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田切駅

長野県上伊那郡飯島町田切にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

田切駅map
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田切駅(たぎりえき)は、長野県上伊那郡飯島町田切にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である[1]

概要 田切駅, 所在地 ...

歴史

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駅構造

単式ホーム1面1線を有する高架駅で、築堤上にある[1]伊那市駅管理の無人駅で、駅舎は無いがホーム上に待合所がある[1]

かつては現在よりも150mほど北側の地上にあったが、急カーブの途中にあり車掌の安全確認が困難だったため、1984年(昭和59年)6月1日に移転した[1]。旧駅には駅舎もあり、駅舎跡には記念碑が建てられている[1]。なお、旧駅のホーム上にあった保線用列車監視ヤグラが、旧ホームが撤去された現在でも残っている。

利用状況

「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。

  • 2007年度 - 53人[1]
  • 2009年度 - 52人[1]
  • 2010年度 - 51人
  • 2011年度 - 46人
  • 2012年度 - 43人
  • 2013年度 - 38人
  • 2014年度 - 33人
  • 2015年度 - 32人
  • 2016年度 - 38人[8]
  • 2017年度 - 40人[9]
  • 2018年度 - 48人[10]

駅周辺

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聖徳寺(飯島町)
  • 国道153号
  • 聖徳寺
  • 関の地蔵尊
  • 道の駅田切の里
  • 飯島町田切の孔子廟 - 当駅より徒歩5分
  • 伊那福岡駅側の中田切川の鉄橋周辺に、鉄道撮影の名所として知られている「Ωカーブ」がある[1]

バス路線

飯島町いいちゃんバス[11]
  • 「地域線(北部地域、東方面)」飯島駅〜田切駅経由〜中央道バス停留所・上山交差点(1日4往復:事前予約型デマンド式コミュニティーバス

その他

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田切駅と聖地巡礼発祥碑

田切ネットワーク

漫画『究極超人あ〜る』の1991年(平成3年)に公開されたOVAは飯田線を舞台にしており、当駅も登場している。公開直後からファンが当駅を訪問するようになったが、同時に待合室内等の落書きが多発した。

そのため1993年(平成5年)に結成された田切ネットワーク[12]により、2022年令和4年)現在に至るまでに待合室・駅周辺の定期的な清掃活動が行われている[13]。 落書きを解消すべくノートと駅スタンプを設置したり、JR東海がイベント用に保有していたクモハ12041号電車やユーロライナーを使用した貸切列車イベントも開催され、これらの列車ではOVA作中の「電車と競争」を実際に体験することも出来た。

2012年(平成24年)からは同作にちなんで当駅 - 伊那市駅間を自転車で走行するイベント[14] も開催されている。


また、2012年には伊那市駅開業100周年を記念したイベント(「飯田線マニアックス」[15][16]および「伊那電伊那まつり巡行」)の監修も行った。

その後、アニメのゆかりの地を訪問する「聖地巡礼」の「発祥の地」を示す碑が2018年(平成30年)7月28日に同駅に隣接する聖徳寺の駐車場に建立されている[17][18]

現在も多くのファンが訪れて、駅待合室に置かれたノートに書込みをしている。

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隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速「みすず
通過
普通
飯島駅 - 田切駅 - 伊那福岡駅

※国有化以前は飯島駅 - 当駅間に伊那赤坂停留場が存在した。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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