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湘北短期大学

神奈川県厚木市にある私立大学 ウィキペディアから

湘北短期大学
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湘北短期大学(しょうほくたんきだいがく、英語: Shohoku College)は、神奈川県厚木市温水428に本部を置く日本私立大学1974年創立、1974年大学設置。大学の略称は湘北。

概要 湘北短期大学, 大学設置/創立 ...

概観

大学全体

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 1974年の開学にあたり、ソニー株式会社ファウンダー、学校法人ソニー学園の理事(当時)の井深大が「私の期待する大学教育」として語った次の言葉を建学の精神とする。
なんとかして有名大学を出ることが、もっと簡単に言えばよい大学へさえ入ってしまえば人生の大半が決まってしまう様な今日の世の中の機構に、私は大変疑問を感じる。ほんとうに世の中の役に立ちその存在に意味のある人は、こんな教育の考え方の中から決して生れてこないだろう。教育は決してだまっていて上から自動的に与えられるだけのものではない。自分で求め何処までも自分で追求して行くのが真の教育の姿ではないだろうか。こんな方向を目指し、どんどん実現して行ける学校がこれからの日本にはどうしても必要であるということから、湘北短期大学が生れることになったのである。実技を通じて智識のみでなく、世の中を活きていく、人を率いて行ける人柄を身につける教育を、私は大いに期待している。

教育および研究

  • 総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科、保育学科の3学科を持つ。
  • 学科の他に、ICT教育センター、グローバルコミュニケーションセンター、インターンシップセンター、リベラルアーツセンターの4センターが設置する。

学風および特色

  • 「社会で本当に役に立つ人材を育てる」ことを教育理念に、基礎能力と実践に役立つ専門知識を学ぶ「知識の教育」と人間力を高める「心の教育」に主眼を置く。
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沿革

略歴

  • 設置母体である学校法人ソニー学園は、1964年にソニー株式会社の寄付により創設された。ソニー厚木工場(現:厚木テクノロジーセンター)に勤務する若年女子社員へ優れた高校教育を提供することを目的に1965年ソニー厚木学園高等学校を開校し、1975年に閉校した。高等教育へ需要の高まりから、1974年に「湘北短期大学」を開学した。

年表

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基礎データ

所在地

  • 神奈川県厚木市温水428 

象徴

  • カレッジマークは右記資料を参照のこと[注 45]

学生数、教職員数

  • 学生数956人
  • 教職員数78名
  • 非常勤講師数102名

交通アクセス

  • 最寄り駅は小田急電鉄小田原線本厚木駅
  • 通学用に、最寄り駅の本厚木駅南口付近から大学までスクールバスを無料で運行し、湘北短期大学行きの路線バス(神奈川中央交通)も運行する。

学科

  • 総合ビジネス・情報学科 入学定員220名[1]
  • 生活プロデュース学科 入学定員125名[1]
  • 保育学科 入学定員135名[1]

学科の変遷

  • 電子工学科
    • 第一部→電子情報学科→情報メディア学科 入学定員100名[注 46]
    • 第二部 入学定員50名[注釈 12]
  • 生活科学科
  • 商経学科→総合ビジネス学科→総合ビジネス・情報学科

見出しタイトル

専攻科

取得資格について

  • 正規授業や課外の特別対策講座等で、積極的に資格取得を支援する。「資格取得奨励制度」を設置し、在学中に指定した資格を取得した学生を報奨し、奨学金を授与する。
  • 保育学科に在籍して卒業の要件を充足し、かつ教育職員免許法その他に定める科目及び単位を修得することによって得られるもの
    • 幼稚園教諭2種免許状
    • 保育士資格
    • 社会福祉主事任用資格[注 49]

研究

  • 『湘北紀要 = Journal of Shohoku College』[82] 

