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広州地下鉄8号線
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広州地下鉄8号線(こうしゅうちかてつ8ごうせん、中文表記: 广州地铁8号线、英文表記: Guangzhou Metro Line 8)は、中華人民共和国広東省広州市白雲区の滘心駅と海珠区の万勝囲駅を結ぶ広州地下鉄の路線である。広州地鉄集団有限公司が運営する。ラインカラーは■青緑。路線距離33.9キロで、「L」字方向で28駅、1車両基地がある。6両編成のA型列車を使用。
広州地下鉄8号線路線図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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同線は2010年9月25日までに旧2号線の一部であった。8号線として独立後、再度珠江を渡り文化公園駅を経由し、同じ「L」字形で北へ延伸した。未来、8号線は両端から再度延伸する予定である。
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概要

広州地下鉄8号線は「L」字の線形になっている。海珠区の新港東路にある万勝囲駅を起点とし、新港路・昌崗東路の一線を沿って西へ進み、工業大道北で北西方向をとり、珠江を渡り近代の貿易都市としての痕跡が散見する文化公園駅を経由する。そして康王路を沿って陳家祠駅まで北へ進んで、陳家祠駅からくねくねと北西方向に進む。同徳囲など住民が多い市街地を経由し、白云区の滘心駅に至る。
車両基地は亭崗駅の西側にある白雲湖車両基地である。[3]運転指令所は隴枕停車場内にある隴枕コントロールセンター。該当運転指令所は18号線、22号線などの都市間鉄道路線の指令業務を行っている。 未来、22号線は芳村から、国鉄の広州駅、白雲駅を経由し、広州白雲国際空港まで延伸する予定である。該当北延伸線は広州芳白城際軌道交通有限公司によって建設・運営される。なお、南沙区を経由して東莞市、深圳市への延伸を備えて、番禺広場駅で予備構造が建てられている。
運転指令所は公園前駅の地上にある公園前コントロールセンター。該当運転指令所は1号線、2号線、8号線の指令業務を行っている。
路線切り替えるまでの旧2号線は中国本土初で、全線でホームドア、集中式冷房装置、剛体架線式集電装置を設置し、コイン型乗車券を発行する地下鉄路線であった。[4][5]
路線データ
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沿革
要約
視点
8号線の歴史は2号線と深く関与している。
計画

- 1997年 - 『広州市城市快速軌道交通線網規劃研究(最終報告)』が発表。
- 2003年 - 2003年計画案が発表。
旧2号線の建設と運営
→「広州地下鉄2号線 § 旧2号線の建設」、および「広州地下鉄2号線 § 旧2号線の運営」も参照
8号線の延伸計画
- 当案では、8号線は新環状線(小さい環状線案)に統括され、琶洲 - 万勝囲間は切り離れる[8]。しかし、鳳凰新村駅より北への路線計画はまだ不明のため、当時8号線の北延伸線工事が一時見合わせさせた。
- 2010年 - 2010年計画案が発表。
路線切り替え
→「広州地下鉄2号線 § 路線切り替え」も参照
8号線の延伸工事
- 同駅は損失補償・用地取得が難航するほか、駅付近に百歳を超えた榕樹が工事に影響を及ぼしたため、着工が後回しされていた。[16]
- 2019年9月 - 鳳凰新村 - 文化公園間レール敷設完了。[17][18]
- 2019年8月9日 - 文化公園 - 滘心間トンネル貫通。
- 2019年9月27日 - 鳳凰新村 - 文化公園間の軌道は所有・運営・管理権が移管され、試運営が開始[19]。
- 2019年12月28日 - 鳳凰新村 - 文化公園間開業[1]。
- 2019年12月30日 - 文化公園 - 滘心間レール敷設完了。
- 2020年1月 - 文化公園 - 滘心間全ての駅が構造工事完了。
- 2020年3月21日 - 白雲湖車両基地は所有・運営・管理権が移管された[20]。
- 2020年5月15日 - 文化公園 - 滘心間の軌道が移管[21]。
- 2020年7月31日 - 文化公園 - 滘心間5駅が移管[22]。
