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寺地はるな

日本の小説家 (1977-) ウィキペディアから

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寺地 はるな(てらち はるな、1977年[1] - )は、日本小説家

概要 寺地 はるな(てらち はるな), 誕生 ...

経歴・人物

佐賀県唐津市出身[2]・大阪府門真市在住[3]。 高校卒業後、アルバイトやパソコン教室通いを経て20歳で就職[4]。32歳で結婚し、大阪府に転居[4]。会社勤めと主婦業の傍ら、35歳から小説を書き始める[5]。 別名義で応募した作品が第29回・第30回太宰治賞、第10回日本ラブストーリー&エンターテインメント大賞の最終候補となる[6]2014年、「ビオレタ」でポプラ社が主催する第4回ポプラ社小説新人賞受賞[7][8]

2020年『夜が暗いとは限らない』で第33回山本周五郎賞候補。同年、大阪市が主催の 咲くやこの花賞受賞(文芸その他部門)。2021年『水を縫う』で第42回吉川英治文学新人賞候補。同年同作で第9回河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞[9]。2023年『わたしたちに翼はいらない』が大藪春彦賞候補となる。2024年『ほたるいしマジカルランド』(前年に文庫化)にて第12回大阪ほんま本大賞受賞[10][11]

小説を書き始めたきっかけとして、「結婚を機に出身地の佐賀から大阪に出てきたが、知り合いがおらず、子どももまだ小さかったため、話し相手がいなかった。そんな中、どんどん自分の中に蓄積していく言葉を吐き出したかった」と語っている[12]。好きな作家として、田辺聖子姫野カオルコ町田康を挙げている[13][14]。趣味は刺繍[13]

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作品リスト

要約
視点

アンソロジー

「」内が寺地はるなの作品

雑誌掲載作品

小説
  • 「ライオンのいる橋」 - 『小説トリッパー』2016年冬季号(2016年12月 朝日新聞出版 全国書誌番号:00111272
  • 「小柳さんと小柳さん」 - 『小説すばる』2017年3月号(2017年2月 集英社 全国書誌番号:00065413
  • 「翼が無いなら跳ぶまでだ」 - 『小説すばる』2017年5月号(2017年4月 集英社)
  • 「あの子は花を摘まない」 - 『小説すばる』2017年7月号(2017年6月 集英社)
  • 「妥当じゃない」 - 『小説すばる』2017年9月号(2017年8月 集英社)
  • 「おれは外套を脱げない」 - 『小説すばる』2017年11月号(2017年10月 集英社)
  • 「君のために生まれてきたわけじゃない」 - 『小説すばる』2018年1月号(2017年12月 集英社)
  • 「秘密結社園芸クラブ」 - 『飛ぶ教室』2018年冬号(2018年1月 光村図書出版 ISBN 978-4-8138-0007-1
  • 「絹と砂」 - 『小説NON』2019年6月号(2019年5月 祥伝社 全国書誌番号:00050466) - (連載中)
  • 「どうしてわたしはあの子じゃないの」 - 『小説推理』2019年9月号(2019年8月 双葉社 全国書誌番号:00011419
  • 「コードネームは保留」 - 『別冊文藝春秋』2020年1月号(2019年12月 文藝春秋
  • 「深く息を吸って、」 - 『別冊文藝春秋』2020年3月号(2020年2月 文藝春秋)
  • 「メロンソーダ」 - 『カドブンノベル』2020年4月号(2020年3月 KADOKAWA)
  • 「マーブルチョコレート」 - 『カドブンノベル』2020年6月号(2020年5月 KADOKAWA)
  • 「ウエハース」 - 『カドブンノベル』2020年8月号(2020年7月 KADOKAWA)
  • 「ありふれた特別」 - 『紙魚の手帖』vol.08 DECEMBER 2022(2022年12月 東京創元社
  • 「マダムにきけ」 - 『紙魚の手帖』vol.22 APRIL 2025(2025年4月 東京創元社) -
エッセイなど
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脚注

関連項目

外部リンク

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