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欲望という名の電車 (映画)
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『欲望という名の電車』(よくぼうというなのでんしゃ、A Streetcar Named Desire)は、1951年のアメリカ映画。テネシー・ウィリアムズによる同名戯曲の映画化作品で、ウィリアムズ自身が脚本に参加している。
この作品でヴィヴィアン・リーがアカデミー主演女優賞とヴェネツィア国際映画祭女優賞、カール・マルデンがアカデミー助演男優賞、キム・ハンターがアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞女優賞を受賞している。また、ヴェネツィア国際映画祭の審査員特別賞も受賞している。
スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されている。
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ストーリー
港湾都市ニューオーリンズのうらぶれた下町。Desire(欲望通り行き)と表示された路面電車から、孤独な未亡人ブランチ・デュボワが降り立った。南部の町の傾きかけた名家に生まれたブランチは、家族の看護やその葬儀などで財産を使い果たし、身一つで妹のステラを頼って来たのだ。だが、妹の夫スタンリーは貧しい職工で、家もたった二間のアパートだった。
ブランチの言動は情緒不安定な上にお嬢様気取りで、それがいちいち気に障るスタンリー。ブランチも、粗野で暴力をふるうスタンリーを嫌い、共に家を出ようとステラに訴える。だがステラは、それなりに自分を愛してくれるスタンリーから離れられず、子供も身ごもっていた。
心の平静を失いかけながらも、スタンリーの同僚であるミッチとの結婚に望みをかけるブランチ。だが、ミッチに荒んだ過去を知られ、更にスタンリーに襲われたことで、ブランチの精神は崩壊する。
キャスト
賞歴
アカデミー賞
- 受賞
- アカデミー主演女優賞:ヴィヴィアン・リー[3]
- アカデミー助演男優賞:カール・マルデン
- アカデミー助演女優賞:キム・ハンター[4]
- アカデミー美術賞(白黒部門):リチャード・デイ、ジョージ・ジェームズ・ホプキンス
- ノミネート
- アカデミー作品賞:チャールズ・K・フェルドマン
- アカデミー監督賞:エリア・カザン
- アカデミー主演男優賞:マーロン・ブランド
- アカデミー脚色賞:テネシー・ウィリアムズ
- アカデミー撮影賞(白黒部門):ハリー・ストラドリング
- アカデミー録音賞:ネイザン・レヴィンソン、ワーナー・ブラザース
- アカデミー作曲賞:アレックス・ノース
- アカデミー衣裳デザイン賞(白黒部門):ルシンダ・バラード
英国アカデミー賞
- 受賞
- 最優秀英国女優賞:ヴィヴィアン・リー
- ノミネート
ゴールデングローブ賞
- 受賞
- 助演女優賞:キム・ハンター
- ノミネート
- 作品賞(ドラマ部門)
- 主演女優賞(ドラマ部門):ヴィヴィアン・リー
ヴェネツィア国際映画祭
- 受賞
- ヴェネツィア国際映画祭 女優賞:ヴィヴィアン・リー
- ヴェネツィア国際映画祭 審査員特別賞
- ノミネート
ニューヨーク映画批評家協会賞
- 受賞
備考
脚注
関連項目
外部リンク
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