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柳津駅 (宮城県)
宮城県登米市津山町柳津にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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柳津駅(やないづえき)は、宮城県登米市津山町柳津字谷木(やぎ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線の駅[4]ならびに気仙沼線BRTのバス停留所である。
当駅は鉄道路線としての気仙沼線の終着駅であり、BRTとの接続駅となっている。なお、BRTの一部の便は前谷地駅へ直通し、直通する便は全便が前谷地駅 - 当駅間をノンストップで運行している。
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歴史
気仙沼線は、まず気仙沼駅から本吉駅までの区間が1957年(昭和32年)に開通し、次に前谷地駅から本吉駅に向かう形で線路の敷設工事が行われた。1968年(昭和43年)10月24日に前谷地駅から柳津駅までの区間が柳津線として開通し、柳津駅はこの時にその終端駅として開業した。その後、1977年(昭和52年)12月11日に気仙沼線は全線開通し、柳津駅は中間駅となった[5]が、柳津駅から気仙沼方は東日本大震災での被災を経てBRT化され、2020年(令和2年)4月1日付で43年ぶりに終端駅に戻った。
年表
- 1968年(昭和43年)10月24日:日本国有鉄道柳津線の終着駅として開業[2]。
- 1977年(昭和52年)12月11日:本吉駅 - 当駅間開業により気仙沼線全通。柳津線が気仙沼線に編入され、気仙沼線の途中駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)10月14日:天皇・皇后の宮城県訪問(国体臨席)に伴う1号御料車編成(DD51 842牽引)のお召し列車が、仙台駅から小牛田駅・石巻線・前谷地駅を経由して当駅間に運転される[6]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)8月20日:当駅 - 気仙沼駅間がBRTで仮復旧[報道 1]。
- 2015年(平成27年)6月27日:前谷地駅 - 当駅間でBRTを延伸[報道 2]。
- 2018年(平成30年)7月1日:BRTが専用道延伸により当駅構内に乗り入れ[報道 3]。
- 2020年(令和2年)4月1日:当駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業が廃止される[報道 4][報道 5]。
- 2022年(令和4年)4月1日:登米市による乗車券委託販売(簡易委託)の受託を解除し、終日無人化[3]。
- 2022年まで使われた駅舎(2019年7月)
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駅構造
鉄道としては単式ホーム1面1線を有する地上駅である。跨線橋があり、駅舎、ホームおよび駅舎の反対側の道路を連絡している。
小牛田駅管理の無人駅である。以前は登米市が受託する簡易委託駅で、駅舎「ゆうキャビン」内のカウンターで乗車券類を発売していた。
かつては島式ホーム1面2線であり[4]、1番線が下り気仙沼方面、2番線が上り前谷地方面であった。
BRTの乗降場は鉄道ホームから気仙沼方に進んだ専用道上にあり、2車線で上下便の同時停車が可能(番線の設定はない)。鉄道駅とは別に待合室が設けられている他、鉄道ホームと平面で直結する通路が整備されている。専用道は駅前広場と接続しており、前谷地駅発着便の出入りや、駅前広場への留置に利用される。BRTの運行開始時は駅前広場から発着していたが、2018年(平成30年)7月1日より現在の乗降場に移転した。
のりば
- 南側入口(2022年8月)
- 1番線ホーム(2023年7月)
- BRTのりば(2019年7月)
- BRTのりばまでの通路(2023年7月)
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利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)のBRTの1日平均乗車人員は37人である[BRT 1]。鉄道の利用状況については無人化のため、現在は公表されていない。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
- 登米市役所 津山総合支所(旧・津山町役場)
- 津山郵便局
- 登米警察署柳津駐在所
- 国道45号
- 国道342号
- 宮城県道61号涌谷津山線
- 登米市民バス「柳津駅前」停留所
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■気仙沼線
- 御岳堂駅 - 柳津駅
かつて存在した路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■気仙沼線(BRT転換区間)
- 柳津駅 - 陸前横山駅
隣の停留所
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■気仙沼線BRT
- 前谷地駅 - 柳津駅 - 陸前横山駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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