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放送ライブラリー

神奈川県横浜市中区にある、放送番組資料の保存・視聴および展示のためのアーカイブ施設 ウィキペディアから

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放送ライブラリー(ほうそうライブラリー)は、神奈川県横浜市中区横浜情報文化センター(情文センター)内にある、放送番組資料の保存・視聴および展示のためのアーカイブ施設である。

概要 放送ライブラリーBroadcast Library, 施設情報 ...
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放送ライブラリー入口
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概要

ラジオ放送テレビ放送開始以来、現在までに残っている番組やCMで、資料としての保存に値するものが系統的に収集され、デジタルデータ化されて保存されており、一般利用者は無料でこれらの資料を視聴することができる。放送に関する展示フロアもあり、放送に関連する人物を招いて無料セミナーなども催される。

2000年には、横浜市に現在の放送ライブラリーが開設され、新システムが導入されたのに合わせて、大阪府大阪市住之江区南港大阪ワールドトレードセンタービルディングにも視聴施設が設けられたが[1]、2004年に閉鎖された。

2023年には、「全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(番組アーカイブネット)」のサービスが開始され、対応する一部の図書館から視聴可能になった[2]

運営

公益財団法人放送番組センターが、放送法第167条における「放送番組センター」としての指定を受けて施設を運営している。運営のための費用は、民放NHK横浜市からの基金の運用益や、補助金、寄付金などでまかなわれている。

収集

放送法第169条では、「放送番組センター」は、放送番組の収集の基準を定め、この基準に従って放送番組を収集することとされている。

公益財団法人放送番組センターでは放送番組収集基準を定め、以下の基準に該当する放送番組を収集している[3]

  • 国内および海外の賞を受けた番組
  • 高視聴率、視聴者の反響など話題を集めた番組
  • 表現技法、制作技術などにおいて新しいジャンルを開拓した番組
  • 現代史、社会風俗、人物などの記録として価値のある番組
  • 芸術、科学、伝統文化などの記録として価値のある番組
  • 長期間継続して放送された番組
  • 各社が当センターにおける保存・公開を希望した番組
  • その他、放送史の記録として適当と認められる番組

したがって、放送ライブラリーにはすべての放送番組が保存されているわけではない。

放送ライブラリーでは、テレビ番組約20,000本、ラジオ番組約4,000本を保存しており、そのうち約18,000本が公開されている。また、放送番組以外に、ACC全日本CMフェスティバルで入賞したCMや、劇場用のニュース映画等も収集しており、合計約30,000本が公開されている[4]

沿革

交通アクセス

脚注

関連項目

外部リンク

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