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御船島
熊野川河口近くにある無人の川中島 ウィキペディアから
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御船島(みふねじま、御舟島)は、熊野川河口近くにある無人の川中島。堆積岩からなり、面積約2,200平方メートル[1]、行政上は三重県南牟婁郡紀宝町に属する。
画像左下方向から右上方向に熊野川が流れ、中ほどにある楕円形の島が御船島である。右岸の市街地(新宮市)のすぐ東側(画像の外)に熊野速玉大社がある。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年撮影)
1キロメートルほど下流の対岸に鎮座する熊野速玉大社(和歌山県新宮市)の例大祭・熊野速玉祭の神事である御船祭では、神輿を奉じた神幸船の渡御に合わせて、この島の周りで早船の競漕が行われる[2][3]。島には御船明神が祀られており、全体が熊野速玉大社の社地である[1]。
国の史跡「熊野三山」(2000年〈平成12年〉11月2日指定、2002年〈平成14年〉12月19日分離・追加指定・名称変更)の一部[4]。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部[5]。
2011年(平成23年)9月の台風12号に伴う大雨で島は濁流に飲み込まれ、繁茂していた樹木がなぎ倒される被害を受けた[6][7]。このため同年の御船祭は中止された[6]。災害から2年を経た2013年(平成25年)には樹木が再生した[8]。
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注
文献
関連項目
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