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池上彰のやさしい経済学
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『池上彰のやさしい経済学』(いけがみあきらのやさしいけいざいがく)は、BSジャパンで2011年から2012年にかけて放送された、BSジャパン・テレビ東京共同制作の経済教養番組。ジャーナリスト・池上彰による冠番組の1つで、BSジャパンでは『池上彰の現代史講義』に続くセミナー番組であった。
本稿では、当番組の続編として2014年4月から2015年3月までテレビ東京の制作で放送された『池上彰の経済教室』(いけがみあきらのけいざいきょうしつ)についても述べる。
池上彰のやさしい経済学
要約
視点
池上は、2011年から京都造形芸術大学の特任教授へ就任。当番組では、同大学で実施した公開講義形式の「経済学基礎講座」の収録映像を基に、BSジャパンの関連会社・テレビ東京の経済ニュース映像などを使用しながら、14回にわたって経済学の基礎知識を詳しく伝えた。
放送上の正式タイトルは『池上彰のやさしい経済学 ~明日が分かる基礎講座~』で、経済学部に所属していない学生を対象にした講義[1] が母体になっているため、主な視聴者層を「地上波よりもBS放送が似合う前向きなビジネスパーソン」に設定。池上は放送に当たって、「高校生になったばかりの頃を思い出して取り組めば、経済学の基礎的知識を身に付けることが出来ます。そうなれば最新経済ニュースに接したとき、もっと面白く感じるはずです」というメッセージを出している[2]。
出演者
放送内容
- 第1回:金は天下の回り物 ― 経済とは何だろう
- 第2回:お金はなぜお金なのか ― 貨幣の誕生
- 第3回:「見えざる手」が経済を動かす ― アダム・スミス
- 第4回:資本主義は失業者を生み出す ― マルクス
- 第5回:公共事業で景気回復 ― ケインズ
- 第6回:「お金の量」が問題だ ― フリードマン
- 第7回:貿易が富を増やす ― 比較優位
- 第8回:インフレとデフレ ― 合成の誤謬
- 第9回:政府か日銀 ― 財政政策と金融政策
- 第10回:バブルへGO! ― なぜバブルが生まれ、はじけたか?
- 第11回:日本に残るか海外に出るか ― 円高と産業空洞化
- 第12回:君は年金をもらえるか ― 消費税をどうする?
- 第13回:リーマン・ショックとは何だったのか?
- 第14回:日本はどうして豊かになれたのか?戦後日本経済史
関連コンテンツ
BSジャパンでの放送期間終了後には、日本経済新聞出版社が番組タイトルと同名の書籍、ユーキャンが同名のDVDを発売している[3]。
書籍
いずれも、テレビ東京報道局の編集で、日本経済新聞出版社から刊行。
- 池上彰のやさしい経済学―1 しくみがわかる(2012年3月24日初版刊行、ISBN 978-4532355081)
- 2013年11月2日に「日経ビジネス人文庫」で文庫版を刊行(ISBN 978-4532197100)
- 池上彰のやさしい経済学―2 ニュースがわかる(2012年4月14日初版刊行、ISBN 978-4532355098)
- 2013年11月2日に「日経ビジネス人文庫」で文庫版を刊行(ISBN 978-4532197117)
DVD
『池上彰の現代史講義』に続いて、複数の放送回をまとめたDVDセットを、分売不可の通信販売限定商品としてユーキャンから発売。
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池上彰の経済教室
要約
視点
2014年4月21日(4月20日深夜)より、テレビ東京系列局および一部の独立局で、週に1回放送。30分番組だが、放送曜日・時間はネット局によって異なる。
池上は2014年4月から、愛知学院大学の特任教授へ就任。当番組では、同大学で実際に受け持っている「池上彰の経済学特講」という講義の収録映像を中心に、映像資料などを交えながら経済関連の基礎知識・経済政策の歴史・企業経営の現状などを詳しく解説する。
出演者
放送リスト
放送局・放送時間
テレビ東京が運営する経済番組のインターネット向け有料会員制動画配信サービス「テレビ東京 ビジネスオンデマンド」では、毎週水曜日の11:00から、同局で放送済みの最新回の動画を配信。それ以前の放送回の動画も閲覧できる[4]。
過去の放送局
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脚注
外部リンク
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