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富田林市立総合スポーツ公園野球場

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富田林市立総合スポーツ公園野球場(とんだばやししりつそうごうスポーツこうえんやきゅうじょう)は、大阪府富田林市富田林市立総合スポーツ公園内にある野球場。愛称は富田林バファローズスタジアム

概要 富田林市立総合スポーツ公園野球場 富田林バファローズスタジアム, 施設データ ...
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概要

1997年なみはや国体に先駆けて、1994年6月にオープン。施設は富田林市が所有している。

なみはや国体の軟式野球会場[1]であったが、実際には硬式野球にも対応。国体終了後は、少年・学生による硬式・軟式・ソフトボールの練習や試合で主に使われている。

2012年からオリックス・バファローズが主催するウエスタン・リーグ公式戦が開催されている。2019年までと2022年は7月に開催されていたが、2023年からは9月に開催されている。

施設概要

  • メインスタンド 鉄筋コンクリート2階建
    • 事務所、会議室、本部室、放送室、審判控室、ダッグアウト、更衣室、シャワー室等
  • グラウンド面積:13,280m2
  • 両翼:95m、中堅:120m
  • 内野:内野:黒土混合土、外野:天然芝
  • 照明設備:照明 - 4基
    • 照度 - バッテリー間:1338ルクス、内野:933ルクス、内野:530ルクス
  • スコアボード:電光掲示式 - 鉄骨造(幅23.5m、高さ17m)
  • 収容人員:2500人(メインスタンド 1,000人、一・三塁側及び外野:芝生 1,500人)
  • 無料駐車場 - 200台(スポーツ公園全体)

交通アクセス

オリックス・バファローズとの関係

  • 2012年12月11日に、オリックス・バファローズの運営会社であるオリックス野球クラブ(以下「オリックス球団」と略記)と富田林市との間で、2013年1月から富田林市立総合スポーツ公園野球場の愛称を「富田林バファローズスタジアム」とする「スタジアムニックネーム協定」が締結された。日本国内において、プロ野球の本拠地以外の球場に特定の球団の名称が使われたのは、「富田林バファローズスタジアム」が初めてである[2]。ただし、呼称表示義務や契約料(ロイヤルティー)が生じないなどの点で、上記の協定は有償によるネーミングライツの契約と異なる[3]
  • 上記の協定を締結したきっかけは、2012年7月15日)に、「富田林市ドリームフェスティバル」のメインイベントとして、オリックス球団が主催するウエスタン・リーグ公式戦のオリックス・バファローズ中日ドラゴンズ18回戦(11-3でオリックスが勝利)が当球場で開催されたことにある。この試合は、一・二軍を通じて、当球場では初めてのプロ野球公式戦であった[4]
  • オリックス球団では、スタジアム協定の締結を機に、ウエスタン・リーグ公式戦の主催試合を毎年7月(2023年からは9月)に当スタジアムで開催するようなった。2013年からは、富田林市の近隣自治体(河内長野市大阪狭山市太子町河南町千早赤阪村)や、富田林市内および近隣にキャンパスを擁する私立大学(大阪大谷大学大阪芸術大学阪南大学)も公式戦の開催を後援。オリックス球団では、富田林市内にある富田林駅近鉄長野線)・金剛駅南海高野線)や河内長野市の河内長野駅(南海高野線と近鉄長野線の接続駅)と当球場の入口を結ぶ無料の送迎バスを、開催日に限って臨時で運行させている(バスの発着駅や運行ルートは開催年によって変動)。なお、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大していた2020年は、オリックス球団が二軍の主催試合を本拠地(オセアンバファローズスタジアム舞洲)のみで実施することになったため、当スタジアムでの開催は見送られた(2021年も)。以下に、協定締結以降に開かれたウエスタン・リーグ公式戦のカードを記す。
    • 2013年
    • 2014年
      • 7月12日):対福岡ソフトバンクホークス17回戦(8-1でオリックスが勝利)
      • 7月13日(日):対福岡ソフトバンクホークス18回戦(2-1でオリックスが勝利)
    • 2015年
    • 2016年
    • 2017年
      • 7月22日(土):対広島東洋カープ17回戦(5-2でオリックスが勝利)
      • 7月23日(日):対広島東洋カープ18回戦(5-4でオリックスが勝利)
    • 2018年
      • 7月21日(土):対広島東洋カープ20回戦(2-1でオリックスが勝利)
      • 7月22日(日):対広島東洋カープ21回戦(4-0でオリックスが勝利)
    • 2019年
      • 7月20日(土):対広島東洋カープ18回戦(3-2でオリックスが勝利)
      • 7月21日(日):対広島東洋カープ19回戦(4-3でオリックスが勝利)
    • 2022年
      • 7月30日(土):対中日ドラゴンズ19回戦(8-1でオリックスが勝利)
      • 7月31日(日):対中日ドラゴンズ20回戦(5-1でオリックスが勝利)
    • 2023年
      • 9月2日(土):対阪神タイガース23回戦(11-7で阪神が勝利)
      • 9月3日(日):対阪神タイガース24回戦(4-3でオリックスが勝利)
    • 2024年
      • 9月14日(土):対広島東洋カープ18回戦(7-1でオリックスが勝利)
  • 「富田林バファローズスタジアム」の類似例として、東北楽天ゴールデンイーグルスが「フィールドサポートプログラム」[5]として、東北6県の地方球場(2015年8月時点で18か所)を対象に「楽天イーグルス○○球場」と命名するシステムが実在する。このシステムも、野球の普及を目的とした地域との協力活動の一環であるため、前述のロイヤリティーは発生しない。
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脚注

関連項目

外部リンク

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