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宮城県道137号荒浜原町線

宮城県の道路 ウィキペディアから

宮城県道137号荒浜原町線
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宮城県道137号荒浜原町線(みやぎけんどう137ごう あらはまはらのまちせん)は、宮城県仙台市若林区から同市宮城野区へ至る一般県道である。

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仙台市宮城野区六丁目交差点から東向きに撮影。県道仙台塩釜線との重複区間のため、標識が二段重ねとなっている。(2025年6月)
宮城県道137号標識
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宮城野陸橋の東(2005年10月)

概要

仙台市都心部仙台港および旧深沼海岸若林区荒浜)方面を結ぶ幹線道路。

仙台市唯一の漁港がある荒浜地区を起点とする。周辺はかつて住宅地として開発されていたが、東日本大震災の津波で甚大な被害を受け、内陸部に集団移転した。

田園地帯を抜け、仙台東部道路の高架をくぐると、荒井地区の住宅地となる。この付近は、仙台市地下鉄東西線の東の終点となる荒井駅に近く、地下鉄開業を機に開発が一気に進んだ。

県道荒井荒町線と分かれ、片側2車線となって北へ向かうと、程なく県道仙台塩釜線産業道路)にぶつかり、西向きに進路を変えると、片側3車線となって国道4号仙台バイパスの交点となる六丁目交差点まで仙台塩釜線と重複する。六丁目交差点は、各方向とも右折レーンが3車線ずつ整備されるなど、計20車線が斜めに交わる巨大交差点となっており、事故が絶えなかったことから安全対策工事が行われた。[1]

大和町以西は片側2車線に減少し、JRの貨物線及び仙台貨物ターミナル駅の上空を宮城野陸橋で通過する。かつて宮城野陸橋では、3車線でリバーシブルレーン規制を行っていたが、2006年平成18年)に片側2車線の新橋へ架け替えられ渋滞緩和が図られた。

総合運動場入口交差点で新寺通りと分かれ、宮城球場正門方面へ向かう。ここから終点まで片側1車線となる。宮城球場は東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地球場であり、ホームゲーム開催日を中心に渋滞がみられる。宮城野原公園総合運動場前で左に折れ、仙台市中心部特有の河岸段丘を登っていく。この途中に、JR仙石線と交差する「荒浜街道踏切」があったが、2000年(平成12年)3月11日に仙石線が地下線に切り替わったため廃止されている。踏切跡地の歩道には、かつて踏切があったことを示すプレートが設置されている。

榴岡公園の横を過ぎ、そのまま道なりに進むと、国道45号とぶつかって終点となる。

宮城野萩大通と交差する宮城野区宮千代1丁目付近から若林区六丁の目南町付近まで仙台市地下鉄東西線が地下で並行している。大和町4丁目交差点付近に卸町駅が、六丁の目西町交差点付近(県道仙台塩釜線重複区間)に六丁の目駅が設置されている。

路線データ

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歴史

  • 1958年昭和33年)3月31日 - 一般県道67号として「荒浜原町線」が路線認定される。[3]
  • 1989年平成元年)4月1日 - 仙台市の政令指定都市移行に伴い、管理が宮城県から仙台市に移管される。
  • 1993年(平成5年)10月19日 - 県道番号が決定[4]され、一般県道67号から県道137号に変更される。(12月1日より施行)
  • 2000年(平成12年)3月11日 - 仙石線の地下化に伴い、荒浜街道踏切が除却される。

地理

通過する自治体

交差する道路

JR東北本線(宮城野貨物線)とは仙台貨物ターミナル駅南側で、仙台東部道路とは東北放送荒井ラジオ送信所南側付近でそれぞれ立体交差している。

周辺の施設

交通量[5]

令和3年度・12時間交通量(推計値)

  • 仙台市若林区大和町5丁目 - 28,168台
  • 仙台市宮城野区五輪1丁目 - 6,023台

関連項目

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