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宮本武蔵 一乗寺の決斗

1964年の映画。内田吐夢監督 ウィキペディアから

宮本武蔵 一乗寺の決斗
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宮本武蔵 一乗寺の決斗』(みやもとむさし いちじょうじのけっとう)は、1964年(昭和39年)1月1日公開の日本映画である。東映製作・配給。監督は内田吐夢、主演は中村錦之助(萬屋錦之介)。富士フイルムカラー、東映スコープ、128分。

概要 宮本武蔵 一乗寺の決斗, 監督 ...
内田監督・中村主演『宮本武蔵』シリーズの全予告

吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした、「内田監督・中村主演の『宮本武蔵』シリーズ」全5部作の第4作。配収は2億2500万円で、この年の邦画配収ランキング第6位となった[2]

第10回ホワイト・ブロンズ賞主演男優賞(中村錦之助[3]

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スタッフ

  • 製作:大川博
  • 監督:内田吐夢
  • 原作:吉川英治
  • 企画:辻野公晴小川貴也翁長孝雄
  • 脚本:鈴木尚之、内田吐夢
  • 撮影:吉田貞次
  • 音楽:小杉太一郎
  • 美術:鈴木孝俊
  • 装置:館清士
  • 装飾:佐藤彰
  • 録音:渡辺芳文
  • 照明:和多田弘
  • 編集:宮本信太郎
  • 助監督:鎌田房夫、篠塚正秀、野波静雄、菅孝之
  • 進行主任:神先頌尚

キャスト

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製作

撮影

ラストの吉岡一門vs.武蔵「七十三対一」の決斗シーンは、慎重にロケハンを重ね、実際に決斗があった当時の一乗寺下り松に地形がよく似る滋賀県饗庭野(通称:八町田)をロケ地に選んだ[4]。当地は長靴が股までスッポリ入り込む湿地帯[4]。トラックで土を運び道を作り、人工の下り松をセッティングする等、現場のセッティングに1ヵ月、延べ300人の人夫等の総費用500万円をかけた[4]。現場を見た内田監督から「私のイメージにぴったりです。あなた方に負けない仕事をして、立派な作品にします」と労いの言葉があった[4]。現場は自衛隊の実弾射撃練習場の隣で、鼻先を実弾がビューンビューンと音を立てて飛び交う戦場のような場所[4]。ここで1963年10月から11月にかけて約20日間、スタッフが泊まり込み、連日早朝から夕刻まで泥まみれになりながら撮影を敢行した[4]。また京都市東山区国宝三十三間堂の夜間ロケが他社に先駆け初めて撮影許可が降りた[4]

同時上映

東京ギャング対香港ギャング

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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