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岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた
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『岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた』(おかばやしのぶやすアルバムだいさんしゅう おいら いちぬけた)は、岡林信康が1971年8月1日にURCレコードより発売したスタジオ・アルバム。現在は、Apple Musicでも配信されている。
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解説
柳田ヒログループ(柳田ヒロ、高中正義、戸叶京助)を基本バックバンドに起用して、「はちみつぱい」からも鈴木慶一と和田博巳が参加したフォークロック快作で、URCレコードからのオリジナルとしては最後のスタジオ・アルバムになる。
”フォークの神様”というレッテルに耐えられず、対人恐怖症になった岡林が、自分が岡林信康だと知らない人ばかりが住む世界に一刻も早く逃げたいという強い願望を込めて作った「人と自然」がテーマ[2]のアルバム[3]。本作発表後、農村へ移住した。
はっぴいえんどのハードロック的なエレキの音に疲れ、ピアノの音が恋しくなり、ピアノ弾きを探していたところ柳田ヒロを紹介された[2]。
「身体は東京に居るんだけど、気分は田舎暮らしだったから、サウンド的にもエレキでギンギンっていうのはダメだった。キーボードが心地よかったね」[2]。
ジャケットは川仁忍が一生懸命撮ったのを、黒田征太郎がむちゃくちゃにデザインしたので、川仁が「やられた!」と言っていたという[2]。
レコーディングにも参加した岩井宏とのインタビューでは、前作までは反体制的な内容の詩も多かったが、本作では「結局反抗してて無茶苦茶やっても、”人間らしい”ということにならへんのや。人間は"毛のないエテ公"なんや。そやから自然を生活基盤にせな、あかんと思ったんやな。『山岸会』に行ったり那須の牧場に行って働いたりしてると、まず個人の生活様式を変えていかなアカンと思うたんやな」と語っている[4]。
レコーディング中は、「あーあ、あと何回歌わなあかんのやろな」と苦悩もあったが、編集段階になると笑い声も入ってなごやかなムードで進んだ[4][5]。
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収録曲
※ 記載以外は、作詞・作曲:岡林信康、編曲:柳田ヒロ
Side A
Side B
- 偉いもんだよ人間は – (2:48)
- 毛のないエテ公 – (2:45)
- つばめ – (4:56)
- 人間の条件 – (3:18)
- 申し訳ないが気分がいい(アルバム・バージョン) – (5:20)
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レコーディング・メンバー
ミュージシャン
スタッフ
発売履歴
関連項目
脚注
外部リンク
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