- 2020年8月15日 - 赤沙車両基地は閉鎖[3]。
- 2020年9月30日 - 文化公園 - 滘心間続いて6駅が移管[23]。
- 2020年10月15日 - 当時運営中の終点文化公園駅から、回送列車を利用し、ダイヤ通りでの折り返し試運転を開始。[24]
- 2020年11月26日 - 文化公園 - 滘心間が開業[2]。
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駅一覧
要約
視点
8号線の28駅のうち、8駅が乗換駅。全て地下駅である。
運転形態
現在、各駅停車の通常運転列車以外、ラッシュ時に、聚竜 - 万勝囲間で2対1の割合でラッシュ快速列車を運転。[24][9]。駅・列車放送およびホームモニターで終点駅と到達時間が提示される。
春運特別快速列車
2009年から2015年まで、春運期間に新港東駅の広州国際会議展覧センターで広州駅の異地候車制が施行され、新港東 - 広州駅間の無料特別列車が運転された。
→「広州地下鉄2号線 § 春運特別快速列車」も参照
利用状況
8号線は海珠区北部の主動脈であり、広州交易会会場に繋がる重要な交通手段である。
北へ延伸するまで、8号線は海珠区内のみ運転している路線だが、珠江対岸と往来する乗客が多く、各乗換駅が混雑していた。
北延伸線開業後、旧市街、同徳囲などの住宅地域に繋がった結果、乗客がさらに増加し、昌崗 - 客村間が混雑。2020年12月4日、1日平均利用者数は98.41万人で、市内で4位を占めた[28]。12月31日、1日平均利用者数は103.5万人で史上最高、そのうち北延伸線は15.8万人[29][28]。2021年1日平均利用者数は75.75万人で、市内で5位を占めた[30]。
使用車両
現在、8号線では長客=ボンバルディアMovia 456型列車(A2型列車)17列[31][32]、A5型列車4列とA6型列車(北延伸線用)24列[33]が使用されている。
A2型列車は旧2号線時代から使われてきた。路線切り替え後、一部の列車が引き続き8号線で使用される。2013年11月7日、A5型列車が使用開始。A5型列車が使用開始後、一部のA2型列車が1号線に転用。2018年9月10日、A6型列車が使用開始。
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事故
今後の発展
要約
視点
8号線は未来両端から延伸し、北は江府駅・広州北駅まで[36]、東は番禺区化竜鎮付近に至る。
北再延伸線と支線
- 8号線は延伸後に走行距離が50キロを超え、最高運転速度が80km/hのみであり、輸送効率が極めて低いと考えられるため、同案は激しい物議を醸していた。[37]
- 2014年末 - 広州北駅までの北延伸線計画が放置[38]。
- 2017年3月 - 花都区の要請により、広州北駅までの北延伸線計画が復活し、国家発改委により批准された。過長延伸の問題に対して、未来延伸線の切り替えられるよう、あらかじめ江府駅で建設準備を整備する対策である。[39]
- 2020年10月31日 - 「広州市城市軌道交通第三期建設規画」の環境アセスメント告示が発表。
- 2022年12月 - 社会安定性アセスメント告示が発表。
8號線東延伸線
- 2010年 - 2010年計画案が発表。
- 当案では、8号線は長洲・化龍まで東へ延伸。
- 2015年 - 2015年計画案が発表。
- 2018年 - 2018年計画案が発表。
- 当案では、化龍 - 黄埔客運港間の支線は17号線の一部となった。[40]
- 2020年10月31日 - 「広州市城市軌道交通第三期建設規画」の環境アセスメント告示が発表。
- 2020年11月 - 「広州市城市軌道交通線網規画方案」(2018—2035年)遠期規画案が広州市政府により批准された。
- 当案では、蓮花 - 海傍間については詳しい建設期限は明らかにされなかった[49]。
- 2022年8月1日 - 第1回環境アセスメント告示が発表。
- 2022年10月25日 - 路線リスクアセスメント告示が発表。
- 2022年11月 - 第2回環境アセスメント告示が発表。
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注釈
- 該当駅での乗り換えには地上の道路や自由通路を歩く必要がある。
出典
外部リンク
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