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恋と呼ぶには気持ち悪い
日本の漫画 ウィキペディアから
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『恋と呼ぶには気持ち悪い』(こいとよぶにはきもちわるい)は、もぐすによる日本の漫画作品。略称は「恋きも」[1]。イラスト投稿サイト「pixiv」にて2015年1月25日から10月17日まで連載された[2]。pixiv累計閲覧数が350万を超え、かつ「pixivマンガ」ベストセレクション掲載作[3]としての人気を受けて2016年2月に一迅社から書籍化され[3]、同年6月3日からpixivと一迅社の共同ウェブコミック配信サイト「comic POOL」にて連載開始[4]、2021年4月2日まで連載された[5]。2021年3月時点で電子版を含めた累計発行部数は120万部を突破している[6]。
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あらすじ
イケメンのエリートサラリーマンで女癖の悪い天草亮は、ある日、駅の階段から落ちかけたところを見知らぬ女子高生に助けられる。その日、亮が帰宅すると、妹の親友が遊びに来ていた。それは亮を助けてくれた女子高生・有馬一花であった。お礼にとキスやデートなど、何でもしてあげるよという亮に、一花は「気持ち悪い。助けてもらったお礼が自分って何考えてるんですか?」と罵倒する。今まで女性に言い寄られるばかりで自分から告白したことがない亮は、彼女の反応に衝撃を受け、その瞬間、彼女に熱烈に恋をする。それ以来、亮は一花の気持ちにお構いなく一方的にストレート過ぎるアプローチを続け、一花はひたすら気持ち悪がり「クズ」「変態」「ストーカー」などと容赦なく罵倒する日々が繰り返される。
登場人物
要約
視点
声の項に示す声優は、ドラマCD版 / テレビアニメ版の順に記載。
- 有馬 一花(ありま いちか)
- 声 - 阿澄佳奈[7] / 小坂井祐莉絵[8]
- 本作の主人公。17歳。女子高生。美術部員。学力は普通ぐらいだが理系は苦手。アニメおたくでアニメ『フォアワード・ワールド』のキャラクター「トウホウ」のファン。亮に一方的に想われていることを迷惑がり、その告白に対し罵倒しつつも、知らず知らず惹かれていくようになる。最終話で亮のことが好きだと伝え、両想いとなる。進路に悩んでいたが、亮のアドバイスを受け学芸員を目指すことになる。
- 天草 亮(あまくさ りょう)
- 声 - 斉藤壮馬[7] / 豊永利行[8]
- 本作のもう一人の主人公。一花の親友・理緒の兄。27歳。一流企業の課長代理(最終話では課長に昇進している)。一花に熱烈かつ一方的に片想いしている。イケメンで頭も良く手先も器用だが、女関係は最悪で、理緒いわく「自分から告ったことがない」「女はガムみたいなものだと思っている」(「味わって噛んでは捨て」を繰り返すという意味)。ただし、一花に片想いするようになってからは、他の女関係はない。
- 天草 理緒(あまくさ りお)
- 声 - 山本希望[7] / 長谷川玲奈[8]
- 亮の妹。一花のクラスメイトで親友。テニス部員。美人・学業優秀・スポーツ万能で男女ともに人気があるが、クールな性格と辛辣な物言いから、高圧的な態度に出られることを恐れる者が多い。力士が好き。はっきり口にはしないが、亮の恋を応援している。弁護士志望[注 1]のため、法学部のある大学を目指している。
- 益田(ますだ)
- 声 - なし / 木村良平[8]
- 亮の中学・高校時代からの友人。フリーカメラマン。普段は軽薄な言動が多いが、意外に真面目。亮が女子高生に片想いしていることを面白がりながらも応援している。
- 歌とバドミントンがとても上手い[10]。
- 多丸 快(たまる かい)
- 声 - 島﨑信長[7] / 榎木淳弥[8]
- 一花のクラスメイト。文芸部員。一花に片想いしていて、告白したが断られた。『フォアワード・ワールド』の原作小説を全巻持っている。口数は少ないが、イケメンでかっこいいと言っている女子が結構いる。
- 中学時代はサッカー部に所属していた[11]。3歳違いの妹がいる[11]。
- 松島 有枝(まつしま ありえ)
- 声 - 早見沙織[7] / 花澤香菜[8]
- 亮と同じ会社に勤務しているOL。亮と同期だが部署は異なる。友人から「アリエッティ」と呼ばれている[注 2]。『フォアワード・ワールド』のキャラクター「トウホウ」のファンだが、会社では秘密にしている。そのことを亮に知られて馬鹿にされると思っていたところ、意外にも理解を示されたことがきっかけで片想いするようになる。亮に告白したが断られた。
- 学生時代はバレーボール部に所属していた[13]。おたくの姉とスポーツマンの弟がいる[13]。
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書誌情報
- もぐす 『恋と呼ぶには気持ち悪い』 一迅社、全8巻
- 2016年2月2日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1483-0
- 2016年11月17日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1531-8
- 2017年7月4日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1559-2
- 2018年1月19日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1584-4 / ISBN 978-4758015851(ドラマCD付き特装版)
- 2018年7月17日[3]、ISBN 978-4-7580-1609-4
- 2019年2月14日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1629-2
- 2020年1月24日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1680-3
- 2021年3月25日発売[3]、ISBN 978-4-7580-1714-5
- もぐす 『恋と呼ぶには気持ち悪い もぐす画集 Une Fleur』 一迅社、2021年3月25日発売[6]、ISBN 978-4-7580-1715-2
テレビアニメ
要約
視点
2020年1月にテレビアニメ化が発表された[14]。2021年4月から6月までAT-Xほかにて放送された[15][16]。
スタッフ
- 原作 - もぐす[15]
- 製作総指揮 - 夏目公一朗[15]
- 監督 - 中山奈緒美[15]
- 助監督 - 山田卓[15]
- シリーズ構成 - 柿原優子[15]
- キャラクターデザイン - 藤田まり子[15]
- 総作画監督 - 藤田まり子、佐藤義久
- 美術設定 - 陳場大輔、植田秀蔵、丸山智宏
- プロップデザイン - 岡野力也、森木靖泰
- 美術監督 - 三宅昌和[15]
- 色彩設計 - 児玉尚子[15]
- 撮影監督 - 松井伸哉[15]
- 編集 - 渡邉千波[15]
- 音楽 - 堤博明[15]
- 音響監督 - 小泉紀介[15]
- 音響制作 - ソニルード、ブルームズ[15]
- プロデューサー - 林信仁、川名悠太、梶原剛、福倉竜馬、宮田芳史、内林大道、本木円、小田学、田邉太一、白井有希子、大森慎司、成田拓也
- プロデュース - 斎藤俊輔[15]
- アニメーションプロデューサー - 衣川徹[15]
- アニメーション制作 - ノーマッド(※OPのみ社名ロゴによるクレジット表記)[15]
- 製作 - 恋きも製作委員会[15](アミューズメントメディア総合学院、AMGエンタテインメント、未来工場、メディアネット ピクチャーズ、一迅社、クリスマスホーリー、北海道文化放送、宮崎放送、オフィスノーブ、シーワン、鐘通インベストメント、BSフジ、東洋レコーディング、ティーエス、BloomZ)
主題歌
- 「モノクロシティ」[17]
- ACE COLLECTIONによるオープニングテーマ。作詞・作曲はたつや◎、編曲はACE COLLECTION。
- 「リナリア」[17]
- まるりとりゅうがによるエンディングテーマ。作詞・作曲はRyuga、編曲は吹野クワガタ。
各話リスト
放送局
インターネットでは、2021年3月29日よりAmazonプライム・ビデオにて毎週月曜21時45分に独占先行配信[16]。
BD
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舞台
2024年4月26日から5月5日までヒューリックホール東京にて、同年5月10日から12日までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演された[21]。
スタッフ(舞台)
- 脚本・演出:伊勢直弘
キャスト(舞台)
脚注
外部リンク
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