トップQs
タイムライン
チャット
視点
真下みこと
日本の推理小説家 ウィキペディアから
Remove ads
真下 みこと(ました みこと、1997年[1] - )は、日本の小説家、作詞家。埼玉県出身[1]。日本推理作家協会会員[2]。変格ミステリ作家クラブ会員[3]。
経歴
大学二年生の秋に短編小説を書き始める[4]。小説の作法がわからなかったため、プロットのような文章で賞に応募した[4]。その後、長編小説を書き始め、「真下処凜」名義で長編小説『透明人間』を第17回『このミステリーがすごい!』大賞に応募したが落選[4]。
メフィスト賞に応募した2作目の長編『#柚莉愛とかくれんぼ』が2019年第61回メフィスト賞を受賞し[4]、2020年、同著にて大学生作家としてデビュー[1]。デビュー作が発売された2020年2月は早稲田大学に在学、2020年3月に早稲田大学を卒業、2022年3月に同大学大学院修了[5][6][7]。
2023年、『わたしの結び目』が第5回ほんタメ文学賞たくみ部門にノミネート[8]。
人物
小学校高学年の頃、重松清の小説を読んでいた[4]。特に重松清の『きみの友だち』は「何度も読み返した思い出の本」として挙げている[4]。中学生からは、湊かなえ、東野圭吾、綾辻行人の小説を読んだ[4]。好きな作家は、朝井リョウ、綿矢りさ、村田沙耶香など[4]。
中学生の頃はAKB48が好きで、同グループのドラマ『マジすか学園』は必ず見ており、高校生の頃は、Perfumeにハマり、ダンスをコピーして踊っていた[9]。2020年5月のインタビューでは、日向坂46の東村芽依が気になっていると語っている[10]。
中学生の頃から作詞作曲をしており、オーディションに音源を送ったこともある。デビュー作『#柚莉愛とかくれんぼ』の作中に出てくるアイドルグループ「となりの☆SiSTERs」のデビュー曲の歌詞や、作中のアイドル「如月由香」の曲も作曲している[11]。さらに、PV[12]で作中のアイドルグループ「となりの☆SiSTERs」の「きみのとなり」が歌われているが、作詞、作曲、編曲、歌唱のすべてを行っている[13]。この他に、趣味で作成した曲をSoundCloudにて公開している[14][15]。
Remove ads
作品
要約
視点
単著
- 『#柚莉愛とかくれんぼ』(2020年2月12日、講談社 ISBN 978-4-06-517716-7[1] / 2021年11月16日、講談社文庫 ISBN 978-4-06-526046-3)
- 『あさひは失敗しない』(2021年10月21日、講談社 ISBN 978-4-06-524958-1 / 2024年9月13日、講談社文庫 ISBN 978-4-06-537258-6)
- 『茜さす日に嘘を隠して』(2022年7月1日、講談社 ISBN 978-4-06-524800-3 / 2025年7月15日、講談社文庫 ISBN 978-4-06-539865-4)
- 『舞璃花の鬼ごっこ』(2023年3月1日、TO文庫 ISBN 978-4-86699-790-2)
- 『わたしの結び目』(2023年4月5日、幻冬舎 ISBN 978-4-344-04066-3 / 2025年5月9日、幻冬舎文庫 ISBN 978-4-344-43474-5)
- 『かごいっぱいに詰め込んで』(2024年8月7日、講談社 ISBN 978-4-06-536176-4)
- 『春はまた来る』(2025年2月19日、幻冬舎 ISBN 978-4-344-04408-1)
共著
アンソロジー
「」内が真下みことの作品
- 『Day to Day』(2021年3月25日、講談社 ISBN 978-4-06-521842-6)「40分の1」
- 『黒猫を飼い始めた』(2023年2月22日、講談社 ISBN 978-4-06-530632-1 / 2025年2月14日、講談社文庫 ISBN 978-4-06-538512-8)「ミミのお食事」
- 『嘘をついたのは、初めてだった』(2023年11月15日、講談社 ISBN 978-4-06-531203-2)「嘘日記」
- 『TOKIMAKE トキメイク コスメアンソロジー』(2024年、同人誌)「かさね塗り」
- 『これが最後の仕事になる』(2024年8月7日、講談社 ISBN 978-4-06-535675-3)「最後の告知」
- 『だから捨ててと言ったのに』(2025年1月16日、講談社 ISBN 978-4-06-537875-5)「お守り代わり」
- 『新しい法律ができた』(2025年5月21日、講談社 ISBN 978-4-06-539432-8)「こんにちは、チャッテー」
雑誌等掲載作品
小説
- 「ミミのお食事」 - 「Mephisto Readers Club」2022年4月11日
- 「見守り隊見習い」 - 『小説宝石』2022年7月号
- 「クラゲのしっぽ」 - 『小説宝石』2023年5・6月合併号
- 「先生あのね」 - 『メフィスト』2023 SPRING VOL.7
- 「やさしいの書き方」 - 『小説宝石』2023年9月号
- 「赤いリボン」 - 『小説宝石』 2024年9月号
- 「スルーパス」 - 『小説宝石』2025年1月号
詩作品
- 「ランダムウォーク」 - 『文藝春秋』2021年11月号
エッセイなど
音楽
作詞
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads