濃くしている。[4]

実行委員会

イベントの主催者である実行委員会は、宝塚市民をはじめ、映画ファン、宝塚映画製作所の関係者、阪神間を拠点とする文化人などによって構成される。委員長は評論家の河内厚郎。副委員長には漫画評論家の村上知彦や、シネ・ヌーヴォ/シネ・ピピア支配人の景山理などが名を連ねる。

開催履歴

  • 第1回 2000年(平成12年)11月3日-11月10日
  • 第2回 2001年(平成13年)10月27日-11月4日
  • 第3回 2002年(平成14年)10月26日-11月3日
  • 第4回 2003年(平成15年)10月25日-11月3日
  • 第5回 2004年(平成16年)10月23日-10月30日
  • 第6回 2005年(平成17年)10月29日-11月4日
  • 第7回 2006年(平成18年)10月28日-11月3日
  • 第8回 2007年(平成19年)10月27日-11月4日
  • 第9回 2008年(平成20年)11月1日-11月7日
  • 第10回 2009年(平成21年)10月31日-11月7日
  • 第11回 2010年(平成22年)10月30日-11月15日
  • 第12回 2011年(平成23年)11月5日-11月11日
  • 第13回 2012年(平成24年)11月24日-11月30日
  • 第14回 2013年(平成25年)11月9日-11月15日
  • 第15回 2014年(平成26年)
  • 第16回 2015年(平成27年)11月21日-11月27日[5]
  • 第17回 2016年(平成28年)
  • 第18回 2017年(平成29年)
  • 第19回 2018年(平成30年)11月17日-11月23日[6]

主な上映作品

第15回(2014年)

上映テーマ:100年前/100年後の僕たちへ 不在と永遠のイメージ
上映テーマ:銀幕の中野ジェンヌたち タカラヅカ映画専科とその時代

第14回(2013年)

上映テーマ:ジモトの“リアル”と“ファンタジー”
上映テーマ:FAKE & REAL 美術監督、近藤司の仕事
特別企画:地元ムービー大集合!
  • 893239」 2006年、監督:増井公二杉原憲明櫻井泰士朗古澤健多胡由章
  • 田んぼdeミュージカル」 2002年、監督:伊藤好一
  • ホルモン女」 2011年、監督:遠藤光貴
  • めおん〜鬼の秘宝〜」 2009年、監督:野村精司
  • ネギマン」 2011年、監督:赤井孝美

第13回(2012年)

上映テーマ:シネマ&ローカリティ 映画と地域をつなげる視点
上映テーマ:生誕百年、黄金の1912年組 今井正・佐伯幸三・谷口千吉・久松静児・丸山誠治

第12回(2011年)

上映テーマ:ぜ〜んぶ、タカラヅカ! 宝塚は映画の都だった! 宝塚で作られた映画の大特集

第11回(2010年)

第9回(2008年)

Remove ads

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads