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愛知機関区

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愛知機関区(あいちきかんく)は、愛知県稲沢市下津町にある日本貨物鉄道(JR貨物)の機関区である。東海道本線清洲駅 - 稲沢駅間に隣接する。JR貨物の電気機関車ディーゼル機関車貨車内燃機関の検査修繕業務を行う。

概要 愛知機関区, 基本情報 ...

歴史

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構内設備

敷地の中ほどには、有効長4両の検修庫が6線あり[20]、交番検査・台車検査・重要部検査が施工される[21]。西側より、貨車用の1・2番線、電気機関車・ディーゼル機関車を在姿状態で検査する3・4番線、リフティングジャッキを備えた5・6番線となっている[21]

敷地北側には、3線を備える仕業庫があり[20]、電気機関車やディーゼル機関車の仕業検査を行っている[22]。敷地南側には、転削庫を2線備えている[23]

稲沢派出は、敷地中ほどの検修庫の北東、稲沢線上り線の外側の用地(稲沢駅貨物取扱所[24]跡)に設置されている。重要部検査・全般検査の際に機関車から取り外されたディーゼルエンジンが機関区・車両所から搬入され、整備を行う。

主な業務は、自区所属の電気機関車については仕業検査・交番検査・台車検査(重要部検査)および臨時修繕を担当するほか、各種貨車や内燃機関の検修を行っている[16][1]

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所属車両の車体に記される略号

」・・・愛知を意味する「愛」から構成される。

所属車両

要約
視点

2024年令和6年)3月現在[2][25]

電気機関車

EF64形
1000番台23両(1020 - 1028・1033 - 1039・1042 - 1047・1049号機)が所属している。

ディーゼル機関車

DE10形
1500番台1両(1557)が所属している[25]
  • 2024年3月のダイヤ改正後は岡山機関区に貸し出されており、当区での運用はない[25]
  • 過去には、日本車輌からの甲種輸送も担当していた。また、2019年(平成31年)3月のダイヤ改正以前は西浜松駅に常駐していた車両が日本車輌の甲種輸送を行っていたが、同月のダイヤ改正で西浜松駅での入換作業は担当しなくなり、日本車輌からの甲種輸送の際は、甲種輸送がある前日に当機関区がある稲沢駅から単機回送されるようになっていた。
DF200形
200番台8両(201・205 - 207・216・220・222・223号機)が所属している。
  • 五稜郭機関区所属の100番台を改造した200番台を導入し、DD51形をすべて置き換えた。
  • 主に関西本線名古屋 - 四日市間)で運用されている。
DD200形
900番台1両、0番台25両の計26両(901・1 - 25号機)が所属している。

過去の所属車両

DD51形
運用終了時点では、1000番台1両、800番台5両の計6両(1028・825・857・1801・1802・1804号機)が所属していた。
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支区・派出

機関車のエンジンの検修を行う前述の稲沢派出の他、貨車の検修基地として、四日市駅構内に四日市支区を、名古屋貨物ターミナル駅構内に名古屋貨物ターミナル派出を、東港駅構内に東港派出をそれぞれ設置している[10][28]。四日市支区・東港派出の検修業務は名古屋臨海鉄道に委託されており、四日市支区には同社の事業所も設置されている[10][29]

脚注

参考文献

関連項目

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