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政彦神社
長崎県新上五島町奈摩郷にある神社 ウィキペディアから
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政彦神社(まさひこじんじゃ)は、長崎県南松浦郡新上五島町奈摩郷(なまごう)に鎮座する神社である。
祭神
天津児屋根命を主祭神に祀る。
境内社
歴史
創建は承元3年(1209年)。藤原通高公によって、藤原氏の始祖である「天津児屋根命」の神霊を勧請し、政彦宮として奉祀した。
藤原通高公は藤原鎌足公の子孫にあたる。通高公の父親・藤原尋覚公が肥前国松浦郡小値賀島・浦部(中通島)2島の地頭職となり小値賀に来任した。嫡男・藤原通高公は奈摩郷に居を構え地頭職を継ぎ、次男・次郎家高は隣接する青方郷に住して青方氏を名乗り、後年通高公より地頭職を受け継いだ。当社は「青方地頭家」と、分家である「奈摩氏」によって藤原始祖神として守護され、両家の祈願社として篤い崇敬を受けた。後世、藤原氏族の分家に伴い北魚目・曽根に「正彦宮」、椛島・伊富貴郷に「政彦宮」を分霊した。
当初は郷内別地に鎮座し、弘安元年(1278年)に現在の宮地に奉遷した。寛政3年(1791年)に稲荷神社を、万延元年(1860年)に金毘羅神社を勧請。
明治4年(1871年)12月に村社に列せられ、昭和12年(1937年)に神饌幣帛料供進神社に指定される。平成21年(2009年)10月24、25日には、御鎮座八百年祭を行う。
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祭祀
祇園祭、11月27、28日の例祭には上五島神楽が奉納される。上五島神楽は1981年(昭和56年)に長崎県の無形民俗文化財に単独で指定されていたが、2002年(平成14年)2月12日には「五島神楽」の一つとして国の選択無形民俗文化財に選択され[1]、さらに2016年(平成28年)3月2日に国の重要無形民俗文化財に指定された[2]。
- 主な祭礼・神事
その他の神社
その他の奈摩郷の神社に宮地嶽神社がある。
また隣接する青方郷に青方神社が、網上郷に客人神社が、旧新魚目町・似首郷に事代主神社、曽根郷に 正彦神社がある。
- 宮地嶽神社
- 客人神社(網上郷)
- 正彦神社(曽根郷)
脚注
参考文献
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