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熊川駅
東京都福生市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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熊川駅(くまがわえき)は、東京都福生市大字熊川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である[1]。駅番号はJC 81。八王子支社管轄の駅。
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歴史
1925年(大正14年)4月、五日市鉄道の路線が熊川村を通過するに当たり、同社は福生村熊川村組合に対し、
- 1926年4月までに、多摩川橋梁に通じる築堤部分に人が通行できるトンネルを建造する。
- 開業後3年以内に、停車場を村内に設置する。
との承諾書を提出した。
同月、拝島仮停車場 - 五日市駅間が開通したが、承諾書の2項目は約束通りには進まず、
- トンネルは資金難のため建造が危うくなり、建造工事に伴う営業停止の補償料という名目で福生村熊川村組合が2500円を支出した。
- 停車場は1931年(昭和6年)になって設置場所を決定し、土地買収並びに建物に掛かる経費500円は多摩製糸株式会社が200円、熊川製糸所が50円残りは停車場周辺の小売商人及び料理飲食店が寄付した。
また、多摩製糸は同停車場から同社石炭置場まで石炭運搬のための軽便鉄道を所有し、1936年(昭和11年)頃まで使用していた[3]。
年表
- 1931年(昭和6年)
- 1940年(昭和15年)10月3日:五日市鉄道の南武鉄道への合併により、同社の駅となる[2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により、運輸通信省五日市線の駅となる[2][4]。
- 1962年(昭和37年)11月19日:車両増結により奥多摩街道の踏切にかかるため、拝島駅側に0.2km移転[4][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2][4]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2015年(平成27年)4月1日:終日無人化。
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駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。拝島駅が管理する無人駅。自動改札機はなく、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。トイレも構内にはないが、駅入口横に福生市管理の公衆便所が設置されている。
2015年に無人駅に戻った。有人駅の時はJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、原則7:35から15:55まで駅員が配置され集札業務のみを行っていた。
- 改札口(2021年4月)
- ホーム(2021年4月)
- 券売機の代わりに設置された乗車駅証明書発行機(2021年7月)
利用状況
2013年(平成25年)度の1日平均乗車人員は1,408人である。
近年の推移は下記の通り。
駅周辺
バス路線
駅から南西に約200mほど進んだ奥多摩街道沿い・鍋二公園前に「熊川駅」停留所が存在する。駅ホームおよび駅舎と停留所の間はそれぞれ見通すことが出来ない。
熊川駅
- 北方向
- 立89・拝19:福生営業所
- 南方向
- 立88:立川駅北口
- 拝18:拝島駅
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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