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神津俶祐

日本の鉱物学者 ウィキペディアから

神津俶祐
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神津 俶祐(こうづ しゅくすけ、1880年明治13年)6月5日 - 1955年昭和30年)2月11日)は、日本岩石学者鉱物学者地球科学者東北大学名誉教授[2]理学博士[1][2][3]日本学士院会員[2]

概要 神津俶祐, 生誕 ...

経歴

長野県北佐久郡志賀村(現・佐久市)生まれ。神津清三郎の四男[1][2][3]1905年東京帝国大学地質学科を卒業[2][4]。大学院に学んだ[3]

1907年、農商務技師に任じ[1]、地質調査所技師などを経て1916年東北帝国大学教授となり、岩石鉱物鉱床学教室を設立した。1917年、理学博士の学位を授与された[1]1932年帝国学士院会員[1][3]1942年、退官[2]

人物

1929年、兄で長野電鉄創設者の神津藤平方より分家した[3]。住所は長野県北佐久郡志賀村[2]、宮城県仙台市米ヶ袋下町[1][3]

火成岩溶融現象を研究した。月長石X線による研究で世界的に知られるようになった。日本岩石鉱物鉱床学会日本火山学会の設立にも貢献し、日本の岩石学の近代化を推し進めた。

なお、1969年岩手県田野畑鉱山(田野畑村)で発見された新種の角閃石には神津閃石の名が献名されている[5]。ただし、神津閃石の英名は2012年に Mangano-ferri-eckermanniteと名称変更されている。

家族・親族

神津家
親戚
  • 羽田武嗣郎(衆議院議員、羽田孜の父) - 姪・とし子(藤平の娘)は羽田武嗣郎の妻。俶祐は羽田武嗣郎・とし子夫妻の息子・進を養子とした。

出典

参考文献

関連項目

外部リンク

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