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新藤原駅
栃木県日光市藤原にある野岩鉄道・東武鉄道の駅 ウィキペディアから
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新藤原駅(しんふじわらえき)は、栃木県日光市藤原(ふじはら)にある、野岩鉄道・東武鉄道の駅である。
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概要
野岩鉄道の会津鬼怒川線と、東武鉄道の鬼怒川線が乗り入れている。前者は当駅が起点、後者は当駅が終点である。当駅は両社の共同使用駅であり、野岩鉄道の管轄駅である。東武鉄道ならびに大手私鉄では最北端の駅である[注釈 1]。駅番号は東武鉄道に対してのみ付与されており、TN 58である。
SL列車およびほとんどの特急列車は2駅手前の鬼怒川温泉駅で折り返しており、当駅まで運転される特急列車は、朝の当駅発1本(当駅止まりの特急はない)と、野岩鉄道直通の「リバティ会津」のみである。かつては東武 - 野岩鉄道を直通する列車も多く、2社の分界駅ではあるが、途中駅としての性格が強かった。野岩鉄道会津鬼怒川線は2両編成が原則のため、東武線下今市方面から運転される4両編成の普通列車は当駅で折り返していた[注釈 2]。
しかし、2022年3月12日のダイヤ改正で、両社の直通は「リバティ会津」ならびに2往復の鬼怒川温泉駅発着列車(うち1往復は快速「AIZUマウントエクスプレス」)のみに縮小され、当駅を跨いで利用する場合は、前述の列車を除いて乗換が必要となった[1]。
合併前の藤原町および大字の読みは「ふじはら」であり、駅名と異なる。
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歴史
- 1919年(大正8年)12月28日 - 下野軌道藤原駅として開業。
- 1921年(大正10年)6月6日 - 下野軌道が下野電気鉄道に改称、下野電気軌道の駅となる。
- 1922年(大正11年)3月19日 - 現在地に移転し新藤原駅に改称。
- 1943年(昭和18年)5月1日 - 東武鉄道が下野電気鉄道を買収。東武鉄道の駅となる。
- 1986年(昭和61年)10月9日 - 野岩鉄道会津鬼怒川線開業[2][3]、駅の管理が東武鉄道から野岩鉄道へ移管される。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 東武鉄道の駅ナンバリング(TN 57)を導入。
- 2017年(平成29年)4月21日 - 東武ワールドスクウェア駅の開業に先立ち、東武鉄道の駅ナンバリングをTN 58に変更[4]。
駅構造
島式ホーム2面3線を有する地上駅。駅舎は1・2番線ホームと直結し、1番線ホームは駅舎側に車止めがある。駅舎と3・4番線ホームは構内踏切により連絡している。2番線ホームと3番線ホームは同一線路を共有する。下今市方に留置線が2線存在する(4番線のみ直接留置線に繋がっている)。
東武用の簡易PASMO改札機が設置されている(野岩鉄道ではICカードを利用できない)。自動券売機は設置されておらず、乗車券類は野岩・東武とも改札窓口で発売しており、東武の特急券も取り扱う。
- 改札口(2020年6月)
- 1・2番線ホーム(2021年8月)
- 3・4番線ホーム(2021年8月)
- 1番線ホームにある車止め(2008年10月)
- 構内踏切(2020年6月)
- 構内留置線と野岩鉄道本社(2011年12月)
のりば
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
利用状況
要約
視点
両社とも相互直通人員を含んだ値である。減少傾向が続いており、特に東日本大震災が発生した2011年度は両社とも前年度比20%以上の減少を記録した。
近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通りである。
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駅周辺
バス路線
最寄りのバス停はは日光交通が「藤原」停留所、日光市営バスが「新藤原駅前」停留所(上りは降車専用、下りは乗車専用)である。国道121号(会津西街道)沿いにあり、2事業者とも同じ場所にポールが設置されている。
隣の駅
- 野岩鉄道
- ■会津鬼怒川線
- ■特急「リバティ会津」停車駅
- □快速「AIZUマウントエクスプレス」・■区間快速(東武線内は「普通」として運転)
- ■普通
- 新藤原駅 - 龍王峡駅
- 東武鉄道
鬼怒川線
- ■特急「リバティきぬ」一部始発駅、■特急「リバティ会津」停車駅
- ■普通
- 鬼怒川公園駅 (TN 57) - 新藤原駅 (TN 58)
脚注
関連項目
外部リンク
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