教育

  • 文部科学省のGP(優れた取組み)に、これまで通算7度(単独申請6度、共同申請1度)のGP選定を受ける。
    • 「特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)
      • 平成15年度選定:「短期大学における社会体験教育の多面的展開」[83]
      • 平成16年度選定:「国際交流体験教育の多面的展開」
      • 平成18年度選定:「高大連携による地域教育ネットワークの形成」
    • 「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP=共同申請)
      • 平成16年度選定:「大学間連携による教養教育への総合的取組」
    • 「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(学生支援GP) 
      • 平成19年度選定:「学生の主体的活動を誘発する支援環境の構築」
    • 「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)
      • 平成20年度選定:「図書館を実践の場とする学科横断PBL教育」
    • 「【テーマA】大学教育推進プログラム」(GP)
      • 平成21年度選定:「現代型社会人育成を俯瞰する入学前教育構築」
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学生生活

サークル・同好会

  • 体育系:ダンス、テニス、サッカー、バスケットボール、バドミントン、バレーボール
  • 文化系:イラスト、演劇、踊り遊び、絵本、軽音楽、ゲーム、茶道、写真、創作手話、吹奏楽

委員会

  • 財務委員会、調査広報委員会、スポーツ大会実行委員会、庶務委員会、クリスマス委員会、福祉委員会、国際交流委員会、湘北祭実行委員会

学園祭

  • 湘北祭は、毎年秋に2日間の日程で開催される学園祭であり、最終日には花火が打ち上げられる。各種模擬店や保育学科のパフォーマンス、各学科の学習成果の展示、創作手話コンサートなど催す。例年、子どもから大人まで多くの来場者が訪れる。

スポーツ

  • 19年度は関東短期大学バレーボール連盟主催の大会で、男子が秋季優勝、女子は春季・秋季とも優勝した実績がある。

大学関係者と組織

学長

施設

キャンパス

  • 1号館:理事長室、法人本部、健康相談室、事務室、講師控室、会議室、CALL演習室、デザイン演習室、調理室、情報メディア演習室、造形室、研究室など
  • 2号館:ML教室、幼児体育室、ピアノ練習室など
  • 3号館:学生ホール、三省堂書店、製図室など
  • 4号館:映像教室、図書館、セミナー室、第1~第4OA教室、オフィスワーク演習室、和室など
  • 5号館:キャンパスレストラン、体育館、シャワー室など
  • 6号館:イベントホール、大教室、大会議室、インターネットカフェなど
  • 7号館:MLレッスン室、ピアノ練習室、表現体育室など
  • テニスコート

対外関係

相互点検・評価  

海外大学との姉妹校提携

オーストラリア

  • 国立ニューカッスル大学
    ニューカッスル大学 (NCU) とエクスチェンジプログラムが盛んで、毎年、NCUから湘北短大へは英語教員や短期留学生が訪問、湘北短大からNCUへは、短期研修や留学クラス学生を派遣している。NCUの短期留学生が来日時に独特の学生交流プログラムを実施する。
  • 国立オーストラリアンカソリック大学 

アメリカ

  • コネチカット州立大学

カナダ

  • ビクトリア州立大学

台湾

  • 嶺東技術学院 
  • 親民工商専科学校

姉妹校

  •  ソニー厚木学園高等学校[注 50]

関連施設

  • 社会福祉法人湘北福祉会「あゆのこ保育園」
  • 社会福祉法人湘北福祉会は、学校法人ソニー学園湘北短期大学を母体として、2004年に設立された。湘北短期大学保育学科では、「あゆのこ保育園」と連携したカリキュラム(保育ボランティア、子育て支援体験、出張公園、他)が取り入れられ教育の実践に活かされている。
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社会との関わり

