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小川珈琲

京都市右京区に本社を置くコーヒー製造会社 ウィキペディアから

小川珈琲
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小川珈琲株式会社(おがわコーヒー、: OGAWA COFFEE CO., LTD.)は、京都府京都市右京区に本社を置くコーヒーの製造会社。子会社である小川珈琲クリエイツは、京都市内を中心に直営の喫茶店を多数設置している。

概要 種類, 略称 ...
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概要

小川秀次が南太平洋のラバウル(パプアニューギニア)へ向かったときに珈琲と出会い、1952年に京都市中京区で創業し、1957年に小川珈琲株式会社を設立した[2]

1970年、小川珈琲株式会社の直営喫茶店を伏見に開設した[2]。以後、京都を中心に直営喫茶店を次々に開設する。

1974年、直営店および喫茶店12店舗を統括し、株式会社オリバーコーヒーを設立した[3]。1998年に株式会社小川珈琲クリエイツに社名を変更する。

現在はコーヒーの製造および紅茶、コーヒー器具等の卸売、販売を小川珈琲が、直営店、喫茶店およびコーヒーの通信販売を小川珈琲クリエイツが行っている。そして製品開発は両社が共同して行っている。

沿革

特色

ブラジルサントス市商工会議所が認定した珈琲鑑定士(CLASSIFICADOR DE CAFÉ)や焙煎士による豆の品質検査を行い[5][6]、コーヒー通の中で「古都の珈琲職人」という高い評価を受けている[7]。社員が豆の買い付けから焙煎、卸、販売までを手がける「珈琲職人のコーヒー」を掲げている[8]

職員には、「ジャパンバリスタチャンピオンシップ'08-'09』(日本スペシャルティコーヒー協会主催)優勝、「ワールドラテアートチャンピオンシップ2008」世界第3位入賞などの実績を持つバリスタ・岡田章宏[7][9]や、「ジャパンラテアートチャンピオンシップ」で2011-2012年と2年連続優勝した大澤直子[10]など、協議会で優勝、入賞したバリスタが複数いる。

有機農産物の規格ができる前から有機栽培の豆を扱っており[8]、2001年に有機JAS認定を京都工場にて取得した[11]

2003年に国際フェアトレードラベル機構とライセンス契約を結び、フェアトレードによって作られたコーヒー豆の販売を行っている[11]。フェアトレード認証を受けたコーヒーの売り上げが日本でもっとも多い[12]。2005年には、アメリカのスミソニアン協会渡り鳥センターが認証するバードフレンドリー認証コーヒーを、日本で初めて発売した[8]

自宅で美味しいコーヒーを飲んでもらうことを目的に、月1回、本社でコーヒー教室を開いて実践指導している[13]

直営店

現在運営している店舗

現行店舗に関することはホームページを参照のこと

京都府
  • 本店
  • 京都三条店
  • 白梅町店
  • 洛西店
  • OGAWA COFFEE 京都駅中央口店
  • OGAWA COFFEE 京都駅店
大阪府
  • イオンモール大日店
  • イオンモール和泉府中店
滋賀県
  • 野洲店
神奈川県
  • たまプラーザ店
埼玉県
  • イオン越谷レイクタウン店

過去に存在した店舗

千葉県
  • 南船橋店(2016年7月31日閉店)[14]
東京都
  • 吉祥寺店(2017年9月24日閉店)[15]
神奈川県
  • 横浜サウスウッド店(2015年12月6日閉店)[16]
愛知県
  • 一宮店(2012年8月19日閉店)[17]
  • 鳴海店(2017年11月30日閉店)[18]
  • ロースターズ長久手店(2018年1月14日閉店)[19]
滋賀県
  • 草津店(2015年1月12日閉店)[20]
  • 堅田店(2015年8月23日閉店)[21]
  • 彦根店(2016年1月11日閉店)[22]
京都府
  • シンフォニア御池店(2010年10月1日開店[23]、2011年6月30日閉店[24]
  • 平安茶寮(2013年5月28日閉店)[25]
  • Ogawa Coffee The Cafe 河原町三条店(2013年8月18日閉店)[26]
  • 西小路店(2015年12月6日閉店)[27]
  • 伏見店(2016年7月31日閉店)[28]
  • 大久保店(2018年1月14日閉店)[29]
大阪府
  • イオンモール大阪ドームシティ店(2016年5月15日閉店)[30]
  • 住道店(2016年7月31日閉店)[31]
  • 枚方店(2018年1月8日閉店)[32]
奈良県
  • 橿原店(2011年4月30日閉店)[33]
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不祥事

虚偽表示

2013年11月21日、小川珈琲クリエイツは、35店舗でメニューに虚偽表示があったとし、その店名を明らかにした。 直営店32店舗とのれん分けした3店舗で2006年9月から2013年11月まで、メニューに「バタートースト」と表記しながら、実際には「マーガリン」を使用するなどしていた。 提供した人数については今の段階では調べる方法がなく、返金する予定はない[34]

除草剤成分付着

2017年10月5日、全国のスーパーなどで販売した「京都小川珈琲カフェオレ190ml」のパッケージに、除草剤に使われる成分「トリフルラリン」が付着しているとして、27600本余りを回収すると発表した。付着の原因は調査中[35][36]

脚注

外部リンク

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