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書写山ロープウェイ

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書写山ロープウェイ
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書写山ロープウェイ(しょしゃざんロープウェイ、英語 Mt.Shosya Ropeway)は、兵庫県姫路市書写山上にある名刹・圓教寺付近と山麓を結んでいるロープウェイである[1][2]。姫路市が施設を保有しているが[3]指定管理者制度の導入により、運営業務・施設管理は神姫バスが行っている[2][3][4][5]

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書写山ロープウェイ(山麓駅)
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ロープウェイのゴンドラ内から見た姫路市市街地
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ゴンドラより見た山麓駅
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姫路市営バス時代
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神姫バス移管後

歴史

概要

  • 営業距離:781メートル[3][4][5]
  • 高低差:211メートル[3][4]
  • 最大勾配:27度53分[4]
  • 最高運転速度:5メートル毎秒[4]
  • 支柱:1基[4]
  • 乗車時間:3分50秒[4]
  • 定員:65人(全長6メートル、全幅2.4メートル、全高3メートル)
  • 方式:3線交走式[4]
  • 駅数:2駅(起終点駅のみ)

かつては現施設の北側に平行して安全索道製3線交走式ロープウェイ(定員31名)が存在し、搬器を更新(初代:帝国車両製、2代目:大阪車輌工業製)しつつ運行されていたが、老朽化と輸送力の不足などから1992年平成4年)に現施設に代替された。3代目のゴンドラは「しろまるひめ」と「かんべえくん」、いずれも姫路市マスコットのラッピングを施した2機が稼働していた[3][4]。2018年3月にワイドな視界の客車に更新された[8]。2台のゴンドラはかつては「そよかぜ」「さちかぜ」と名づけられていた。

過去の客車[9]
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駅一覧

山麓駅(書写駅) - 山上駅(書写山上駅)

  • 駅名の表記について、公式サイトでは「山麓駅」「山上駅」としている。
    • 神姫バスでは、山麓駅前の停留所名を「書写駅」としている。また、国土交通省への届出では「山麓」「書写山上」としている[5]
    • 大手の時刻表では、山麓駅と山上駅をそれぞれ「書写駅」「書写山上駅」と表記[10]

特徴

  • 跳ね上げ式桟橋 - プラットホームに跳ね上げ式桟橋が設けられており[4]、乗車時には降ろして安全にゴンドラに乗れ、進入・発車時には跳ね上げて、比較的高速でもプラットホームにぶつからずに入れる利点がある。
  • ガイドの添乗 - 録音ではなく、女性ガイドが添乗して、ロープウェイおよび書寫山圓教寺の説明を行っている。

利用状況

年間乗車人員の変遷は下記のとおり[11]

  • 1993年(平成5年) : 54万1,274人
  • 1994年(平成6年) : 47万2,796人
  • 1995年(平成7年) : 42万7,491人
  • 1996年(平成8年) : 45万6,649人
  • 1997年(平成9年) : 42万4,162人
  • 1998年(平成10年) : 39万8,028人
  • 1999年(平成11年) : 38万5,556人
  • 2000年(平成12年) : 36万0,143人
  • 2001年(平成13年) : 35万9,668人
  • 2002年(平成14年) : 38万3,795人
  • 2003年(平成15年) : 39万3,225人
  • 2004年(平成16年) : 38万2,560人
  • 2005年(平成17年) : 35万8,572人
  • 2006年(平成18年) : 35万3,080人
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接続交通等

  • 姫路駅から山麓駅(書写山ロープウェイ停留所)まで、神姫バスの路線バス(8系統)が連絡している[1]。所要約25分。
  • 山上駅から圓教寺摩尼殿までは、山道を0.8キロメートルほど歩くか、寺運営の有料マイクロバスを利用。開山堂(奥の院)まではさらに徒歩約0.7キロメートル。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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