  • インターンシップ
    ソニーグループをはじめとする各企業でのインターンシップ(企業実習)が盛ん、毎年100名を超える学生が参加している。
  • 高大連携プログラム
    2002年4月にスタートした高等学校との教育交流協定「湘北カレッジ・パス・プログラム」は、高校生の進路選択の機会を広げること、大学高校間の交流により、双方の教育の活性化を図ることを目的に、地域の教育文化の核となることを目指している。2009年での連携校は27校を数える。
  • 厚木市民大学教養講座
    厚木市主催の厚木市民大学教養講座を毎年開講し、多くの市民が受講している。
  • 厚木市内店舗・事業所のホームページ制作
    情報メディア学科では、厚木商工会議所と連携して、厚木市内の店舗・事業所のウェブサイトの企画制作をする取り組みを行っている。
  • 子ども向けワークショップ
    厚木市子ども科学館を会場に、地域の子どもたちに科学のおもしろさを知ってもらうことを目的に、情報メディア学科と保育学科の学生たちが湘北で学んだ知識や技術を生かして、子ども向けワークショップを開催している。
  • あつぎテクノフェスタ
    厚木市主催の『あつぎテクノフェスタ』に本学の情報メディア学科の学生らが参加している。
  • 湘北ジュニアサイエンスプログラム
    青少年の理科離れ現象の改善にささやかながら寄与しようという意図に基づき、厚木市内の小学校や中学校で理科の体験教室を実施している。
  • 図書館相互利用
    厚木市立中央図書館と厚木市内の大学図書館との相互利用ができる。 
  • クリーンキャンペーン
    本厚木駅からキャンパスまでを道のりを清掃しながら通学する、全学の取組みを年に4回ほど実施している。

卒業後の進路について

編入学・進学実績

外部リンク

注釈

注釈グループ

  1. 右記資料も参照のこと[5]
  2. のみ
  3. のみ
  4. うち男1
  5. 1979年8月30日をもって正式に廃止となる[9]。それに伴い、従来の電子工学科第一部→電子工学科、生活科学科第一部→生活科学科にそれぞれ変更となる。
  6. うち男2
  7. うち男100
  8. うち男5
  9. うち男7
  10. 入学定員75名
  11. 入学定員を150→135に減員。
  12. 最終募集となった1976年における体制[72][73]
  13. 最終募集となった2000年における入学定員は75名[74][75]

補足

  1. ほか学科も参照のこと。
  2. ほか専攻科も参照のこと。
  3. 現在の文部科学省
  4. 昭和52年度より学生の募集を停止[7][8]
  5. うち女4
  6. うち女14
  7. 右記資料も参照のこと[14]
  8. うち女31
  9. うち女56
  10. 出典[17][18]昨年度の資料[19]及び本年度のそれ[20]も其々参照のこと。
  11. うち男101
  12. うち男92
  13. うち男94
  14. 右記資料も参照のこと[27]
  15. うち女123
  16. うち女122
  17. 出典[31][32]
  18. 前年における電子工学科の入学定員100名[33]から150名へ増員[34]
  19. うち男55
  20. うち男61
  21. うち男4
  22. 出典[36][37][38]昨年度の資料[34]及び本年度のそれ[39]も其々参照のこと。
  23. うち男3
  24. 出典[41][42]
  25. 出典[43]。うち1回生 男66、女654[44]
  26. うち男107
  27. 出典[45][46][47][48]。生活科学科全体の入学定員は前年の据え置き[49]
  28. うち男170
  29. うち男18
  30. 出典[51]
  31. うち男206
  32. 男10
  33. うち男54
  34. 平成13年度より専攻別の学生の募集を停止し、生活科学科での募集に一本化[53][54]
  35. 入学定員を150→130に減員。
  36. 入学定員を50→100に増員
  37. 出典[58][59]
  38. 平成28年度より学生の募集を停止[60][61]
  39. 2017年4月をもって正式に廃止となる[62][63]
  40. 出典[60][61]
  41. 前年度まで学生募集されていた総合ビジネス学科の入学定員140名に情報メディア学科におけるそれの100名分を編入して、なおかつ合算した入学定員240より20名減員。ちなみに、旧来の総合ビジネス学科については、2018年8月をもって正式に廃止となる[64][65]
  42. 2026年度より全学科においても導入される予定[67]
  43. 出典[68][69]
  44. 最終募集となった2015年における体制[70][71]
  45. 最終募集となった2002年における体制[76][77]2003年3月31日をもって正式に廃止となる[78]
  46. 最終募集となった2012年における体制[79][80]2013年3月をもって正式に廃止となる[81]
  47. 保育学科のほか、生活プロデュース学科でも取得できた。
  48. 1976年頃に廃校。

出典

参考文献

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