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山名八幡宮

群馬県高崎市山名町にある神社 ウィキペディアから

山名八幡宮
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山名八幡宮(やまなはちまんぐう)は、群馬県高崎市山名町にある神社。旧社格郷社

概要 山名八幡宮, 所在地 ...

由緒

清和源氏新田義重の子で、山名氏の祖の山名義範安元年間(1175年 - 1177年)に豊前国大分県)の宇佐神宮から勧請し、文治年間(1185年 - 1190年)に社殿を造営したと伝えられる[1][2]。ただ、八幡宮の裏山は宅地化されているが、その造成前の発掘調査で祭祀遺跡が見つかっており、八幡宮の鎮座以前から神籬(ひもろぎ)の場だったと考えられている[3]

応永年間に南朝尹良親王山名城に滞在の折、城主世良田政義の娘が親王の子(良王君)を懐妊し、当社にその安産を祈願したと伝えられ、以来、安産・子育て・虫封じの神として信仰が篤い[1][2]

宝永2年(1705年前橋藩主・酒井忠挙より社地2町7反1畝7歩、乗鞍などを寄進された[1]

明治4年(1871年)に郷社に列せられた[4]

現在の社殿は本殿と幣殿が18世紀、拝殿が昭和61年(1986年)の建築[1]。社宝には、義範が奉納したという「天国の宝剣」、政義と良王君が奉納したという太刀、酒井忠挙が寄進した乗鞍などがある[2]

二叉大根の信仰があり、拝殿天井絵には大黒天が二叉大根を担ぐ絵があるほか、算額にも二叉大根についての問題がある[1]縁起物として授与される「張子の獅子頭」は県指定の郷土伝統民芸品[要出典]で、古来人気が高い[2]

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文化財

高崎市指定重要文化財

  • 山名八幡宮算額(昭和50年1月31日指定) - 明治18年(1885年)、関流岸幸太郎の奉納[5]
  • 山名八幡宮本殿・幣殿(平成7年3月24日)[6] - 本殿は三間社流造銅板葺で背面千鳥破風付、向拝唐破風付で前橋藩主・酒井雅楽頭によって明和4年(1767年)に建造された。幣殿も同時期の建築とみられる[1]

交通アクセス

周辺

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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