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武蔵五日市駅
東京都あきる野市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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武蔵五日市駅(むさしいつかいちえき)は、東京都あきる野市舘谷台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅[1]。同線の終着駅である[1]。駅番号はJC 86。八王子支社管轄の駅。東京都道33号沿いに位置する。

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歴史
要約
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五日市鉄道の駅として開業。かつては手前300メートル程東に「三内信号扱所」(当駅の構内扱い、現在の高架区間の始まり)があり、北方向に分岐する「岩井支線」があった。貨物列車は当駅を通らずに拝島方面から武蔵岩井方面へ直行し、旅客列車は当駅からここでスイッチバックして武蔵岩井へと向かっていった。この路線はセメントの原料になる石灰岩を輸送するために敷設されたものである。しかし輸送がトラックに移行されたため、1971年(昭和46年)に旅客輸送を廃止して貨物専用になった後、1982年(昭和57年)に廃線になった。
当駅の高架化の際に、旧岩井支線の路盤が活用された[1]。現在、三内信号扱所跡から南方には高架化前の当駅に向かう本線跡が廃線敷として残っている。
五日市線の終着駅ではあるが、高架化は頭端駅構造ではなく中間駅構造で行われた。そのため下り先端部は延伸できる構造になっている。かつて檜原村への延伸要望があった[3]が、今後の構想や計画については特に公表されていない。
年表
- 1925年(大正14年)
- 1940年(昭和15年)10月3日:五日市鉄道の南武鉄道への合併により、同社の駅となる[2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化で、運輸通信省五日市線の駅となる[2][4]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足し、国鉄五日市線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)4月15日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1971年(昭和46年)2月1日:当駅 - 大久野間の旅客営業を廃止[2]。同時に大久野 - 武蔵岩井間を廃止[2]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:当駅 - 大久野間廃止(貨物営業終了)[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
- 1993年(平成5年):駅舎高架化工事に着手[6]。
- 1996年(平成8年)7月6日:駅舎が高架化される[6]。自動改札機を設置し、供用開始[7]。発車メロディを導入。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」が利用可能となる[8]。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)9月30日:みどりの窓口の営業を終了[12]。
- 2018年(平成30年)4月1日:業務委託化[13]。
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駅構造
JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託している拝島駅管理の業務委託駅である[13]。駅舎内には自動改札機、自動券売機(黒色の多機能券売機)、自動精算機、コンビニ「NewDays」などがある。改札は1か所で、出口は北口と南口がある。南口から北口へ通路を伸ばした形になっているが、メインは南口である。
のりば
- 夜間留置が2本設定されている。
- 改札口(2021年4月)
- ホーム(2021年4月)
- 車止め(五日市線の終端)(2021年4月)
- 線路終端部(2008年4月)
駅構内店舗など
いずれも改札外にある。
- NewDays:コンビニ[14]。店内にみずほ銀行のATMが設置されている[15]。土産物の取り扱いもある。
- 観光情報コーナー:あきる野市が設置・運営[11]。秋川渓谷の観光パンフレットやポスター掲示など。シーズン中などの土日祝の午前中にボランティアガイドが常駐している[11]。2016年4月29日、駅舎リニューアルに合わせて開設[11]。
- 五日市観光案内所:あきる野市観光協会の案内所[16]。
- blan.co (ブランコ):軽食・飲物などのテイクアウト。2階にイートインスペースがある。2019年9月14日開業[17]。店舗内装に多摩産木材を使用している[18]。
- コインロッカー:サイズは400円、500円の2種類。
- 公衆無線LANサービス「秋川渓谷Wi-Fi」:駅や観光情報コーナー・観光案内所、公共施設や観光施設などで無料で利用できる[19]。
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利用状況
要約
視点
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は3,692人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
旧五日市町の中心部にあり、商店なども多い。駅前の檜原街道沿いは商店街「五日市商和会」[20]となっている。
- 山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線(檜原街道)
- 秋川街道
- 東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)
- 西東京バス五日市営業所
観光名所
店舗
金融機関
学校・公共施設
- 五日市警察署
- 五日市警察署五日市駅前交番
- あきる野市役所五日市出張所
- あきる野市立五日市図書館
- あきる野商工会五日市支所
- 東京都立五日市高等学校
- あきる野市立五日市小学校
- あきる野市立五日市中学校
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バス路線
駅舎高架化に伴い駅前バスロータリーが建設された。また駅前には西東京バス五日市営業所がある。西東京バスが運行する一般路線バスと、あきる野市コミュニティバス「るのバス」が乗り入れている。
2010年(平成22年)4月1日からは、五日市線の始発前に武蔵五日市駅始発・拝島駅行の「五40」早朝バスが運行を開始した(4:31発、拝島駅5:03着)。
駐車場・カーシェアリング
荷物一時預かり・有料シャワー・レンタサイクル
- 東京裏山ベース(武蔵五日市駅前)
サイクリング・登山客などを対象に、荷物の一時預かりや有料シャワー、各種レンタル(貸し自転車は7台)、および飲食などのサービスを行っている。
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隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
五日市線
- 武蔵増戸駅 (JC 85) - 武蔵五日市駅 (JC 86)
廃止区間
- 日本国有鉄道
- 五日市線(岩井支線)
- 武蔵五日市駅 - 大久野駅
参考文献
脚注
関連項目
外部リンク
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