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日本オーケストラ連盟

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公益社団法人日本オーケストラ連盟(にほんオーケストラれんめい)は、日本に所在する40(正会員27、準会員13)のプロオーケストラが加盟している公益社団法人

概要 団体種類, 設立 ...
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事業内容

「交響楽の振興と普及を図り、もって我が国文化の発展に寄与する」という目的を達成するために、以下の事業を行っている[1]

  1. 交響楽に関する調査研究及び資料、情報の収集
  2. 交響楽振興のための公演及び講習会などの開催
  3. 青少年に対する交響楽の普及
  4. 交響楽に関する国際交流
  5. その他、目的を達成するために必要な事業

1に関しては、2007年(平成19年)から3月31日を「オーケストラの日」と定め、加盟楽団が各地でコンサートを同時開催するイベントを主催している[2]。その他、文化庁主催の「アジア オーケストラ ウィーク」の制作も行っている[3]

沿革

  • 1964年昭和39年) - 東京 で「東京オーケストラクラブ」が結成[1]
  • 1968年(昭和43年) - 「日本交響楽団連絡会議」に改組[1]
  • 1972年(昭和47年) - 東京以外の都市に所在するオーケストラが「地方交響楽団連盟」を設立[1]。東京の「日本交響楽団連絡会議」と相互交流を開始。
  • 1989年平成元年) - 東京と地方の両団体が「全日本オーケストラ連盟」結成を決定[1]
  • 1990年(平成2年)7月 - 任意団体「日本オーケストラ連盟」が発足(加盟楽団数18)[1]
  • 1995年(平成7年)1月31日 - 社団法人「日本オーケストラ連盟」設立[1]
  • 2012年(平成24年)8月 - 公益社団法人に移行[1]

以上のような成立経緯から、「首都圏オーケストラ連絡会」と「地方オーケストラ連絡会」が組織内部に存在し、各々の連絡会が別個に会議を行ったり、合同会議が行われたりする。

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加盟団体

正会員

準会員

会員の入会に関する条件

正会員[4]
  1. 法人格を有する非営利団体に所属するプロフェッショナル・オーケストラであること。
  2. 固定給与を支給しているメンバーによる2管編成以上のオーケストラであること。
  3. 定期会員制を採用し、年間5回以上の定期演奏会をはじめとする自主演奏会を10回以上行なっているオーケストラであること。
  4. 運営主体としての事務局組織を持っているオーケストラであること。
  5. 正会員より推薦を受けたオーケストラであること。

以上の条件を勘案し、その実績から正会員として相応しいと運営委員会・理事会が認めたうえ、総会で議決されたオーケストラであること。

準会員[4]
  1. 弦楽器5部、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、打楽器各1名以上を擁する合奏団であること。
  2. プロフェッショナル・オーケストラとしての演奏活動実績が2年以上あり、定期演奏会を含む自主演奏会を2回以上と、それらを含んだ年間30回以上の演奏活動を行っていること。
  3. 演奏者の構成員は他の会員のオーケストラと重複していないことを原則とする。
  4. 演奏者の構成員は半数以上が固定的に在籍していること。
  5. 専門の経理担当者、楽譜係、舞台担当者を擁する事務局組織を持っていること。

以上の条件を満たし、運営委員会・理事会の承認を経て総会で認められたオーケストラであること。

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活動実績推移

要約
視点

正会員と準会員(2006年より)を合計した活動実績の推移[5]

さらに見る 年度, 公演数 (回) ...

注)2019年度、2020年度、2021年度の公演数については、コロナ禍により中止となった公演を除く。

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オーケストラの日

2007年(平成19年)に3月31日を「オーケストラの日」と制定した。「みみにいいひ」と読む語呂合わせに由来している。オーケストラを身近に親しんでもらうためのコンサート等が各地で開催されるほか、連盟主催の「オーケストラの日」というイベントが開催される[26]

脚注

関連項目

外部リンク

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